女性は、男性に比べて薄毛は少ないとされていました。
しかし近年、薄毛を気にする女性が増加しているのです。
女性の薄毛は、出産後の抜け毛によるものがよく知られていますね。
しかし、これは出産時の栄養状態やホルモンバランスの変化が原因とされているため、産後数ヶ月で自然に治ります。
薄毛を気にしている日本人女性を調査した結果、女性の薄毛は髪の分け目に沿って薄毛が目立つようになることから始まるのです。
これは男性の脱毛とはパターンが異なります。
また、一般に健康な女性の毛髪は男性より太いと言われています。
しかし、薄毛の部分では髪の細みと共に本数が減少するのが特徴となります。
毛髪の細毛化は、年齢とともに増加してしまい、40代から目立つようになってきます。
さらに更年期以降にも変化が出始めます。
例えば、地肌が透けて見える程度に薄毛が進行してしまうなど、額の生え際が後退するケースも見られます。急に薄毛が進行するのもわかりますね。
このような薄毛に効果的と言われているのは、アサイーなのです。
アサイーとは?
アサイーとは紫色の小さな果実です。
一見するとブルーベリーのような印象でしょう。ところがほとんどが種で果実はわずか5%しかないのです。
大昔からアマゾンの先住民が摂取していた素晴らしい食品になります。栄養が豊富なこともあり近年では多くの人が愛用しているのです。
1年中果実をつけるとされます。そのため、何度も収穫可能な効率のよい果実になります。
アサイーの豊富な栄養素は人が活動するのに必要な栄養成分が非常に多く含まれています。
例えば、アミノ酸、オレイン酸、ビタミン類、カルシウム、マグネシウム、食物繊維、ビタミン類、ポリフェノール、亜鉛、鉄分が含まれているのです。
「奇跡のフルーツ」「ミラクルフルーツ」「スーパーフルーツ」とも言われるほどの優秀な栄養豊富な食品になります。
今では、知らない方も少ないのではないでしょうか。
それだけ有名になり、美味しいものに商品化されています。本来のアサイーはあまり美味しい甘さがあるわけではありませんが、食べやすくなっていますね。
アサイーの育毛効果とは?
そんなアサイーは和名では「ワカバキャベツヤシ」と呼びます。
ブラジル アマゾン原産のヤシ科の植物になります。アマゾン地帯の水辺に生え、1株から3~25本の幹が出ているのです。
高さはおよそ25cmほどです。植えてから2年ほどで実をつけるのです。
果実100g中にはポリフェノールが約4.5g含まれています。
これはココアの4.5倍、ブルーベリーの18倍の量に値していると言われています。
さらに、食物繊維はゴボウの3倍、カルシウムは牛乳の2倍、ビタミンCはレモンの3倍、鉄分はレバーの3倍とも言われるくらいの栄養値!
ポリフェノールは抗酸化成分として有名ですね。
アサイーには赤ワインの約30倍の量が含まれています。そのため全体の若返りの効果を期待できます。
そのほかにも育毛に有効とされる必須アミノ酸やビタミンB、E、亜鉛といった栄養素を含んでいるため、髪にも効果的なのはわかりますね。
中でもアサイーのアミノ酸は優秀なのです。
アミノ酸はタンパク質として存在していますね。
しかし、アサイーは、このタンパク質を形成するアミノ酸の組み合わせが良いのが特徴になります。
このアミノ酸の組み合わせは卵とよく似ているとされています。これも髪にいいといわれる由縁でしょうね。
しかも、豊富に含まれる食物繊維やオメガ3脂肪酸にはコレステロール値を下げるはたらきもあるのです。
オメガ3脂肪酸には血行改善効果もありますので、体内のタンパク質レベルも上がるでしょう。
血行改善効果でいうと、アントシアニンの量もブルーベリーの5倍と多めですので、血液のサラサラ効果と眼精疲労の改善効果があるため、頭皮の血行不良を防ぐことができるため、頭皮環境を整えるには最適です。
まさに髪や頭皮に嬉しいことだらけのミラクルフルーツの1つではないでしょうか。
アサイーが若ハゲを防止する
アサイーは良質のたんぱく質が豊富ですし、そのタンパク質を構成するアミノ酸の組み合わせが理想的でしょう。
髪を作っているのがタンパク質ですね。このアサイーの良質なたんぱく質が髪にとても良いことがわかってきたのです。
さらに多くのビタミンがホルモンバランスを整えてくれます。
そして、頭皮のケアには最も最適なのです。
抜け毛や薄毛の予防にも効果がありますし、抗酸化作用のあるポリフェノールのおかげで、アンチエイジング効果も生まれるため、お肌も髪も若返りはじめます。
アサイーのこれらの豊富な栄養素で体を整えることによって、髪を健康に保ちつつ、年齢を問わずに悩みとなる「薄毛」防止に繋がります。
最近の若い世代で増えている「若ハゲ」を防止するのに効果的でしょう。
アサイーの効率的な摂取方法とは?
