女性の薄毛

歯の噛み合わせが女性の抜け毛や薄毛の原因⁈歯と髪の関係と対策法

歯と髪の関係性とは?

一見何の関係性がないように見える歯と髪。実はとても深い関係があるのです。

元々髪はストレスやホルモンの影響を受けやすいことはご存知でしょう。

日々のストレスや紫外線による影響、妊娠などによって変化するホルモンバランスなど、様々なことが髪に影響を受けています。

その中には、体の不調が髪へのダメージにも繋がります。

体の不調の原因も様々ありますが、時には歯が体に影響を与えることもあります。

歯の役目として大切なのは、しっかり噛むということです。

噛むということをしないと身体の歪みが出始めるため、内臓なとに悪い影響を与えます。

しっかり噛むことで、脳を刺激するため活性化させています。

噛まずに食べ物を飲み込んでしまうと、胃腸にダメージを与えてしまうことも!このダメージが体や髪にとってストレスになりますね。

また、歯が虫歯になると痛みを伴う場合もありますが、その痛み自体がストレスになるため、髪に影響を与えてしまいます。
 

歯周病が進行すると起こる影響

虫歯ともう1つ、歯にとって「歯周病」は悪いものです。

歯周病は、歯と歯肉の境目の清掃が行き届かない状態になると、そこに多くの細菌が停滞してしまいます。

それだけではなく、歯肉の辺縁が「炎症」を帯びて赤くなったり、腫れたりします。

歯周病が進行すると歯がグラグラして抜けてしまうけともあります。

そして、歯周病菌が歯肉から侵入して全身の血液が巡ることもあります。

その歯周病菌が原因で、糖尿病や心疾患、骨粗しょう症になる可能性も高まります。

そして、髪にも悪い影響を与える可能性があります。

その原因の一つとして、抜け毛。

抜け毛は、血行不良で頭皮に栄養が行き届かなくなるためです。

全身の血流が悪くなることで、頭皮への栄養が行き渡らなくなり、髪への影響がでてしまいます。

歯周病は自覚症状がないので気づきにくいケースが多いとも言われています。

噛む力が弱くなると?

顎関節症になることもあり、顎に痛みを出ることもあります。

そして、それだけではなく、薄毛になる可能性もあるのです。

歯周病が悪化することで薄毛だけではなく、歯周病が原因で歯が抜けてしまうことにもなります。

そうすると、噛むことが出来ないということにも繋がり、これらが身体へのストレスになります。

このように一見何の関係性もない髪と歯ですが、密接に関係があるのです。

大切な美髪を守るためには、髪だけではなく歯の環境をきちんと整えて清潔にしておくことが重要ですね。

噛み合わせが髪への健康

歳を重ねるごとに身体は老化し、衰えていくものと考えがちです。

身体を木に例えると、筋肉と骨で木の幹のようだった腕は枯れ枝のごとく細く、風を受けた帆のようにピンと張った肌のはずが、たるんでシワだらけに‼︎

毛髪も老化が進むと白髪が増えていく一方で抜け毛が増加し、薄毛が進行してしまいます。

体は日々の運動や食事である程度維持ができますが、髪の毛は日々の生活習慣だけではなく、遺伝などが関わってしまうため、運動や食事だけではどうにもならないことが多いですね。

しかし、身体が退化してしまうのも仕方がないことではなく、身体の整え方次第でどうにでもなります。

そこで、改善するために必要なことは、噛み合わせの改善なのです。

なぜ噛み合わせが薄毛になるのか?

噛み合わせが悪いと肩こりや頭痛・腰痛などにも影響を及ぼしていることは良く知られていますね。

ただ、身体だけの不調だけではなく、薄毛にも大きな影響を与えます。

「噛み合わせる」とは、顎の筋肉を動かすこと。

大きく口を開けた時に顎から耳の裏を通って頭のてっぺんまでが連動して動きます。

この部分を「咀嚼筋」という筋肉なのです。

つまり、歯を噛み合わせるほど咀嚼筋が活発に動き、頭皮も同時に動くことになります。

筋肉が動くためには血液からの酸素補給を受けなければなりませんので、噛めば噛むほど頭皮に血液や酸素が送られやすくなり、毛根に十分な栄養を行き渡せることに繋がります。

噛み合わせの改善で薄毛改善事例

噛み合わせの改善が薄毛の改善に効果を発揮するといいことは、逆に噛み合わせが悪い人ほど薄毛になりやすいともいえますね。

実際に、噛み合わせの悪さから起こる歯ぎしりや肩こり・首こり、そして顎関節症は、咀嚼筋を緊張させて筋肉を硬直させてしまうため、頭皮への血行を悪化させ薄毛を促進させてしまいます。

そんな状態であっても、噛み合わせが悪かった人が総入れ歯や歯列矯正を受けて、噛み合わせが改善されたとたんに日々薄毛が改善されていくことや黒々としたコシのある髪毛が生えてきた!という事例も不思議ではありません。

身体の不調は噛み合わせかも!

