頭皮ケア

薄毛女性におすすめ!時短シャンプーしながら頭皮マッサージをして髪質を改善!

頭皮マッサージを行うと髪質改善に繋がるって聞くけれど、どうにも忙しい毎日の生活にそんな時間を持てないですよね。

ですが毎日シャンプーしながら、同時に頭皮マッサージを行う方法があるのです。ちょっとしたコツをつかめれば、手が勝手に動くようになり、習慣化できますよ。

そこで今回は、髪質改善のために、なぜ頭皮マッサージが重要なのかお話しするとともに、シャンプーをしながら頭皮マッサージを行うメリットやそのポイント注意点、そして具体的なやり方をご紹介しますよ。

今晩のお風呂タイムから、是非、取り入れてみませんか?

髪質改善のためには頭皮マッサージは重要!

中年期に入って、年々髪質が変化していく気がしませんか?

髪が細くなったり、抜け毛が増えたり、若い頃にはなかったうねりや縮れか見られるようになったりと、変化が色々見られるかと思います。

それは、髪だけが変化したのではなく、その土台となる頭皮が変化してしまったために、髪の成育に影響を及ぼしているからなのです。

そう最大の原因は、頭皮が年齢とともに硬くなっていることにあります!

柔軟性を失った頭皮は、毛細血管が萎縮してしまいます。

すると、本来血液によって毛根まで届けられる栄養や酸素が、行き渡らなくなるのです。その結果、髪にはツヤやコシがなくなり、痩せ細り、しまいには抜けてしまいます。

また頭皮も肌の一部であるため、何もケアをしなければ、年齢とともにたるみます。すると、毛根の形が変わり、髪がうねったり、縮れるようになるのです。

更に頭皮は顔と一枚皮なため、頭皮がたるめば、顔もたるみ、血行も悪くなり、ハリやツヤがなくなってくすんできます。

ですから、髪質改善を目指すなら、硬くなってしまった頭皮を柔かくするための頭皮マッサージが重要になってくるわけですね。

ただ残念ながら、段々と髪質が悪くなってくる年齢は、家事に仕事に子育てに、人により介護が加わり、非常に忙しい年代に当たりますよね。

そこで究極の時短である、シャンプーをしながら頭皮マッサージをご紹介したいと思います。

シャンプーをしながら頭皮マッサージを行うメリットとポイント、注意点とは?

まずメリットとしては、

・何より時短になります。
・慣れてしまえば、勝手に手が動くようになるので、毎日忘れずに行えます。
・正しく行えば、毛穴の汚れもスッキリ落とせます。
・頭皮が柔軟性を取り戻し、清潔かつ健やかな状態になれば、髪の成長を促し、髪質改善にも繋ります。
・顔と一枚皮なので、リストアップし、小顔効果もあります。
・目元の皮膚は薄くて、マッサージができないのがネックですが、頭皮マッサージを行うことで、目元の血行も良くなり、眼精疲労を軽減できます。

と、まさにメリット満載ですよね。

次に、実践するにあたってポイントは、

下準備を行うことで、より効果的になります。

①髪が乾いた状態でブラッシングを行う。
②ぬるめの湯で予洗いを行う。
③シャンプーをきちんと泡立ててから使用する。

の3つになります。

重要なことは、爪を立てずに「指の腹」を使ってマッサージすることです。

頭皮マッサージと名付けられていますが、実際は頭皮ではなく、その奥の頭蓋骨を動かすイメージで行います。表面を擦るのではなく、奥深くまで揺らす感じですね。

頭皮が硬いなと意識されている方は、特にゆったりと手を動かすようにします。

ちなみに、頭皮の硬さチェックする方法をご紹介します。

①頭皮の色を確認します。
青白ければ、血行が良い証拠です。一方で、赤黒ければ、血行が悪く、うっ血している状態で、頭皮も硬くなっています。

②指で頭皮をつまんでみます。
つまめれば、頭皮は正常な柔らかさですし、つまめないようなら、硬い証拠です。

以上、お試し下さい。

むくみを感じる方は、痛気持ちいいくらいの指圧でおこないます。

最後のすすぎは、時間をかけて丁寧に行います。

以上がポイントです。

最後に注意点をお話ししますね。

シャンプー剤は、長く頭皮に付けたまま放置して良いものではありません。頭皮マッサージは、2分程度を目安に手早く行うようにしましょう!

