女性の薄毛

女性の薄毛にシャンプー後のトリートメントがいい理由とは?

美容室でも市販でもよく利用される『トリートメント』。普段使用されていますか?

何となく、保湿してくれると思って使用してる方も多いと思いますが、シャンプー後はコンディショナーをしているのにトリートメントは必要なの?どんな役割を果たしているの?と目的をよくわからず使っている方も多いと思います。

改めて、トリートメントはなぜ使用するといいのか、どういった役割を果たしているのか、洗い流すタイプと流さないタイプの違いは何なのか、疑問の多いトリートメントについて紹介します。

トリートメントとは?髪にどんなメリットがあるのか

トリートメントは簡単に言うと、傷んだ髪を『補修』してくれます。

1日を通してドライヤーの熱やアイロンの熱、外の紫外線やカラーなどにより日常的に傷んでいるのですが、それを補修してくれるのがトリートメントなのです。

毎日ではなくとも2、3日おきくらいでもトリートメントはいいかなと思います。

特に紫外線をよく浴びた日や、カラーをして髪が傷みやすい時などはトリートメントをしてあげるといいですね。

つまりトリートメントは髪を元気にしてくれるサプリメント的な役割と考えてください。

トリートメントによってはしっとり仕上げるか、サラサラに仕上げるかなど目的が違いますし、髪の質感に合わせて選ぶこともできます。

なのでコンディショナーのメリットは髪を元気にしてくれることが一番ですね。

それによって髪が生き生きして若々しい髪をキープしてくれることができるのです。

トリートメント・コンディショナー・リンスの違いは?

特に多い疑問が、トリートメントとコンディショナーは何が違うのかということです。

シャンプー後に使用するというのは共通していますが、それ以外に何が違うのか。

そしてリンスともまた違うのかということですが、それぞれの役割を改めて紹介します。

・トリートメント
使用することで髪の内部にまで行き届き、傷んだ髪を補修する役割

・コンディショナー
髪の表面をコーティングし、表面を保護する役割で髪のキューティクルを整えてくれる。
仕上がりが指通りのいい滑らかな髪になる。わずかながら保湿効果もある。

・リンス
コンディショナーと似ていて髪の表面をコーティングする役割がある。保湿はあまりない。

ということで似ているようで実は役割が違うのがお判りでしょうか。

トリートメントは髪の内側を、リンスは髪の外側、コンディショナーはどちらも担っているというと見分けがつきやすいかもしれません。

リンスはもともと、髪を石鹸で洗っていた時代に日本独自に作られたものです。

石鹸で洗うと洗浄力が強いため、必要なものも洗い流してしまうので、それを補うためにリンスが作られたそうです。

なので最近はリンスインシャンプーもありますよね。

すべてを使用すれば髪にはいいのかといえば、実はそうでもありません。

うまく使いこなしたり、使う順番などを守れば髪にも効率よく生き生きした髪になるかと思います。

トリートメントとコンディショナーを一緒に使うときは順番に注意!

トリートメントとコンディショナーを一緒に使うことで、より髪に効果が期待できます。

しかし、順番を間違いがちな方もいると思うのでこれからはこの順番で行いましょう。

順番は「シャンプー➡トリートメント➡コンディショナー」の順番です。

最後にトリートメントしている方は多いと思います。

改めてコンディショナーの役割をお話しますが、トリートメントは髪の内部を補修し、コンディショナーは髪の外部のキューティクルを整えてくれるものです。

これが逆になるとコーティングした状態でトリートメントしたことになるので、効果がほぼなくなります。

コーティングされていたらトリートメントが内部に浸透しなくなります。

さらにはそれを洗い流してしまうのでトリートメントが役割を果たさず終わってしまうのです。

なので併用する際はこの順番で行いましょう。

ちなみにトリートメントをした後は5~10分ほど置いてから洗い流すと、髪の内部にしっかり浸透しやすくなります。

またシャンプー後は軽く絞って水気を少なくしましょう。

トリートメントは置く時間は商品によって異なりますので、しっかり説明書を読んでから使用してください。

この順番は「洗い流すタイプ」のトリートメントの場合です。

洗い流すタイプと何が違うのでしょう。

洗い流さないトリートメントとは

最近、手軽にケアができるということで重宝されている『洗い流さないトリートメント』。

普通のトリートメントとは役割は一緒で、ダメージを補修してくれます。

洗い流さないということもあって、濡れた髪にも乾いた髪にも使用ができるということです。

なので外出先で紫外線を浴びて傷んでいるなと感じたらその場で使用できるメリットもあります。

ちなみにこのトリートメントは、オイルタイプ・乳液タイプ・スプレータイプのトリートメントがあり、それぞれの仕上がりに合わせて選ぶこともできます。

洗い流すタイプと違って置く時間が必要ないので、髪になじませたら終わりですので、時短にもなります。

ちなみに持ち運びに便利なのはこの中ではスプレータイプです。

べたつかず仕上がりがサラサラになるので、外出先ではスプレータイプのものがいいでしょう。

注意としては髪になじませるときは毛先中心にしましょう。

全体になじませてしまうと特に頭皮などの穴をふさいでしまい、かえって髪に良くないので、使用は毛先のみにしましょう。

またドライヤーの際は乾かす前と乾かした後どちらも使用すると仕上がりが綺麗になりますでの、ぜひ実践してみてください。

時間がない方や外出先で使用したい方におススメです。

洗い流すタイプとの併用としては、ドライヤー前の濡れた髪に毛先に少し付けるくらいで十分です。

沢山使いすぎてもかえって髪によくないですし、無駄に買ってしまってももったいないですから、どちらか使用するだけで十分だと思います。

それぞれのメリットとデメリットがありますので、自分がどちらに向いてるか考えてみるといいですし、普段から使い分けてみるのもいいかと思います。

まとめ

シャンプー後のトリートメントは、普段の生活で傷んだ髪を補修してくれる効果があります。

しかし、使用方法を誤ったり、間違った順番で使用してしまうとトリートメントの効果がなくなってしまいます。

シャンプーの後はトリートメント、最後にコンディショナーの順番です。

いつまでもサラサラつやつやの髪でいるためには、日ごろからのケアがとても大事になってくるかと思います。

毎日美容院に行く時間もお金もないですし、自分でできることはしっかりやって髪に自信をつけていきましょう。

また洗い流したり、洗い流さなかったりしても違いが出てくるので、うまく使いこなすといいでしょう。

疲れて時間がないときは洗い流さないタイプ、しっかりケアしたいときは洗い流すタイプといったように、どちらも普段使いできるものなので、両方持ってて損はないかと思います。

トリートメントをうまく使いこなしてきれいな髪をキープしましょう。