ヘアケア

生活習慣の乱れは女性の薄毛の原因に!改善するためのポイント5選

女性の薄毛の原因の1つとして、生活習慣の乱れがあることをご存じですか?

昔と比べて女性もバリバリ働くことが多くなった世の中では、睡眠時間がしっかり取れなかったり、毎日の食事の栄養まで気が回らなかったりと生活習慣が乱れがちです。

また、最近ではコロナウイルスの影響により外出することが少なくなり、運動不足の方も多いのではないでしょうか。

この記事では生活習慣の乱れがなぜ薄毛に繋がるのか、改善する為の具体的な方法をお伝えしていきます。

自分自身の生活を見直して、髪の毛を育てる正しい生活を送りましょう。

以前より抜け毛が明らかに増えた、分け目が露出してきたという方は必見です。

どうして薄毛になるの?

女性の薄毛はどのように起こるのでしょうか?

主な原因の3つをご紹介します。

これらは、生活習慣の乱れによって引き起こされることがあります。

薄毛の原因を特定するのは難しいですが、要因の1つとして少なからず生活習慣も影響しています。

血行不良
もともと髪の毛は、毛乳頭にある毛細血管の血液に含まれる栄養分をもらって成長しています。

しかし血行が悪くなると、血液の流れも悪くなる為栄養分が頭皮まで届かなくなってしまい、薄毛や抜け毛の原因となるのです。

血行不良の原因は、生活習慣の他に、ストレスや毎日きつく髪の毛を縛ることなどが挙げられます。

ホルモンの乱れ
もともとの正常な状態だったホルモンの量が乱れてしまうと、薄毛になってしまいます。

出産後の抜け毛に悩まされる女性が多いのは、妊娠時にエストロゲンという女性ホルモンの働きが盛んになることで、本来なら抜けてしまう予定の髪の毛が妊娠中には抜けず、生き残ります。

その後出産を迎えるとエストロゲンの分泌が少なくなる為、妊娠中抜ける予定だった髪の毛が、通常の抜け毛と重なって増えるのです。

また産後だけではなく生活習慣が乱れるとホルモンバランスが乱れる為、抜け毛の原因へ繋がります。

頭皮環境の悪化
皮脂が過剰分泌されたり、逆に乾燥がひどかったりすると髪の毛を育てる土台である頭皮の環境が悪くなります。

髪の毛の成長を作物と同じように考えると、頭皮は作物を育てる土の役割です。

作物にたくさん栄養やお水を与えてあげても、土の状態が悪いとしっかりと成長することは難しいですよね。

髪の毛も同じで、成長する為には頭皮の状態に左右されます。

シャンプーのすすぎ残し、毎日帽子をかぶっている、脂っこいものをよく食べているなども原因の1つとなります。

髪の毛に悪い生活環境

では、薄毛になってしまう生活習慣とはどのようなものがあるのでしょうか。

みなさんが当たり前に行っていることが、髪の毛へ栄養を送る作業をブロックしているのかもしれません。

睡眠不足
髪の毛の成長に欠かせない、成長ホルモンは睡眠後3時間以内に分泌が始まります。

充分な睡眠が取れていないと、分泌量が少なくなってしまうのです。

最低でも5時間以上は睡眠時間を確保出来るように、夜更かしはほどほどにしましょう。

また睡眠の質が悪くなっても、ホルモンの分泌がされにくくなるので就寝時にはリラックスして深い眠りがつけるようにすることが大事です。

食生活
髪の毛だけに限らず、私達の身体を成長させるには栄養が必要です。

髪の毛や爪などの生命保持に関わらない場所に関しては、栄養の優先順位も低くなってしまう為、十分な栄養が髪の毛に送られにくくなります。

その為、普段からバランスの良い食事を採って体全体に栄養が行き届くようにすることが大切です。

過度なダイエットや、外食ばかりだと栄養バランスが偏ってしまうのでほどほどにして、栄養を考えた自炊をオススメします。

運動不足
コロナの影響でテレワークをされている方だと、特に長時間同じ体制でいることが多くなるかと思いますが、同じ箇所に負担がかかると筋肉が凝り固まって血流が悪くなってしまいます。

