最近すごく寒いですよね。
乾燥や冷えで、風邪・インフルエンザ・コロナなどの病気にかかりやすい季節です。
髪も乾燥に弱いので…この季節は、特にオイルなどのケアが必要になります。
そういった外側からのケアも大切ですが、”健康で艶のある髪にするための栄養素”を内側から送ることも大切です!
髪に良い食べ物といえば…海藻やナッツ類が有名ですよね。
でも、他にも髪に良い栄養素が含まれている”食べ物”があるんです。
それは”キノコ”!
キノコには、多くの栄養素が含まれているため、髪にも効果的なんです。
しかも、今の時期に嬉しい”免疫力アップ”効果まであります!でも、キノコって色々な種類があって、どれを食べたらいいのか…わかりませんよね。
これから”髪に効果的なキノコの栄養素・悩み別におすすめするキノコ”について紹介していきます。
この記事を読めば、自分の悩みに合ったキノコを選べます。
そして免疫力を高めながら、健康で綺麗な髪の毛を生やすことができます。
ぜひ、今日からのキノコ選びの参考にして下さいね。
キノコの髪に良い6つの栄養素
ビタミンB2
ビタミンB6
ビタミンC
ビタミンE
亜鉛
食物繊維
キノコには”ビタミンB群と食物繊維”が多いです。
ビタミンC群は、それぞれ色んな働きをしてくれます。
その働きは髪にも影響するんです!その中でも、代表的な栄養素を紹介しますね。
1.ビタミンB2
頭皮を良い状態にして、髪の毛を作ってくれます。
それから、皮膚や粘膜を正常な状態にしてくれる働きがあるんです。
”皮膚・髪・爪”などを作ってくれるので、”成長ビタミン”なんていう呼び名まであります。
糖・脂質・タンパク質を代謝してくれます。
不足すると…抜け毛や薄毛になってしまいます。それを予防するために、”ビタミンB2”の働きが必要なんです。
2.ビタミンB6
頭皮の新陳代謝を活発にして、髪の毛を作る手助けをしてくれます。
ビタミンB6は新陳代謝を促す働きがあるんです。
新陳代謝は古い細胞を修復したり、新しい細胞に変えたりします。
日焼けすると皮膚が赤くなり、しばらくすると皮が剥けて、下に新しい皮膚ができていますよね?これが新陳代謝です。
頭皮だと…古い皮膚がフケとして剥がれて、新しい綺麗な皮膚があらわれます。
これが頭皮の新陳代謝です。
ビタミンB6は亜鉛の働きを助ける働きもします。
そのため育毛に繋がるんです。
亜鉛は、アミノ酸から髪の主成分”ケラチン”を作ってくれます。
その働きを助けることにより、効率よく”ケラチン”を作り出し、髪を増やすことができるんです。
不足すると…頭皮はボロボロのままで、髪が育ちにくくなります。
それを予防するために、”ビタミンB6”が必要なんです。
3.ビタミンC
頭皮の老化を抑えて、育毛を手助けしてくれます。
ビタミンCは抗酸化作用があるので、肌の酸化を抑えてくれるんです。
酸化は老化のこと。つまり皮膚が老けないようにしてくれるんです。
上記でもお話しした”亜鉛”と一緒に摂取すると、その働きを応援してくれます。
そのため、ビタミンCと亜鉛を一緒に摂れば、育毛効果が強化されるんです!
