エクステと聞くと、若い人がおしゃれのためにファッションでつけるもの、というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
でも薄毛のためのエクステも最近は人気となっています。
ファッションのためのエクステと薄毛のためのエクステはどう違うのでしょうか。
今回は薄毛のためのエクステについて、
・薄毛のためのエクステはどんなものなのか
・いくらかかるのか
・どこで行っているのか
・時間や期間はどのくらいなのか
などをご紹介します。
Contents
エクステって何?
そもそもエクステとは何なのでしょうか?
言葉は知っているけど、どんなものかわからないという方も多いと思いますので、まずはエクステとは、そもそもどんなものなのかを詳しく説明したいと思います。
エクステは「ヘアエクステンション」の略です。
エクステンションには延長する、拡大する、増やす、などの意味があります。
自分の地毛部分につけ毛をすることで簡単に長さを伸ばしたり、色を入れたり、量を増やしたりすることのできる施術です。
おしゃれ目的のエクステでは、ショートカットの女性が「すぐにロングヘアにしたい」という時や、髪の毛を傷めずにインナーカラーを入れたい、などの際に人気となっています。
エクステにはシールやチップがついていて、自宅でも簡単に装着することができるものや、超音波や専用の道具を使用して髪の毛につけるヘアサロンで施術してもらうエクステなど色々な種類があります。
薄毛部分専用のエクステがある?
おしゃれ用のエクステとは別に、薄毛部分を隠すことのできる「薄毛用のエクステ」も最近人気となっています。
薄毛用のエクステは頭皮や髪の毛にダメージを与えることなく、薄毛の気になる部分をカバーできる方法です。
・地肌が目立つようになってきた
・分け目が気になる
・つむじがさみしい
・髪の毛のボリュームがなくなってきた
・増毛はまだちょっと勇気が出ない
・かつらを被るほどではない
・部分ウィッグは苦手
などのお悩みを持つ方におすすめの方法です。
薄毛が気になる場合は、増毛やかつら、部分用ウィッグなどもあります。
増毛は費用もかかりますし、医療行為になりますので病院での診察・施術になります。
かつらや部分ウィッグは毎日つけ外しをする必要があります。
お友達と旅行などに行く際は気になりますよね・・・。
薄毛用のエクステならそのまま髪の毛も洗うことが出来ますし、費用もそこまでかかりません。
次のメンテナンスまで、ずっとつけたままなのでお手入れも簡単。
つけ外しの手間もありませんし、ウィッグなどよりも自然なので気づかれることもありません。
中にはカラーリング可能なエクステもありますので、カラーリングするとさらに自分の髪の毛に馴染んで自然な仕上がりになりますね。
どこで施術してもらえる?
通常のエクステと違い、薄毛用エクステは薄い部分につけるので技術が必要になります。
一般的なヘアサロンで施術できる場合もありますが、専門のサロンに行ったほうがアフターケアや知識などの点で、おすすめです。
専門サロンは女性専用のお店も多く、個室も完備している店舗もおおいので、周りの目が気になってしまうという心配がある人にも人気です。
定期的なメンテナンスが必要になるので、自宅や職場などから通いやすいお店にしましょう。
増毛エクステ
増毛エクステはつむじや分け目など気になる部分に髪の毛を増やす方法です。
1本の地毛に何本かエクステ(毛)をつけ、髪の毛の本数を増やしていきます。
髪の毛に結んだり、接着剤を使用したりしてつけていくので、とても繊細な作業になります。
機械などではなく、全てが手作業で行われます。
ですので、専門知識と技術をもったスタッフが施術をすることになります。
薄毛専用のサロンではエクステを施術するだけではなく、薄毛のケア方法など詳しいスタッフが多いのでそういった相談に載ってくれるサロンもあります。
増毛の際に、ヘッドスパなどをしてくれるサロンなど色々なお店があるので自分に合った、そして気に入ったサロンを選んで定期的に通いたいですね。
どんな施術?
オシャレのためのエクステには施術方法がたくさんあります。
中には接着剤を使用するものもありますが、薄毛エクステの場合は頭皮にも髪の毛にも優しいもの、そして定期的なメンテナンスやリペアがしやすい「結ぶ」エクステが多いです。
この結び目も大きかったり不揃いだと目立ってしまいますので、小さな結び目で結んでいきます。
結んであるので、髪の毛が伸びると少しずつ結び目がずれてしまう場合があります。髪の毛はどうしても伸びてしまうものなので定期的にメンテナンスやリペアをする必要があります。
どんな毛を使うの?
エクステに使用する毛は人工のものと、人毛があります。人毛のほうが自然に見えるかというとそうでもなく、今は人工毛の技術も向上しているので熱に強いアイロンやコテもOKといった人工毛もあり、人毛よりも細かったり、形状記憶機能があるので癖になりにくい、などメリットもたくさんあります。
施術の際にどちらが自分に合っているのか、しっかりと相談してから決めましょう。
サロンによっては「人工毛しか扱っていない」「人毛は扱っていない」などの場合もあるので、どちらか決めていない時や、迷っている場合は両方取り扱いのあるサロンを選んでもいいですね。
料金はいくら?
料金は400本で1万円前後のサロンが多いようです。
400本は、前髪の分け目が気になる場合にちょうどカバーできるくらいの本数になります。
エクステ店では、つける本数で値段が決まる場合が多く、100本単位で追加したりします。
施術の前にカウンセリングで頭皮の状態などをチェックしてもらえるお店もありますが、カウンセリングは無料のお店がほとんど。
たまに有料の場合もあるので、行く前にしっかりと料金システムをチェックしてから行きましょう。
本数も大事ですが、施術前に予算を伝えておくとスムーズです。
時間はどのくらい?
薄毛用のエクステはつける本数にもよりますが、1時間から2時間くらいでできます。
カラーやパーマの時間とさほど変わらないので1,2時間の隙間時間で施術してもらうことが可能です。
カラーやパーマなどと違い、匂いもしないのでおでかけ前に出術してもらう人も多いんだとか。
伸びてきたらどうするの?
エクステは自分の髪の毛にエクステを結んだりしてつけていくので、髪の毛が伸びてしまうと結び目もどんどん上にあがってきてしまい、浮いたような状態になってしまいます。
そうならないように、月に1回くらいのメンテナンスやリペアが必要です。月に1回でいいは楽でいいですよね。
ハゲ部分にはできない?
エクステは自分の髪の毛にエクステを結んでいくので、軸になる髪の毛がないとつけることが出来ません。
ですので、毛が生えていないつるつるな部分には施術不可となります。また産毛や本数の少ない部分にもつけることができませんので注意しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
薄毛専用のエクステについてご紹介しました。
温泉に行ってもそのまま入浴・シャンプーでき、自然で目立たない薄毛用エクステ。
部分用のかつらはいや、でも病院で治療するほどでもない・・・という方に人気となっています。
気に入らなければ取ることもできるので、気軽にお試しできるのもいいですね。