髪の毛にいい食べ物があるというのはよく聞くのですが、実際のところ女性の髪と男性の髪の毛は質が違うのでもしかしたら髪の毛の栄養も違うのでないかと思うことがありました。
栄養バランスのとれた食事をとる中でも髪の毛にしっかり栄養の届く食べ物を詳しく調べました。
髪の毛にいいといわれるわかめは本当にいいの?それとももっといい食べ物があるかもしれません。
Contents
髪に必要な栄養素ってどんなもの?
髪にいい食材も気になるところではありますが、そもそも髪の毛にはどんな栄養が必要なのでしょうか?
沢山ある中で代表的なものを2つ紹介します。
亜鉛
髪の毛の成分のほとんどはケラチンというタンパク質といわれております。
このケラチンを形成するのに、亜鉛は必要不可欠なのです。
亜鉛が不足してしまうと、ケラチンの形成がうまくいかなくなってしまい、その結果、髪の成長に様々な影響が生まれてしまうのです。
しかし、亜鉛を過剰に摂取しすぎても体調を崩してしまう恐れがありますので、気を付けましょう。
ちなみに亜鉛が不足してしまうと抜け毛が起こりやすかったり、白髪が生えやすいなどといわれております。
ビタミン
ビタミンには頭皮の環境を整えてくれる働きがあるといわれております。
ビタミンの中でもビタミンB2、ビタミンB6を摂取することで代謝を活性化させる作用があります。
それ以外にもビタミンEには血管を拡張させる働きがあり、それにより血流がよくなり発毛を促進してくれる効果が期待できます。
ビタミンEはビタミンCと一緒に摂ることで効果がさらに上がるといいます。
最近はサプリメントで栄養を補うことができることが増えましたが、サプリメントですと過剰に摂りすぎてしまうことがありますので1日に飲む量をしっかり守りましょう。
髪にいい食材はどんなもの?
では亜鉛とビタミンが大事な紙の栄養素ということが分かったので、それを踏まえて髪にいい食材を紹介していきます。
亜鉛を多く含む食材
肉や魚介、海藻、野菜、豆腐などで細かくいくと牡蛎、豚レバー、牛肉納豆、チーズなどの多く含まれています。
やはりここで代表的な海藻類も入っていますが、海藻はミネラルも多く含まれているのでおすすめですよ。
しかし、毎日摂れそうでなかなか難しいですね。
そういうときはサプリメントなどで補うのもいい考えです。
ちなみに厚生労働省が発表してる亜鉛の摂取基準によると、1日に男性は10mg、女性は8mgが目安です。
これを参考にして摂取を心がけてみてください。
ナッツ類は女性におすすめ
髪にいい食材はいくつかあげましたが、さらに掘り下げて女性におすすめの食材を紹介していきます。
特にナッツ類は美髪・発毛におすすめです。
ナッツ類が含む植物性タンパク質は、髪だけでなく肌などの細胞を形作る役割をしています。
ミネラルも豊富な食材なので、髪や肌に栄養を届けてくれる役割があり、美肌・美髪、発毛を促進してくれる効果があります。
実はナッツは天然のサプリメントといわれているくらい栄養法な食べ物なんですよ。
ナッツは固いからで覆われた木の実のことを指していて、アーモンド・クルミ・カシューナッツ・ピスタチオ・マカダミアナッツなどがナッツ類です。
ここでよく間違われがちなのが、ピーナッツです。
ピーナッツは豆類に分類するので気を付けてください。
美容にいいナッツですが食べすぎには要注意です。
実はナッツ類は脂質が多いため少量でもカロリーが高く、食べ過ぎると肥満になってしまうことがあるので1日25g程度に抑えましょう。
アーモンドだと25粒ほどです。
また、おつまみ用で売っているナッツは、食塩が加えられていて、中には油で揚げられているものがあります。
味がついてるとついつい食べ過ぎてしまうので、味がついてない素焼きのナッツを選びましょう。
他にも便秘解消の効果も期待できますが、便秘の種類によっては逆に悪化させてしまうことがある可能性がありますので、異常を感じたら摂取をやめましょう。
ナッツ類は美容にいい面も多くありますが、かえって逆効果を引き起こしたり、体に異常が起こる可能性もああるということなので、おやつ程度に食べるのがいいですね。
最近は飲むアーモンドもありますが、飲み物は糖分が多い可能性もありますし、素材そのものを直に摂取するのがよさそうです。
髪によくない食べ物ってあるの?
ここまでは髪の毛にいい食べ物所紹介してきましたが、反対に食べると良くないものがあるか紹介していきます。
揚げ物・油っこいもの
脂肪分の摂取は頭皮を乾燥からも守ってくれるのですが、摂りすぎると皮脂の分泌が多くなってしまい、脂漏性脱毛という原因になります。
脂漏性脱毛とは、大量の皮脂により、頭皮環境が悪くなり、抜け毛につながるものです。
女性より、男性の多く見られます。
症状として多いのが、髪や頭皮が洗ってもべたつくなどです。
また皮脂の過剰分泌により、頭皮にニキビができたり、赤みやかゆみなども起こりるものです。
ついつい飲み会や外食が多く、揚げ物など良く食べる方は要注意です。
またファストフードや家庭で揚げ物が多い家庭も気を付けましょう。
カフェイン
コーヒーや緑茶などに含まれるカフェインは血行を促進し、髪に栄養が行くようにしてくれる働きなど良い効果もありつつ、発毛の促進を阻害するものも含まれているといわれます。
特に寝る前のカフェイン摂取はやめましょう。
夜ぐっすり寝れなくなる原因になり、それは発毛促進に悪影響が出てしまうためです。
アルコール
アルコールを摂取した際、体内ではアルコールを分解するため髪の栄養にも必要なアミノ酸やビタミンが多く使われております。
そのため、飲みすぎると髪に栄養が行き届かなくなり発毛に打撃が生じてしまいます。
アルコールには男性ホルモンの分泌を促してくれる働きがあるといわれていますが、アルコールは適度に飲むよう心がけましょう。
この3つが特に注意するものですが、いきなりすべてをなくすのもよくありません。
いずれにしても適度に摂取するのがいいものなのです。
帰って摂らなくなって、ストレスにつながる可能性も考えられますし、栄養バランスが崩れてしまうかもしれません。
過度に摂りすぎると十分な睡眠などが得られなくなることも考えられ、そうすると髪に栄養が届かなくなることもあるのでバランスよく生活に取り入れることがおすすめです。
まとめ
髪の毛の必要な栄養素自体は男性女性特に関係ありません。
特にナッツを例に挙げたのは、美肌効果が期待できるのと天然のサプリメントということから、女性により身近に感じてもらえるよう紹介しました。
最近は髪の毛の栄養分もサプリで補うことができる時代ですが、やはり、サプリメントはそれなりのお値段するものもありますので、サプリに頼らず、素材そのものでも十分期待ができるのです。
もちろんナッツだけが髪の栄養にいいというわけではありませんので、今回紹介した食材をバランスよく摂取し、ストレスをためない生活をするのが第一だと思います。
バランスのとれた食事・適度な運動・十分な睡眠時間の確保は髪だけではなく、体本来に一番大切なことなので気を付けましょう。
そして髪の毛は見た目からの印象でいろいろ相手からとらえられる部分でもあるので、健康的な髪の毛をめざしましょう!