不足すると…頭皮の老化が進み、紫外線によるダメージも増えてしまいます。
それを予防するために、”ビタミンC”が必要なんです。
4.ビタミンE
髪や頭皮の老化を抑えて、髪に栄養を届きやすくしてくれます。
ビタミンEもビタミンCと同じ、抗酸化作用があるんです。
頭皮が酸化すると…頭皮の中にある”メラノサイト”などの細胞も酸化して、白髪が生えやすくなってしまいます。
ビタミンEは血行促進してくれます。
頭皮は末端神経なので、冷え性の人は頭皮も冷えやすいのです。
そうすると、血の循環が悪くなり…頭皮や髪の毛に十分な栄養素や酸素が届きにくくなります。
でもビタミンEは血管を広げてくれるので、血流が良くなるんです。
不足すると…髪の毛の老化が進み、白髪が増えます。
人によっては長い時間、頭皮の血行が悪いままなので、髪も頭皮も酸素・栄養不足になり、さらに髪の毛が弱くなってしまうかも…。
それを予防するには、ビタミンEが必要なんです。
5.亜鉛
ケラチンを作って髪の毛を増やしてくれます。
上記で何度かお話ししましたね。ビタミンB6やビタミンCと一緒に摂取すると、効率よく働いてくれます
健康で太い髪を育ててくれるんです。
そのため、髪を増やし育てるためには”必要不可欠な栄養素”ですね。
不足すると…抜け毛や薄毛が増えて、そのまま一部分がハゲてしまうかもしれません。
それを予防するために”亜鉛”が必要なんです。
6.食物繊維
髪に必要な栄養素が届きやすくなります。
食物繊維は、髪に直接的な影響はありません。
しかし、脂質や糖質の吸収を抑えてくれるので、血液を綺麗でサラサラな状態にしてくれるんです。
血液がドロドロな状態だと、髪や頭皮に良い栄養が届きません。
糖や脂質(コレステロールなど)が多いと細胞や血管に負担がかかるし、皮脂の分泌量が増えてギトギトになるからです。
身体や髪の健康のために、食物繊維は役立ちます。
不足すると…血液がドロドロになり、髪に必要な栄養素が届きにくくなるんです。
皮脂量も増えて髪がベタってなったり、臭くなったりします…。
それを予防するために、”食物繊維”が必要なんです。
健康・髪に良い栄養素が詰まったキノコ。積極的に食べていきたいですね!
それでは、悩み別におすすめのキノコを紹介します。
悩み別!おすすめの5つのキノコ
1.頭皮の状態を良くしたいなら!ビタミンB2の多い 舞茸(乾)
キノコの中でもビタミンB2が豊富な”舞茸”。生ではなく、乾燥した舞茸を選ぶようにしましょう。
乾燥したものと、生のものだと…かなり栄養価が変わります。
もし売ってないようなら、天日干しで自分で作ってみるのもいいかもしれません。
2.健康で太い髪にしたいなら!ビタミンB6の多い 椎茸
健康で良い髪を生やすには”椎茸”がおすすめです。
新陳代謝がアップするので、お肌にも効果的。
椎茸は用途が広いので、比較的いろいろな料理に使いやすいですよね。亜鉛を含む食材と一緒に摂ることを、おすすめします。
3.白髪を減らしたいなら!ビタミンEの多い しめじ
白髪を減らしたい・生やさないように予防したいなら”しめじ”です。
髪や頭皮の老化を防ぎ、血行を良くして黒い髪を生えやすくします。
髪を黒くするための材料、”チロシン”と一緒に料理しましょう。
チロシンは大豆・チーズ・かつおに多く含まれています。
4.髪を増やしたいなら!亜鉛の多い 白きくらげ
亜鉛がダントツに多いのは”しろきくらげ”です。
普通のスーパーでは、あまり扱っていないかもしれませんね。
”銀耳”と呼ばれて、漢方の薬として使われているくらい栄養価が高いんですよ。
ビタミンB6やビタミンCと一緒に摂ると、効率がアップします。
白きくらげはデザートとしても使えます。ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
https://cookpad.com/recipe/3505900
5.身体も髪も健康にしたいなら!食物繊維の多い アラゲキクラゲ
通常の”黒っぽいきくらげ”です。
スーパーでよく見るのは、ほとんどがアラゲキクラゲです。
きくらげと言えば、中華料理でお馴染みの食材。食物繊維が多いことでも有名ですね。
玉子炒めだけではなく、スープや炊き込みご飯に混ぜても美味しいですよ。
キノコを長く保存する方法
冷凍保存しましょう!
石づきの部分は切って、お好みの大きさに切って、ジップロックで保存します。
使うときは、そのまま加熱して使って下さい。
消費期限は”一か月”ほどです。
冷蔵庫保存よりも、長く保存することができますよ!
ただ…”なめこ”は2週間が消費期限だそうです。
なめこの場合は、なるべく早く消費するようにして下さいね。
まとめ
キノコにはビタミン群や食物繊維が多い
ビタミン群は頭皮の状態を良くする働きが多い
自分の悩みに合ったキノコを食べよう
冷凍保存すればキノコは長持ちする
いかがでしょうか。
キノコは髪の毛に良い栄養素が多いこと、わかりましたでしょうか。
ビタミン群のほとんどが、皮膚や粘膜を健康に保つ働きがありました。
食物繊維も多く、まさに”健康フード”ですね!
海藻にも負けないくらい、髪に効果的な栄養素がキノコには含まれています。
乾物以外は日持ちしませんが、冷凍すれば1カ月ほどは長くできます。サラダにしたり、味噌汁にしたりして取り入れましょう!
免疫力を上げ、髪の毛も元気にする”キノコ生活”を始めてみませんか?