過度なストレスは、薄毛や脱毛につながる恐れがあります。精神的なストレス、不規則な生活などからくる身体的ストレスなどその種類も様々です。
ストレスをため込み過ぎてしまうと、薄毛の症状が悪化してしまい、それにより気持ちも落ち込んでしまいますので、悪循環です。
そこでこの記事では、薄毛の女性が気を付けておきたいストレスとの向き合い方を解説して行きますので、薄毛に悩む女性の方は是非参考にしてください!
Contents
ストレスはホルモンや免疫への影響も
人間は過度なストレスを受けると、自律神経のバランスが崩れて血管が収縮し、血行や栄養の循環が悪くなり、頭皮の状態の悪化や脱毛を引き起こす可能性があると考えられています。
また、ストレスの高まりはホルモンや免疫の働きにも影響するといわれています。
例えばホルモン分泌の乱れから胃腸の働きが悪くなり、栄養の吸収が低下して、毛母細胞への栄養補給が不足。
髪の毛の成長に悪い影響を与えるということも考えられます。
ストレスとの向き合い方
どんなことが自分にとってストレスになりやすいのかを知って、ストレスをためすぎずに適度に解消していくように心掛けることが大切です。
まじめな人ほど、いったん何かに悩み始めると、とことんこだわってしまいます。そんなときほど、意識的にちょっと一休みしたり、何か気分転換になりそうなことをしてみたりすると、ストレスの軽減につながることがあります。
何か自分の好きな趣味やスポーツ、やっていると気分がよく、楽しくなるようなこと、やり始めると集中できて、ひたすら取り組んでしまうようなこと。
また、短時間でもいいので、ボーっと何も考えないような時間を作ってみるようにすることも役に立ちます。
髪型を工夫してみる
薄毛や脱毛で困っている人が、髪型に少し工夫をしてみると、意外に気持ちが楽になることもあります。
40歳代、50歳代の女性があると自分の薄毛に気づき場合、前髪が細くなったり少なくなったりしてきた、セットがしづらくなった、などというのがよく見られるパターンです。
ここで多くの人は、前髪が頼りないので、何とかもっと伸ばしたり増やしたりできないものだろうかと考えます。
そこで逆転の発想として、思い切って、前髪を短く切ってしまう事をおすすめします。そうすると多くの場合、返って前頭部や頭頂部の薄いところが目立ってしまいがちです。
ですから、若い年代の人に限らず、頭髪全体のボリュームを減らし、やや短めにカットした方が、薄毛を目立たないようにする効果が期待できます。
特に、比較的髪の毛が多く残っている側頭部や後頭部を、思い切って少し短く切ってみると、全体のバランスが案外とりやすくなります。
カツラ・ウィッグをいつ外すか?
薄毛をカバーするためにカツラやウィッグを使っているという人もいます。
そういった人たちが頭髪の治療に取り組んで、ある程度の発毛効果が出てきたときに、いつ、どうやってカツラを外すか、外せるかということがたいへんデリケートで難しい問題になっているのです。
髪の毛がまったくないのを0点、十分ふさふさな状態を100点として、できれば100点になってカツラを外せるのが理想です。
しかし本人が100点満点という治療効果は、なかなか得られるものではありません。
そこで80点、90点の状態で、思い切ってカツラを外そうか、どうしようかと相談する人も多いです。
カツラを外すとときに限らず、髪の毛の治療をすすめていく中では、このように「本人が思い切った決断」が、新しいステップへと進むための大切なポイントになることが、いろいろな場面で少なくありません。
自分自身の感覚を大切にしよう
最近では、テレビや雑誌などのマスコミに、髪の毛に関することだけでなく、健康食品やサプリメント、漢方薬など、さまざまな情報があふれています。
自分に向いてそうなものを試してみるのも良いのですが、そういった情報に、あまりいちいち振り回されないように気を付けて下さい。
マスコミ情報に振り回されないように
マスコミの情報などに振り回されないようにするためには、客観的、科学的に正しいと信頼できる知識を、自分なりにきちんと身に着けていくことが大切です。
健康に関することについて、医師などの専門家から知識を得たり、必要に応じて相談したりするのも大事なことです。
このごろ抜け毛がとても多い、ずいぶんと髪の毛が薄くなったと、自分一人で悩んだり心配したりばかりしないで、近隣の皮膚科医などに相談してみましょう。
そうすれば少なくともまず、第三者による客観的の結果や判断を聞くことができます。
身体や髪の異変は自分が一番わかる
手の皮膚がガサガサしてきた、身体の調子が悪いんだろうか、顔の皮膚にツッパリやカサツキを感じる、化粧品が自分にあっていないのかもしれない。
そういった感覚は誰もがそれなりに持っているはずです。
頭皮についても、基本的には同じことです。かゆみや痛みがあったり、軽くなでてみてなんとなく不健康な感じがしたりするときには、頭皮にとって「何か」良くないことが起こっている可能性が高いと考えるべきです。
「何かいつもと違う」という感覚
それと同時に、一見正反対のように聞こえるかもしれませんが、なんでもあまり人任せにしないで、いわゆる「常識」や「自分の感覚」で考えてみることも、同じくらい大切です。
髪の毛のことで悩んでいる人の中には、何かと自信を無くし、なんでも「人任せ」「誰かの言うがまま」のような心理状態に傾いてしまっている人がいます。
自分の心身のことに関して、「何かおかしい」「いつもと違う感覚がする」と最初に気づくことができるのは本人ですし、その「おかしい」という実感は本人にしかわかりません。
そういった自分自身の日々の感覚を、きちんと受け止めることが大切です。
自分の感覚を大切にして、信じる。だけど、自分一人で決めつけたり抱え込んだりしないで、早めに医師など専門家に相談したり診察を受けたりする、その両方が大切です。
ストレスとうまく向き合い、薄毛を予防
薄毛になってしまう原因として様々な原因が挙げられますが、ストレスもその要因の一つとなります。
精神的なストレスを過度に抱えすぎたりすると、自律神経が乱れ、髪の毛を生成するために必要な女性ホルモンが抑制されてしまいます。
すると抜け毛が多くなったり、毛髪量が減少したりしてしまうので、ストレスをため込み過ぎないようにすることが大切です。
ですがストレスを全くなくすことは不可能だと思います。現代社会において仕事や家庭環境、人間関係などで何かしらのストレスを感じている方も多いです。
なのでストレスを感じたら適宜発散して、適度にリフレッシュすることがうまくストレスと向き合い、薄毛を予防することに繋がってくるのです。
どうしても薄毛を予防したい方は専門クリニックへ
ストレスによる薄毛に悩んでいる方は、生活習慣の改善やストレス発散などの改善策を講じてもなかなか薄毛の進行が止まらない、毛髪量が減少していく場合があります。
その場合は、薄毛になっている原因がストレスではなかったり、すでに進行が深刻になっている可能性がありますので、そういった場合は治療が必要となってきます。
治療期間を短くするため、治療費を安くするためには早期の治療が大切ですので、髪の毛の量が減ってきたなと感じたら、専門クリニックへ相談するようにしましょう。