では、いよいよ具体的なやり方に入りますよ。

シャンプーをしながら頭皮マッサージを行うやり方をお教えします!

ステップは4つです。全て行うことで、頭皮全体を洗浄しつつ、マッサージも同時に行ったことになります。

まずは前章で触れましたが、下準備です。

①お風呂に入る前に、髪が乾いた状態でブラッシングをします。

まず最初に髪の絡まりを丁寧にほぐします。その後、全体にブラッシングをしますが、キューティクルに沿って髪の根元から毛先に向かってブラシを通すようにすると、髪を傷めなくて良いですよ。

この作業により、髪の表面についたホコリや汚れを落とすことができるだけではなく、頭皮の皮脂汚れを浮かび上がらせることができます。

②ぬるめ(38℃前後が理想です。)の湯で、髪全体をしっかりと濡らし、指の腹を使って、揉み込むように予洗いをします。

この作業により、シャンプーの泡立ちが変わります。

また湯温は、低すぎると皮脂を落とすことができず、逆に高すぎると頭皮を乾燥させ、かゆみやフケ、炎症の原因になります。季節により、少しぬるく感じるかもしれませんが、38℃が理想的な温度です。

③手を清潔にしてから、シャンプーを泡立てます。

手をきれいにし、温めることでシャンプーの泡立ちが変わります。それを頭皮にまんべんなく塗りつけ、頭皮全体を軽く押していきます。

ここまでが下準備ですよ。では、本題に入ります!

ステップ1
まずは前頭部を中心の寄せるように。

生え際から頭頂部に向かって、5本指をしっかりと開き、パーの手でセンターに寄せるようにします。額から耳と耳を結ぶカチューシャラインまで5つのパーツに分けるような感じで、1ヶ所につき5回ほど行います。

この部分は、特に硬くなりやすいので念入りに。むくみ取りにも効果絶大ですよ!

ステップ2
次に側頭部を。

耳周りからこめかみにかけて、ステップ1と同じく5本指を使い、前後にスライドさせるようにマッサージをします。5往復が目安です。

コツとしては、頭部の丸みを意識しながら、奥の頭蓋骨を揺らすイメージで行います。特に、耳周りは凝りやすいので丁寧に。

ステップ3
こめかみから頭頂部に向かって。

ステップ2と同様に、頭蓋骨を揺らすような感じで、頭皮を上下に細かく動かします。頭の丸みを意識しながら、擦るのではなく、揺らすイメージで行います。

そのまま、頭頂部で両手指が交差するまでマッサージします。5往復が目安です。

ステップ4
最後は後頭部を。

耳の後ろから襟足に向かって、上下に細かく指を動かしながらほぐすイメージで。中心で両手がぶつかるまで、5つ程度ののパーツに分けて行います。

1ヶ所につき5往復が目安です。

ここまで終わったら、後は仕上げです。

両手で側頭部をぐっとハンドプレスし、次に生え際、頭頂部の順でハンドプレスをして、頭皮マッサージはおしまいになります。

もちろん、この頭皮マッサージは洗髪も兼ねているので、後はすすぎを行うだけです。

丁寧に時間をかけて、隅々まで洗い流しましょう。ここでも、38℃程度のぬるま湯がいいでしょう。

残り香良いなんて言われる方がいますが、シャンプー剤は頭皮や髪に残しておいて良いものではありません。

そもそも、それを想定して作られてはいません。しっかりすすいで、落とすことを心掛けます。

最後に

忙しい毎日でも無理なく行える、究極の時短!シャンプーをしながらの頭皮マッサーについてお話ししてきました。

こんなマッサージだけで、洗髪をしたことになるの?と疑問に思われる方もいるかもしれません。

本来、爪を立ててゴシゴシと頭皮や髪を擦るように洗う方法が間違っているのです。頭皮にも髪に良くなく、髪質をどんどん悪化させてしまいます。

せっかくなら今晩からでも、ここでご紹介した頭皮マッサージ兼洗髪を実践して、髪質を改善を目指してみませんか?

同時に、頭皮のかゆみといった不調や肌のくすみ、眼精疲労の改善にも役立ちますよ。

是非、お試し下さい!