まだ白髪が生える年齢じゃないはずなのに…、と悩んでいませんか?
白髪が生えるのは、”自分が高齢になってからのはず…”と思っている人は多いですよね。
でも最近は、若くても白髪が生えてしまう人が急増しているんです。
なんで生えたの?
目立つところばかり生えるのは何で?
抜いていいのかな?
白髪は黒くなる?
どうしたら予防できる?
など、色々な疑問があると思います。染めに行くほど生えてないけど、人目に付くから恥ずかしい…。これ以上増えたらどうしよう…と、不安になりますよね。
大丈夫です!これから…
白髪が生えるの理由
白髪が生える6つの原因
白髪を減らすための5つの予防策
について紹介します。
この記事を読めば、白髪が増える原因がわかるので、自分にとっての原因を改善することができます。
そして、また生えてこないように予防ができるため、白髪のない髪を手に入れられるはずです!
ぜひ、参考にしてみて下さいね。
Contents
白髪が生える理由とは?
いくつか理由があるので説明します。
メラノサイトの働きが悪いため
チロシン不足
新陳代謝の働きが悪い
活性酸素 など
1.メラノサイトは紫外線から肌を守るために、光を吸収する黒の色素(メラニン)を作ります。
しかし、何らかの原因で働きが悪くなり、メラニンが作り出せなくなってしまうと、白髪が生えてしまうんです。
ちなみにメラニンは、あのシミ・そばかすの”メラニン”のことです。
2.チロシンはメラニンを作る材料。不足すると…メラノサイトが活発でも、メラニンは作れないため白髪が生えてしまいます。
メラニンはメラノサイトの働きと、材料のチロシンの両方が必要不可欠。普段の食事バランスが悪いと、チロシンの摂取量が少ない可能性があるんです。
3.新陳代謝の働きが悪いため、白髪が生えてしまうんです。
新陳代謝は、新しい細胞を作り出す働きのこと。”ターンオーバー”とも呼ばれています。
子供は新陳代謝が高いため、肌が綺麗で怪我が治りやすい。
それに比べて、加齢は新陳代謝が低くなり、シミや怪我が治りにくくなります。
メラノサイトは代謝でメラニンの色素を作るので、新陳代謝が低下すると…その働きも低下してしまいます。
そのため白髪が生えてしまうのです。
4.”ストレスで髪が抜けた・白髪が生えた”という話を聞いたことはありませんか?
これは活性酸素が増えたから。活性酸素は、身体の酸化…つまり”老化”のことです。
活性酸素が多いと、メラノサイトや頭皮も酸化してしまい…働きが悪くなって白髪や抜け毛が増えます。
若くても白髪が生えてしまう行動
食事のバランスが悪い
運動不足
ストレス
タバコ
睡眠不足
紫外線対策をしていない
食事のバランスが悪い
ーメンや丼ものなどの単品の食事は、必要な栄養素が足りないために白髪が生える原因になります。
それに高カロリー・高脂質な食事は必要以上に皮脂が出るため、毛穴が詰まって毛が抜ける原因にもなるんです。
ハンバーガーやラーメンなどにもトッピングとして、野菜やタンパク質が入っていますが、それでは十分な量が摂れていないため…結果、栄養不足になってしまうのです。
運動不足
運動不足により血行が悪くなるため、頭皮の状態が悪くなったり、新陳代謝が低下したりするため、白髪が生えやすくなります。
頭皮が血行不良になると、メラノサイトや髪に栄養や酸素が届きにくくなるため、働きが低下して白髪やパサパサな髪の原因になるんです。
”とくに運動していない・移動は車やエレベーターなどを使っている”という人は、運動不足の可能性が高いので、気をつけた方がいいでしょう。
ストレス
ストレスによる”ビタミン不足や頭皮の血行不良、活性化酸素”により、白髪が生えやすくなります。
ストレスを感じると、体内でビタミンCを大量に破壊してしまいます。
そのため不足してしまい、健康な髪や身体を維持するのが難しくなるんです。
他にもビタミンCには、血行促進や抗酸化作用があるため、少ないと”血行不良や身体の酸化”が加速してしまいます。
このようにストレスを感じると、体内では多くのダメージを受けるので、白髪が生えやすくなるんです。
タバコ
血管の収縮、活性酸素が増える原因になるので、白髪や抜け毛が増えます。
ストレスが溜まると、どうしてもタバコの本数が増えてしまう…という人は、気をつけましょう。
睡眠不足
睡眠時間が減ると、新陳代謝が低下やストレスを感じやすくなるため、白髪が増えてしまいます。
寝ている時が1番新陳代謝が活発になるのですが、その時間が減るため老化が進んでしまいます。
それに自律神経が乱れて、交感神経ばかり働くようになってしまうため、ちょっとしたことでストレスを感じてしまうんです。
そのため、どんどん白髪が増えてしまうのです。
紫外線対策をしていない
紫外線でメラノサイトが傷つき低下するため、白髪が増えます。髪の毛である程度は紫外線を吸収してくれます。
でも、最近の紫外線は強いため、髪の毛だけでは防ぎきれないんです。
白髪は分け目やオデコなどの、上の辺りに生えていませんか?