特に頭皮は、血液を送り出す役目のある心臓から離れた場所にある為、余計に血液が行き届きにくくなる場所なので、血行不良になりやすいのです。

運動の中でも、有酸素運動は代謝と心肺機能を高めてくれる為、定期的に運動不足解消をすることが薄毛解消に繋がるのです。

飲酒
飲酒も、ストレス発散になるくらい軽く飲むなら問題ないのですが、行き過ぎると薄毛の原因となります。

アルコールは、飲むと肝臓で分解され、分解過程で髪の成分であるケラチンを作るアミノ酸の一部が使われます。

飲む量が多くなると分解する際にアミノ酸を使いすぎてしまう為、髪の毛まで行き届かなくなるのです。

また過度なアルコールで肝機能が弱ってしまうことで、通常取り入れることの出来る栄養分より吸収効率が落ち込んでしまうことも原因だと言われています。

喫煙
喫煙をすることでタバコに含まれるニコチンが血管を収縮させる為、血行が悪くなります。

特に体の末端の血管から収縮させるので髪の毛への影響がかかりやすいのです。

また、喫煙による有害物質の排出を助ける為に、髪の毛を成長させて血行促進に必要なビタミンを多く消費することも原因です。

そして、喫煙することで髪の毛の老化を促進する活性酵素が増加する為、髪の毛の成長を妨げます。

生活習慣を改善するための具体的な方法

生活習慣によって薄毛になってしまう原因が分かったかと思います。

しかし具体的にどうしたら薄毛を予防できるのでしょうか。

私が行っている体験談も含めて、具体的な方法をお伝えしていきます。

睡眠不足を解消する為には?

きっちり睡眠が取れないのは、遅くまでスマホを見すぎてしまっているのが原因ではないでしょうか。

23時には布団に入って、スマホを手の届かない位置に置いてしまいましょう。

誰もが布団に入ってすぐ眠れるわけではないので、早めに寝る準備を整えてあげます。

また就寝前はあれこれ考え事をしてしまいがちですが、リラックス効果があるアロマを焚くことで、気持ちに余裕を持って眠ることが出来ますよ。

毎日じゃなくても週1回くらいで就寝時の自分に癒しを与えてあげましょう。

髪の毛の成長に欠かせない栄養分を採る

髪の毛を作り出すケラチンを含むタンパク質である、魚・肉・卵・乳製品・大豆製品などを意識しましょう。

また血流を良くしてくれるビタミンA・Eが含まれる、緑黄色野菜・レバー・うなぎ・ナッツ類・植物脂や、
ケラチンの合成に必要な亜鉛が含まれる、牡蠣・しじみ・するめ・牛肉などを積極的に食事に取り入れてみましょう。

普段の食事だけでは難しい場合、サプリメントも併用して栄養補給することが大事です。

運動不足解消の為には?

運動不足が薄毛の原因だとお伝えしましたが、毎日激しい運動をしなければいけないわけではありません。

毎日5分だけでも自分が気持ちいいと思えるくらいでいいので体を伸ばしてストレッチするだけでも、血流は良くなります。

また、私は仕事終わり自宅でYouTubeのヨガ動画を見ながら、自分も体を動かしていました。

毎日しないといけない、と思うと続けるのが苦しくなるのでスマホを触ったついでに動画を見て、そのついでに体を動かそう!という気持ちで行うのがポイントです。
 

飲酒の量や休肝日を決める

適度な飲酒であれば、食欲増進をしてくれるので栄養素を取り込みやすくなりますし、血行促進もしてくれるので髪の毛にとっても良いのです。

問題なのは量を採りすぎて身体に負担をかけてしまうことです。

なので、1日1杯だけにする・休みの日だけ飲む・週3日までにする、などと自分の中で目安を決めることが大事です。

禁煙する

薄毛の原因のところでもお伝えしたように、喫煙は髪の毛に悪なことしかありません。

ずっとタバコを嗜んできた方にとっては禁煙するのはとても大変で、苦しいことだと思いますが、薄毛になりたくないのであれば禁煙をオススメします。

家族や友人に極力してもらったり、禁煙外来へ行ったりと禁煙する方法を考えてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は薄毛の原因、薄毛になる生活習慣、生活習慣改善に必要な方法をお伝えしてきました。

生活習慣の乱れを改善することは薄毛の原因を無くすことなので、薄毛対策に繋がっていくのです。今回お伝えした5つの改善ポイントを読んで、ぜひ実践してみてくださいね。