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薄毛予防にナイトキャップ
薄毛予防にナイトキャップがいいのはご存知でしょうか?
でも、日本人にはまだ馴染みのないナイトキャップ。
今回はナイトキャップについて
・ナイトキャップとは何なのか
・ナイトキャップが薄毛予防になる理由
・ナイトキャップの種類
・薄毛におすすめなナイトキャップの素材や形
をご紹介したいと思います。
ナイトキャップって何?
ナイトキャップとは、夜寝る時に被る帽子のこと。
海外映画などで見たことのある方もいるのではないでしょうか?
アニメや漫画などでは三角のサンタクロースの被る帽子のような形をしています。
古くはヨーロッパで愛用されていたアイテムになります。
そもそもナイトキャップはシラミ予防でかぶられていた、とされています。諸説ありますがアタマジラミは感染力が強く、家族などに寝具から移らないように被っていたことが発症との説があります。
また、まだ暖房のなかった時代、防寒の意味でも役に立ったと言われています。頭は布団から出ますので、寒くてなかなか寝付けない、そんな時に帽子を被っていたのでしょう。
そして、17世紀後半バロック時代になると、おしゃれとして男性は大きなかつらをつけるようになります。次第に豪華に大きくなっていったかつらを被るために、中の地毛は短めにカットしていました。
自宅に帰ってくると、すぐにそのかつらを脱いでくつろいだと言います。しかし、かつらを被ることが基本の風潮ですから、短い地毛姿を見せるのには抵抗があったのでしょう。
その短めの髪の毛を隠すために家ではナイトキャップを被っていた、と言われています。女性のすっぴんと同じような感覚だったのかもしれませんね。
寝る前に飲むお酒をナイトキャップというのはなぜ?
寝る前に1杯お酒を飲むことをナイトキャップといいます。
いわゆる寝酒ですね。寝付きを良くするために飲むお酒ですから、寝る準備をして飲むことになります。
パジャマに着替え、ナイトキャップをして、寝酒を1杯飲んで寝る。
そんな流れから、寝酒のことをナイトキャップというようになった、という説。
そして、寒くて寝られない時にナイトキャップで温めて寝付きをよくする、つまりナイトキャップは寝付きをよくするアイテムということになります。
そこで、寝付きをよくするための寝酒もナイトキャップと呼ぶようになったという説。
この2つが定説と言われています。
そしてナイトキャップというカクテルも存在します。
・ブランデー
・オレンジ
・キュラソー
・アニゼット
・卵黄
の材料をシェイカーで混ぜたら完成です。
寒い時期などはホットにして飲むこともあるんだとか。
ナイトキャップが薄毛予防になる理由
ナイトキャップは髪の毛を摩擦から守ってくれます。
寝ている時、人は平均20回ほど、寝返りを打つと言われています。寝返りの他にも頭の位置は動かしているので、枕との摩擦が1日寝ただけでもかなりあることがわかります。
ナイトキャップを被ることで、この摩擦をへらすことが出来ます。摩擦によってキューティクルが乱れたり、剥がれたり傷んだりします。
いくらヘアパックをしたり、コンディショナーをしたりしても毎日の摩擦で傷つけてしまっては元も子もないですよね。
もちろん、ヘアパックやコンディショナーも大事ですが、それらのケアが無駄にならないようにナイトキャップを被りましょう。
また、摩擦から守ってくれるということは抜け毛予防にもなります。そして、髪の毛だけではなく頭皮への摩擦や乾燥も守ってくれるので、薄毛予防に最適なんです。
ナイトキャップの種類
ナイトキャップには
・女性用
・男性用
・男女兼用
のものがありますが、大きさが合えばどれを使用してもかまいません。
サイズ調節が可能なものもあります。
就寝中に外れてしまわない大きさのもの、でもキツくないものを選びましょう。
薄毛予防におすすめなナイトキャップの素材や形は?
薄毛予防のためにはどんな素材や形のものを選ぶといいのでしょうか?
素材別に特徴をご紹介します。
シルク
シルクのメリットは
・保湿効果
・蒸れにくい
手洗いでおしゃれ着用洗剤必須なので、毎日のお手入れがちょっと面倒。
そしてお値段も高価なものが多いシルクのナイトキャップ。
ですが、美髪効果が抜群。
お手入れが面倒な場合は洗い替えを多めに用意して、まとめて洗うなどの対策が必要ですね。
1,500円から2,000円で購入することができます。
<シルクのナイトキャップがおすすめな人>
・髪の毛が細い人
・抜け毛が気になる人
・髪の毛の乾燥が気になる人
・枝毛が気になる人
・髪の毛のツヤやハリが気になる人
コットン
コットンのメリットは
・通気性がいい
・吸水性が良い
・静電気が起こりにくい
・お手入れがしやすい
・敏感肌でも安心
・いろんな色柄が選べる
コットンはお洗濯も簡単。
ネットには入れたほうが良いですが、洗濯機で洗えるので毎日使用するナイトキャップには嬉しいメリットが沢山。
また、シルク製よりもリーズナブルなので、洗い替えも気軽に用意できます。
そしてカラーや柄が豊富なので、選ぶのも着用するのも楽しいですね。
800円〜1200円ほどで購入することができます。
<コットンのナイトキャップがおすすめな人>
・汗っかきな人
・敏感肌の人
・お手入れは簡単がいい人
・髪の毛が硬めの人
・いろんな柄や色を選びたい人
・リーズナブルなものがいい人
三角タイプ
アニメなどでよく見る三角のナイトキャップ。
現在でも販売されていますが、数が少ないので見つけるのが大変かもしれません。
ゴムタイプ
現在で一番多いものがこのタイプ。
シャワーキャップにも似たデザインとなっています。
レースがついたもの、フリルがついたもの、可愛い柄がついたものなどたくさんのデザインから選ぶことが出来ます。
ニットキャップタイプ
ニット帽のような形のナイトキャップ。男女兼用なデザインなので家族で共有する人も。締め付けるゴムがないので、おでこに跡が残りにくいのがメリット。
コットンのものが多いですが、ナイトキャップには見えないので、朝起きてそのままゴミ捨てなどにいけちゃうデザインです。
ナイトキャップの被り方
ナイトキャップはどうやって被ったら良いのかわからない人も多いですよね。
基本的な被り方は、ナイトキャップのゴム部分を両手を使って広げます。
ショートヘアの人はそのまま、髪の毛が曲がったり、折れたりしないように上からすぽっとかぶせましょう。
ロングヘアの場合は、そのまま雑に入れてしまうと癖がついてしまったり、絡まってしまったりして逆効果。
ロングの場合は軽く内側に折りたたむようにして入れ込みます。ゆるく三編みにして入れると、翌日くせ毛のようなゆるふわヘアに。まとめ髪にしてもおしゃれですね。
まとめてからナイトキャップを被る方法もありますが、それだと片手で入れる必要があるので難しくよほど慣れていないとキレイに入れ込むことはできません。
ですので、最初に髪の毛はおろしたままナイトキャップだけ、ベレー帽を被る感じで被ります。
はみ出た耳から下の髪の毛をまとめ、折りたたむようにしてナイトキャップを襟足まで引っ張る感じにすると、初心者でも上手に入れることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
芸能人やモデルさんも髪の毛のお手入れとして取り入れているナイトキャップ。
寝る時に被るだけなので、お手軽に薄毛予防をすることができます。
薄毛だけではなく、美髪にもなれるのでこの機会にぜひ試してみてくださいね。