噛み合わせの善し悪しは、頭痛や腰痛などの原因にもなる体中の健康をも左右します。

しかし、「自分が悩まされている病気・不調の原因が噛み合わせ」と気がつく方は少ないでしょう。

そのため、「噛み合わせの改善」と言われても、病気や不調が噛み合わせと結びつかないため、根本的な解決策が打てない方も多いかもしれないですね。

正しい噛み方が出来てない方も多く、歯としての機能がきちんと使われていないと言われていますね。

噛み合わせとは、ただ噛むだけではなく、一体どんな事を気をつければよいのでしょうか。

噛み合わせの筋力アップ&舌出しリラックス

皆さんは重いものを持つときなど、グッと噛みしめることがありますか?

咬合力(噛む力)と筋肉の関係の深さがとても大切です。

歯医者やスポーツの世界では知られています。

とくに握力はその繋がりが明確です。

ものを噛ませて測定すると、数値がアップするというデータがあります。

逆に、噛み合わせが悪いと、握力が低下する傾向になります。

すべての筋肉は連動しているため、咬合力があれば、全身の筋力アップに繋がり自分の力以上の結果になります。

そのためアスリートは噛み合わせにこだわります。

しかし、強く噛みすぎるのも良くありません。

例えば、アスリートでいえば陸上選手のカール・ルイスやサッカー選手のディエゴ・マラドーナ、バスケット選手のマイケル・ジョーダンの試合中は、ここぞ!という時は「舌出し」をしてプレー‼︎
優れたアスリートである彼らは自然にやっていただけかもしれませんが、これは、噛み締めすぎないよう適度に力を抜いているのです。
筋肉が強張り力が出なくなるのを防ぐために、舌を出すことで、筋肉が緩みリラックスをして、筋肉を使いやすくしているのです。
そのメリハリで、力を入れるところや抜くことをスムーズに切り替えられることができるのです。
一流アスリートは、その大切さを知っています。

身体の歪みは徐々に!

虫歯・歯周病・知覚過敏対策などはよく耳にしますね。

噛み合わせの啓蒙はまだ十分とは言えません。

歯の噛み合わせが悪くて噛み方で歯が欠けてしまうことがあります。

そうすると、顎が低いほうにスライドして、真正面から見ると、顔が大きく歪んでいたり、左右どちらかの口角が下がっている人は、どちらかの歯が1本欠けて少なかったり、片方の歯の位置が低いなど1ヶ所の歪みが色々なところに歪みとなります。

また、噛み合わせが悪いと身体全体のバランスも歪み、バランスよく両足で立っているつもりでも、左右どちらかに傾いている時は、肩が下がっている方の歯で噛むクセが強いと考えられます。

肩こりや腰痛を引き起こす原因にも繋がります。

身体のバランスが崩れることによって症状が表れていると考えられます。

こうした症状は突発的に出るものではなく、時間と共に徐々に身体に表れるため、気づくまでに時間がかかりますし、気づいた頃には色々な部分に支障が出ているはずです。

ポイント
身体の要である骨盤を整えることで、顎関節が整いやすく、噛み合わせが整いやすくなり維持しやすくなります。

どんなに歯並びを整えたり、噛み合わせを整えても必ずクセがあります。

両側でものが噛めるようなら歪まないはずです。

それができない状態で、噛み合わせを整えたとしても必ず歪みが出てきます。

そのため、骨盤を整え筋肉をあるべき位置に整えることで、必然的に血管や骨格を整えることができます。

人間はお腹の中で骨盤から背骨ができ始めます。

それだけ土台となる骨盤は重要です。

身体の土台になる骨盤が整うだけで、体幹が作れるため、日常無理しなくても家事しているだけで、筋肉がバランスよくついてきます。

身体は経絡で繋がっているため、手首や腕の使い方で顔の筋肉も解れます。

最後に頭皮をマッサージすることで、頭のハチを骨盤の大きさに合わせて小さくすることができます。

そのことで、顎関節も解れるため、噛み合わせも変わります。

そうすることで、全身の新陳代謝が上がり、頭皮に充分な栄養や酸素が行き渡るため、維持することで、髪毛は生き生きした髪になります。

歯は想像以上に動く?
大人になってからも、下記のようなクセを続けていると歯は動いてしまうのです。

・歯を舌で押してしまう
・指をしゃぶる
・爪を噛む
・頬杖をつく
・唇を内側に噛む

何年も無意識に積み重ねてきた悪癖が、噛み合わせだけを矯正しただけでは、噛み合わせが戻ってしまいます。

これでは意味がないので、癖を改善するには全身を整えて、正常な位置にしてバランスよく左右の筋肉を使うことをオススメします。

それが髪毛のトラブルを予防します。