ヘアケア

食べると毛先がツヤツヤに!?おすすめの食べ物7つ。薄毛に悩む女性にも

髪の毛が、なかなかツヤツヤにならなくて悩んでいませんか?

トリートメントやクリームで、”一時的に”ツヤツヤにしても…時間が経ったり、洗ったりすると元の傷んだ髪に戻ってしまう。

それでは、”髪がキレイ”とは言い切れませんよね。

これから、髪の毛にツヤが出るために”必要な栄養素”を含んでいる食べ物を7つ、紹介します。

トリートメントなどのケアも大切ですが、髪をツヤツヤな状態にしたり、維持したりするためには”栄養”も必要です。

髪に良い食べ物を、今日の食事に取り入れてみては、いかがでしょうか?

なぜ髪に良いのか、その理由についても一緒に紹介しますね!

ツヤツヤな毛先にする!おすすめの7つの食べ物

ほうれん草

ピーマン

アーモンド

牛肉

海藻

まいたけ

納豆

ほうれん草

ほうれん草には、頭皮を健康に保つ”ビタミンA”が豊富な野菜です。

ビタミンAには、皮膚や粘膜を健康に維持する働きがあります。

髪への直接的な働きではありませんが、頭皮が弱っていたら髪質にも影響が出たり、抜け毛の原因になったりするんです。

良い畑には、立派な野菜ができますよね?

しかしボロボロの畑では、栄養不足で育ちにくい…。

髪もそれと同じで、土台となる頭皮の状態が重要になります。

ツヤ髪になる前に、抜け毛が増えて薄くなってしまったら…大問題です!

そうならないためにも、ビタミンAが多いほうれん草を食べるようにしましょう。

他には、ニンジンなどの緑黄色野菜にも多く含まれていますよ。

ピーマン

ピーマンには髪を増やしたり、育てるために必要な”ビタミンB6”が豊富に含まれています。抜け毛で悩んでいる人や、早く髪を伸ばしたい!と考えている人にも、おすすめの栄養素です。

ツヤ髪にするためにも、健康な髪をたくさん生やしたいですよね。ビタミンB6はタンパク質を代謝したり、亜鉛の働きを助けたりします。ビタミンB6が少ないと、いくらタンパク質を多く摂っても代謝されず、そのまま排出されてしまうんです。

”なぜ髪にタンパク質が必要なのか?”、そして”ツヤ髪とキューティクルの関係”については、下記でお話しますね。

ビタミンB6を摂取する時に、調理方法に”注意”しなければいけないことがあります。それはビタミンB6が”水溶性”なので、水に溶けてしまうこと。そのため、調理でピーマンをスープに入れた時は、液体を飲み干すことをおすすめします。

ぜひ、ビタミンB6を逃さないように食べて下さいね!ピーマンの他には肉や魚、特にレバーに多く含まれています。

3.アーモンド
アーモンドには、抗酸化作用のある”ビタミンE”が、豊富に含まれています。

ビタミンEは健康な髪を育てたり、頭皮のケアをしてくれたりするんです。

これは、主に抗酸化作用の働きのおかげ。

抗酸化作用とは、身体を酸化から守る働きのことです。

酸化は…簡単に言うと”老化”のことです。

例えば、特に女性を悩ます”シミやそばかす”は皮膚の酸化(老化)です。

それでは髪の毛の老化は?というと、”ツヤがなくなる・白髪が増える・髪が細くなる”などの症状が出ます。

こうならないためにも、抗酸化作用のあるアーモンドを、積極的に食べましょう!

ビタミンEはアーモンドの他には、モロヘイヤに多く含まれているので、おすすめですよ。

牛肉

牛肉には、キレイで健康な髪を作る”亜鉛”が豊富に含まれています。

髪が少ない・白髪・抜け毛が増えてきた、という人におすすめの栄養素なのです。

なぜかというと、髪の主成分の”ケラチン(タンパク質)”を作ってくれるから。

そのため、亜鉛は必要不可欠な栄養素なんです!

