ヘアケア

薄毛予防にもオススメ。女性を美髪に導くナイトルーティン。

毎日ヘアケアに力を入れているタイミングはいつですか

朝の出勤前?お出かけの前?夜のお風呂上り?

翌朝のヘアセットをスムーズに行うためにも、夜のケアはとても大切です。

シャンプーをする前、お風呂の中でそして乾かすときの、それぞれのケアの仕方を改めて確認してみましょう。

みなさんは、美しい髪に繋がるナイトルーティンができあがっていますでしょうか?

髪を洗う前に

まず大事なのは、髪が絡まった状態でシャンプーをするのは抜け毛に繋がるという点です。

ブラッシングをしてから行いましょう。髪引っかかって抜けてしまうことを防ぎましょう。

更に、髪の絡まりをほぐしてから髪を濡らすことで、水が頭皮まで届きやすくなります。

予洗いをしっかりすることで汚れの落ちやシャンプーの泡立ちも良くなりますので、その為にも丁寧なブラッシングがおすすめです。

「リバースケア」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。

普通はシャンプーの後にトリートメントをしますね。

リバースという言葉の通りその逆の順番で行うということ、つまりトリートメントをしてからシャンプーという順番で行う事を言います。

これは、シャンプーの時の摩擦を防いだり、シャンプーの成分によるダメージを減らすために良いとされています

日中にワックスなどを付けている方は、スタイリング剤の汚れをとれやすくするという効果もあるのだとか。

トリートメントの前にオイルを付けるという方法もあります。

手のひらに数滴落とし、乾燥がひどい部分を重点的にオイルを馴染ませていきます。

しっかり馴染ませて10分以上置いてしっかり浸透させましょう。これで髪の毛の内部までオイルが浸透します。

リバースケアでオイルを使う場合は、週に一回程の頻度にしましょう。

やり過ぎるとべたべた感が残ってしまう状態になってしまうと考えられます。

トリートメントだけの場合は、毎日でも一日置きでもいいし、自分の髪に合った頻度で良いのではないでしょうか。

髪を洗う時に

リバースケアの場合は、シャンプーの前にトリートメントをつけます。

オイルをつけている場合はそのままでつけて問題ありません。

頭皮には付かないように、手櫛でまんべんなく馴染ませましょう。

髪をあまり熱すぎないお湯で軽く洗い流してからシャンプーに移ります。

少しぬるっと感が残っているくらいで問題ありません。

リバースケアではない普通のシャンプーの場合はこちらからです。

ブラッシングの後、熱すぎない38℃~40℃くらいのお湯でしっかり予洗いしていきましょう。

もういいかな?と思ってももう少し洗ってみましょう。目安は3分くらい。

頭皮を洗うことが目的なので、頭皮までしっかりお湯が届くように、頭皮を予洗いできるように心がけましょう。

熱すぎるお湯は刺激になり、脂分が余計に流れて行ってしまうので避けましょう。

シャンプーで洗っていきます。

シャンプーをする前に、髪の水分を少し絞りましょう。

余計な水分はシャンプーを滴り落してしまう可能性があります。

シャンプーをしっかりと泡立ててから頭につけましょう。

指の腹で頭皮マッサージをしながら優しく洗いましょう。

ゴシゴシ強く擦ることは頭皮を痛めてしまう可能性があります。

頭皮を洗う事を意識してください。流れ作業で髪の毛だけで泡立っていれば何となく洗えている気がしてしまうかもしれません。

市販のシャンプーは泡立つ成分が含まれていることも。

純粋なオーガニックのシャンプーだと泡立ちが足りないと感じることもあるかもしれませんが、それは余計なものが入っていない証拠。

予洗いがしっかりできて髪の毛も頭皮もしっかりある程度汚れが落ちた状態であればどんなシャンプーでも泡立ちは問題ないと思います。

余分にシャンプーを追加することも無く書かれている規定量で洗えると思います。

髪の生え際、耳の後ろ、襟足、洗い忘れの無いよう気を付けましょう。

忘れてはいけないのが、ここから。

しっかり洗い流しましょう。

洗い流しの残りがあると頭皮に洗浄剤がついたままになってしまい頭皮のトラブルに繋がります。

すすぐときにも、マッサージを意識して、優しく流しましょう。

髪を洗った後に

シャンプーの後に、トリートメントをする方は行ってください。

リバースケアの場合も、気になる方は二度目のトリートメントです。

トリートメントには種類もありますね。

コンディショナーというのは、髪の毛の内部には作用せず表面のコンディションを整える目的があります。

その点トリートメントは栄養分を浸透させる事ができるという違いがあります。

《トリートメントの種類》

ざっくりと分けますとこの二つです。

〇洗い流すタイプ
〇洗い流さないタイプ

トリートメントを使うのであればその効果を存分に利用したいものです。

洗った後の髪の毛の水分を十分にとって、髪の毛の中間部から毛先までにトリートメントを塗ります。

その後、タオルやシャワーキャップをかぶり10分以上置いてあげましょう。

そしてしっかりと洗い流してあげましょう。

頭皮や髪の毛に残しておいていいものではありません。

頭皮に残ってしまうと毛穴のつまりの原因にもなりますので丁寧に流しましょう。

洗い流さないトリートメントは、オイルが種類が豊富です。

トリートメントというよりヘアオイルです。

そしてミルクタイプやクリームタイプもあります。

必ず髪の毛の水分をしっかりとってから髪の毛に付けます。

べたべたしているのは付け過ぎている証拠。柔らかい手触りだと感じるくらいが目安です。

オイルの場合は、手のひらで温めてから使うと良いでしょう。

目の粗いコームでとかすことでムラなく付けることができます。

そして乾かしていきましょう。

塗れている状態はキューティクルが開いている状態で痛みやすいです。

なので自然乾燥はできるだけ避けましょう。

なるべく早くドライヤーで乾かしましょう。

まずはタオルでしっかり挟んで水分を摂りましょう。

ゴシゴシ擦るのはNGです。

髪の根元から乾かしましょう。

ドライヤーはできるだけ頭皮から離して、近づけ過ぎは熱すぎて熱で頭皮も髪の毛もダメージを受けます。

先ほども書きましたが、塗れている状態はキューティクルが開いている状態なので傷つきやすいです。

この時にはブラッシングも避けた方が良いでしょう。

ブラッシングする場合は髪をしっかり乾かしてからにしましょう

朝よりも夜に髪を洗うことがおすすめです

朝シャワーを浴びることは交感神経を優位にさせてスッキリすることに繋がり、一日の始まりとしてはメリットだと思います。

ですが、一日活動して髪の毛や頭皮に付いた汚れやほこりをそのままにしておくと、毛穴の詰まりに繋がります。

それに、人によっては汚れたまま寝ていることがストレスになって睡眠の質も悪くしてしまう可能性もあります。

汚れた頭を置いた枕は汗もかいて雑菌の繁殖を促してしまうとも考えられます。

さいごに

毎日ご自身で行っているヘアケアと「同じだな」「全然違ったな」と、様々な意見があるかもしれません。

このやり方だけが正解だ!というものはありません。

染めていたり、長さも人それぞれ。

ご自身の髪質にあったご自身の好みのケアの仕方を考えてみましょう

洗い方だけでなく、お風呂の環境作り、例えば音楽を聴きながら入るだとか。お風呂から上がった後は部屋の照明を調整してみるなど、ストレスケアや入浴後の睡眠へと繋げる入眠儀式もプラスしてみてもいいですね。

ぜひ、美しい髪へ導く自分だけのナイトルーティンを作ってみてください。