ヘアケア

薄毛女性の髪によいヘアブラシの選び方をご紹介!

健康的な髪を保ち抜け毛や薄毛を防ぐためには、毎日使うヘアブラシ選びも非常に重要です。

自分の髪質に合わないブラシを使っていると、切れ毛の原因になったりブラッシング効果が半減してしまう場合もあるため注意が必要です。

そこで今回は、ブラッシングの効果やそれぞれの目的や髪質に合わせたヘアブラシの選び方、またブラッシングする際に注意すべき点などについてご紹介していきたいと思います。

ブラッシングで得られる効果とは?

ここでは、ブラッシングすることにより得られるメリットや効果などについて詳しく見ていきます。

頭皮の血行促進

髪をブラッシングすることにより頭皮を刺激することで、血行促進効果も期待できます。

頭皮の血行がアップすると、ヘアサイクルが正常に機能するため髪を健康な状態に保つことができます。

髪にツヤや潤いを与える

頭皮から分泌された皮脂は、髪全体を保護するだけでなく髪にツヤや潤いを与える役割を果たしています。

この頭皮に必要な皮脂をブラッシングすることにより、髪全体にまんべんなく広げることができます。

スタイリングしやすくなる

スタイリングする前に髪をきちんとブラッシングしておくと、髪の流れが決まり扱いやすくなるためスタイリングがしやすくなります。

また、ワックスやムースなどのスタイリング剤が髪になじみやすくなるというメリットもあります。

髪の汚れを取り除くことができる

シャンプーする前にしっかりブラッシングしておくと、髪についたホコリやフケをある程度落とすことができ、シャンプーがよく泡立つため汚れがしっかりと落ちやすくなります。

ブラッシングするのに最適のタイミングとは?

一日の中でブラッシングするタイミングとしては、朝起きた時とシャンプー前、そして就寝前がおすすめです。

あまりブラッシングしすぎると、摩擦が起きやすくなったり切れ毛が増えるなど髪に負担がかかるため注意が必要です。

また必要以上にブラッシングすると、髪や頭皮を傷つける可能性もあり、かえって髪を不健康な状態にしてしまう可能性もあります。

さらに髪がからまった際に無理に引っ張ると、切れ毛が発生するだけではなく毛根にダメージを与えてしまう場合もあるため、避けるようにしてください。

髪質に合わせたヘアブラシの選び方とは?

一言でヘアブラシと言っても、その形状や用途は人により異なります。

そこでここでは、それぞれの髪の状態に合わせたブラシの選び方について詳しくチェックしていきたいと思います。

ハーブブラシは髪にボリュームがある方におすすめ

髪のボリュームをできるだけ抑えたいという方には、ブラシが片方だけについているハーフブラシがおすすめです。

土台の部分は緩やかなカーブを描いているため、頭の形に合わせて動かせるため使いやすいのがポイントとなっています。
 
またシンプルな形で適度に重みもあり、力を入れやすいため美容室などでもよく利用されています。

髪が多めでボリュームがあるとどうしても髪が広がりがちになりますがハーブブラシを使うことで、ボリュームを抑えたスタイリングを行うことが可能となっています。

スケルトンブラシはパーマをうまくまとめたい方におすすめ

パーマを崩さずにうまく髪をまとめたいという方には、ブラシの目が粗いためからまりにくく、静電気が起こりにくいスケルトンブラシを使うことをおすすめします。

その他にも強すぎるパーマのカールを少し軽くしたい時や、スタイリング後のヘアスタイルを少し崩したい時などにもぴったりです。

スタイリングする際にはロールブラシがおすすめ

スタイリングする際にふわっと柔らかなボリュームを出したいという方には、筒型のロールブラシが大変使いやすく便利です。
 

またくせ毛を伸ばすのにも重宝し、ドライヤーと合わせて使うこともできます。

ロングヘアをストレートにしたい場合は、太めのブラシを髪の根元から通すようにするとうまく髪を伸ばすことができます。

逆に、部分的にカールしたい方は、細めのブラシを使うといいですよ。

ブラッシングとともに頭皮ケアもしたい方にはクッション・パドルブラシがおすすめ

文字通りブラシ部分の根元がクッション状になっているクッション・パドルブラシは、ブラッシングした際の頭皮や髪への負担を最小限に抑えることができる使いやすく便利なブラシです。

ヘアブラシの材質別の特徴とは?

ヘアブラシを選ぶ際には、ブラシの形の他にも自分の髪質に合った材質のものを選ぶことが非常に大切です。

そこで以下では、それぞれの材質の特徴について詳しく見ていきたいと思います。

ナイロン製のブラシの特徴とは?

ナイロン製のブラシは吸水性が非常に高いため、ドライヤーで髪を乾かしながら使う際に、ボリュームがある髪の方でも髪をしっかり抑えながら使えるので大変便利です。

ただし髪がからまりやすいため、途中で髪が切れたりするため注意が必要です。

猪毛のブラシの特徴とは?

猪の毛は、動物の毛を使ったさまざまな種類のヘアブラシの中でも特に弾力性に優れた、非常に丈夫なのが大きな特徴となっています。

元々毛に油分や水分が含まれているため、髪同士の摩擦を抑えながら根元からしっかりと髪をとかすことができます。

豚毛のブラシの特徴とは?

ヘアブラシに使われている動物の毛の中でも非常に柔らかい豚の毛のブラシは、比較的細い髪質の方や髪への負担を最小限に抑えたい方に最適です。

猪毛と同様に髪によい水分と油分が含まれているため、使えば使うほど髪にツヤがでできます。

木製ブラシの特徴とは?

ブナや竹などの天然木で作られている木製のブラシは、一般的なブラシより間隔が広いため、髪にボリュームがある方や髪がからまりやすいという方にも使いやすい素材となっています。

また適度な油分が含まれているため、静電気を抑えて髪にツヤを与えることができます。

ブラッシングする際の注意点とは?

ここでは、髪をブラッシングする際に注意しなければならない点について見ていきたいと思います。

ブラッシングする際は毛先から行う

ブラッシングする際には、毛先から丁寧に行うようにしましょう。

途中で髪がからまった時は、枝毛や切れ毛の原因になるためそれ以上無理に引っ張らないようにしてください。

髪がからまった場合は、外側から少しずつ髪を手ですくいとかしていくようにしましょう。

濡れた髪をブラッシングするのはNG

シャンプー後に髪が濡れたままでブラッシングすると、髪のキューティクルがはがれてしまう可能性があるため、避けるようにしてください。

ですからシャンプーした際には、タオルやドライヤーで髪をよく乾かしてからブラッシングするようにしましょう。

またシャンプーする前にしっかりブラッシングしておくと、頭皮の血行促進はもちろん、髪や頭皮のホコリや汚れを浮き上がらせることができ、シャンプーした際にはスムーズ汚れを落とすことができます。  

まとめ

今回は自分の髪質に合ったブラッシングの効果やヘアブラシの選び方や、ブラッシングする際の注意点などについて詳しく見てきました。

自分の髪のタイプに合わせた形や材質のヘアブラシを使うことは、健康的で美しい髪を保つためにはとても重要です。

間違ったブラッシング方法を続けていると、かえって髪や頭皮を傷める原因となるため、くれぐれも注意するようにしましょう。