上の部分は…紫外線を浴びやすい場所、だからです。
外で働いている人は紫外線を浴びやすいので、注意が必要です。
白髪を減らすための5つの予防策
食生活の改善
運動する
ストレスを解消する
睡眠をしっかりとる
紫外線対策をする
食生活の改善
髪に特に必要な栄養素は…
ビタミン類(頭皮や髪の健康を良い状態に保つため)
亜鉛(髪が作られるのを助ける)
タンパク質(髪はタンパク質で作られているため)
チロシン(メラニンの材料) など
これらは髪を健康に保ち、白髪をなくすために必要な栄養素です。
満遍なく摂取するためには主食以外にも野菜や果物、タンパク質などの、多くの食材を食べることを意識する必要があります。
中でも特に髪におすすめの食べ物は…
バナナ
納豆
アーモンド
海藻
これら4つです。
ミネラルやタンパク質が豊富なので、頭皮や髪を健康に保ち、新陳代謝をアップする効果があります。
ぜひ、今日からの食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。
運動する
歩く・走る・縄跳び・ストレッチ…なんでもOKです。
運動することで血流が良くなり、頭皮やメラノサイトに栄養や酸素が届きやすくなります。
身体が疲れるので、睡眠の質もさらに良くなりますよ。
あと、運動はストレスを軽減する効果もあるので、おすすめです。
運動量の目安は、身体が適度に疲れるくらいがベスト。
散歩なら30~1時間ほど、ストレッチも30分くらい。
あくまで目安なので、自分の体調をみながら運動量を増やしたり、減らしたりして調節をしましょう。
ストレスを解消する
趣味や、好きなことをやりましょう!
そういうものがない人には、アロマなどの香りや、心地よい音楽を聴くことをおすすめします。
香りや音は直接脳を刺激するので、ストレス発散に効果的です。
アロマはラベンダーやイランイランなどの、心を落ち着かせる効果があるものを使うといいでしょう。
でもラベンダーは苦手…という人もいますよね。
そんな人には”金木犀”がおすすめ。
優しくて少し甘い花の香りなので、寝る前にも使えますよ。
音楽はYouTubeで探すと、沢山ヒットしますので、その中から探してみてはいかがでしょうか。
心を落ち着かせるのは、”波・水・葉の擦れる音”などの自然の音が効果的です。
お気に入りの曲を探してみましょう。
睡眠をしっかりとる
毎日7時間寝るようにして、新陳代謝を高めましょう。
ショートスリーパーの人もいるので、全員に当てはまるわけではありません。
しかし、病気になりにくい人の睡眠時間の平均が、およそ”7時間”だと言われています。
ぜひ、目安にしてみてはいかがでしょうか。
紫外線対策をする
髪用の紫外線対策のスプレー(全身使えるのも◎)や帽子、日傘を使ってメラノサイトを守りましょう。
長時間、無防備な頭皮が紫外線を浴びないよう、気をつけることが大切です。
まとめ
白髪はメラノサイトやチロシン、新陳代謝の低下で生える
6つの原因の1つでも当てはまれば生える可能性はある
5つの対策をして白髪を予防しよう
白髪ができる理由や原因、対策についてわかりましたでしょうか。
様々な生活習慣により、メラノサイトや新陳代謝の低下、活性酸素、シロチン不足になってしまい、”若白髪”が増えてしまうのです。
白髪はもう生えてしまったら、黒にはなりません。
しかし、まだこれから生える毛を黒くすることはできます。
原因をなくし、しっかり対策すれば…これから生える髪は黒になり、白髪とは”おさらば”できます!
ぜひ、自分の黒髪を手に入れましょう!