アサイーを効果的に摂るには、アサイーパウダーがかるので、それを利用するととても便利に摂取できます。
乾燥させて粉末にしてあります。そのため、何に混ぜても大丈夫です。
アサイーパウダーの1日の摂取量としては1g~3gです。スプーンで1杯程度ですので無理なく続けられるでしょう。
例えば、こんな摂取方法もあります。
・ヨーグルトと食べる。
ヨーグルトと合わせて摂ると相性も抜群でしょう。
アサイーは、酸味があるため、酸っぱいものが苦手と言う方は、甘いヨーグルトと合わせても摂取しやすいでしょう。
さらに朝のフルーツは栄養面でも効果的です。
他のフルーツと合わせて食べるのも、美味しく食べて健康になります。
フルーツとは相性がいいため、なんでも大丈夫です。
単純に牛乳や豆乳に混ぜて飲むと手っ取り早いでしょう。
・ドリンクタイプ
ドリンクタイプのアサイーなら1日の摂取量の目安はコップ1杯程度がベストでしょう。
色々な野菜や果物と一緒にミキサーで混ぜてスムージーとして飲むと栄養抜群です。
冷凍のピューレタイプを利用するなら牛乳や豆乳やバナナなどの果物と一緒にミキサーにかけるのもいいでしょう。
さらにシリアルをトッピングした「アサイーボール」もオススメですね。
朝食にピッタリです。
摂り過ぎには注意が必要!
1日の摂取量を超えて大量に摂取してしまうと、食物繊維の影響で腸が緩くなりやすいため、下痢をする人もいますので、取り過ぎないようにする必要があります。
適量を毎日摂るのは有効でしょうが、何事もやりすぎはマイナスになるでしょう。
健康効果を有効に取り入れることで、体の内側からキレイにして頭皮を整えます。
そのことが抜け毛予防、育毛効果に繋がります。それを実感しながら楽しく美味しくアサイーを取り入れることをオススメします。
ダイエットにもオススメされていますが、事実上では結果が出ている報告はないのです。
しかし、栄養値が高いため、取り過ぎずに必要な栄養値を摂取することで、体の内側はキレイになるため、デトックスには繋がるでしょう。
痩せるというより、健康的な体を作ることが大切です。
アサイーを取るときの注意!
「アサイーボウル」と「ピタヤボウル」
①アサイーをボウルにすると、糖分が高くなる⁈
美容効果たっぷりのアサイーとピタヤですが、ではなぜ隠れ「太る美容食」と言われてしまうのでしょうか?
フルーツで食べるのと、ボウルにして食べるのは大違いなのです。
ボウルにする砂糖やはちみつがインするので糖分が高くなってしまうのです。
蜂蜜は太らないといいつつも、食べ過ぎはあまり良くないです。
フルーツにも果糖がありますので、フルーツも何種類か入っているため、さらに糖分がアップしてしまいます。
朝ごはんに食べるなら、糖分は脳のために必要なため食べた方がいいのですが、おやつやお腹が空いたときに食べるのは逆効果になりダイエットにはなりません。
余計に太ってしまう栄養分を摂取することになります。おやつにするのには栄養値が高いのです。
食べ方や時間帯を気をつけましょう。
②体を冷やす。
スムージーが流行っていますが、実は体を冷してしまうから良くないといいます。
氷を一緒にミキサーにかけたり、冷たい水でミックスするからとにかく冷たいですね。
確かに美味しいですが、体を冷やすものは良くありません。
それと同じようにアサイーボウルも氷が入っているので体を冷やしてしまうでしょう。
美容だから食べるのは違います。
そして、お店によっては冷凍保存されたフルーツを使うところもありますね。
体は基本冷やさないのが鉄則です。
ダイエットではなく内臓が冷えるため、血流も低下しやすくなるたも、髪にも影響します。
身体は冷やさない方がいいという事は医学的に出ている結果です。
そのため、毎日アサイーボウルやピタヤボウルを食べるのは避けて、たまに食べるようにしましょう。