亜鉛は牛肉の”赤身”に特に多いので、なるべくヒレなどの赤身部位を選んだ方がいいでしょう。

しかし、亜鉛だけを摂取するのではダメです。

ケラチンの材料である”タンパク質”も、一緒に摂る必要があります。

”効率的に”栄養素を摂取したい場合は、”ビタミンC”も一緒に摂ると吸収を助けてくれます。

食事の時に1つ、気をつけて欲しいことがあります。

それは、コーヒーなどの”タンニン”を含む食材と一緒に食べないこと。

タンニンは、亜鉛の吸収を”阻害”してしまうので、気をつけて下さいね。

亜鉛は牛肉の他に、蠣(カキ)やうなぎにも多く含まれています。

海藻 

海藻には、髪のツヤや成長を助ける”ミネラル”が豊富に含まれています。

髪にツヤが欲しい・コシが欲しい、という人におすすめです。

ミネラルは”マグネシウム・リン・ヨウ素など”の様々な栄養素のこと。

体内では作れないため、食事で摂るしかありません。

ミネラルには髪に必要な栄養素が多いので、それを豊富に含んだ海藻は積極的に食べたい食材。

しかし食べ過ぎると、ヨウ素の摂り過ぎになります。

海藻によって、ヨウ素の含有量が違うので注意して下さいね。

まいたけ

まいたけは、髪の成長を助けて、ツヤを出してくれる”ビオチン”が豊富に含まれています。

髪を伸ばしたい、ツヤを出したい人におすすめの栄養素です。

ビオチンは、タンパク質や糖質などの代謝を助ける働きがあるので、ケラチン(タンパク質)を作るのを助けてくれます。

しかも、頭皮の健康も維持してくれるので、そこに生えている髪の質も良くなります。

ビオチンはサプリも販売されているほど、髪に効果があると認められている栄養素なんですよ!

ビオチンは、まいたけの他に鶏肉、落花生に多く含まれています。

ツヤ髪のために積極的に食べることを、おすすめします。

納豆

納豆は、髪の成長の助けるだけではなく、ツヤや頭皮の健康にも効果があります。

”亜鉛・タンパク質・ビタミン類・ミネラル”などの、ツヤ髪に必要な栄養素が豊富で、バランスよく含まれているんです。

”色々な食材を組み合わせて、料理するなんて大変…”という人におすすめです。

しかし納豆だけに頼るのは、よくありません。

食事が偏るし、含有量が少ない栄養素もあるからです。

髪だけではなく、身体のためにもバランスよくを心がけて下さいね。

なぜタンパク質が必要なのか

髪は、ほぼ”ケラチン”というタンパク質でできています。

だから髪を作ったり、綺麗な髪を維持したりするためには、材料になるタンパク質が必要になります。

そのため、上記の食べ物の中に”タンパク質の代謝をする働き”がある食材が含まれているんです。

ツヤ髪にキューティクルが必要な理由とは

キューティクルは髪の一番外側の部分で、ツヤを出しています。

キューティクルの状態が良ければツヤツヤになり、悪ければパサパサの傷んだ髪になるんです。

そのため、キューティクルを良好な状態で維持する必要があります。

キューティクルを大切にしながら、髪や頭皮(土台)に栄養を送って、良い状態をキープすることが、毛先までツヤ髪の秘訣なんです。

でも、そのキューティクルを傷つけないようにするって、とても大変…。

キューティクルは”摩擦・熱・紫外線”に弱いのです。

そのため、こすると傷んでしまい、開いたり剥がれたりします。

イメージとしては、閉じているはずの蕾が少し開いた感じ、です。

その開いた部分から髪の毛の内部の水分が蒸発して、パサパサな髪に…。

毛先は特にダメージが現れやすいので、枝毛や切れ毛ができてしまいます。

キューティクルが開いている状態なら補修して、閉じている状態にすることはできます。

しかし剥がれてしまうと、もう再生することはできないので…諦めるしかありません。

まとめ

7つの栄養素を食事に取り入れよう

バランス良く食べることが大切

髪はケラチン(タンパク質)で、できている

キューティクルが良い状態ならツヤ髪になれる

いかがでしょうか?ツヤツヤの髪になるための食べ物や理由について、わかりましたでしょうか。

ツヤ髪と聞くと、トリートメントに注目されがちですが…髪は”生えて育つもの”なので、毎日の栄養も大切です。

ぜひ、毎日髪に良い栄養素を送って、毛先までツヤツヤな髪を手に入れましょう!