体内に溜まってしまったコレステロールは、髪にも様々な影響を与えてしまう可能性が高いといいます。
健康診断でもコレステロールが高いなどという話を聞きますが、体に悪いイメージが強いのではないでしょうか。
本来、コレステロールは炭水化物・たんぱく質に並ぶ程の重要な栄養素とされているのですが、悪いイメージが先行しているような気がします。
では、本当のところはどうなのでしょう。
そして、髪とコレステロールの関係性を見てみましょう。
Contents
髪とコレステロールの関係性は?
なぜコレステロールが髪に関係しているのでしょうか。
それは、「善玉コレステロール」と「悪玉コレステロール」を聞いたことありますよね。
それの「悪玉コレステロール」がもたらす動脈硬化の原因に深く関わってくるのです。
健康な髪を作るためには、栄養を運ぶ血液の流れがスムーズであるのが基本となります。
悪玉コレステロールは本来の働きとして、コレステロールすなわち脂質を体中に運ぶ大事な役割をもっています。
しかし、その数値が高くなってしまうと、血液中に余ってしまい、血管の壁に沈着してしまうのです。
そのことによって、血液中にどんどん悪玉コレステロールが溜まることになり、血流は低下しやすくなり、血管の弾力性も無くなってしまい、動脈硬化になる可能性が高くなります。
ドロドロの血液、そして狭く硬い血管になることで、頭皮や髪にも栄養が十分に行き届かなくなるため、髪質も徐々に悪くダメージを受けやすくなります。
逆にコレステロール値が正常の状態になると、細胞や血管壁にある余計なコレステロールを回収してくれるため、血管に詰まらなくなり頭皮にまでスムーズに栄養成分が届きやすくなるため、髪質が良くなります。
このように、血液や血流に影響が出やすくなるため、髪とコレステロールは深く関係していると言えます。
コレステロールで髪トラブル⁈
コレステロールが引き起こす髪トラブルは「薄毛」なのです。
悪玉コレステロールは数値が高くなると、血管や血液に悪影響を与えてしまい、本来であれば頭皮まで行き届くはずの栄養がスムーズに届かなくなってしまいます。
すると、髪も頭皮も常に栄養不足に陥ってしまいやすくなります。
ヘアサイクルをご存知でしょうか。
ヘアサイクルとは
肌のターンオーバーがあるように、髪にもサイクルがあります。
そのため、一度にゴッソリ抜ける事はないですが、髪も頭皮も栄養が行き届かない分、元気が無くなっていますので、ちょっとした刺激やダメージを与えると簡単に抜けてしまう可能性が高くなります。
そんな状況が続くことで、抜け毛だけに留まらず薄毛になりやすいでしょう。
予防法とは?
コレステロール値が原因となる薄毛に対しての育毛剤の効果は、なかなか効果が出ない場合も多いのです。
まずはきちんと内側からの原因を解消してから外側のケアをするようにしましょう。
コレステロール値をコントロールするには?
コレステロールは女性は閉経頃から高くなります。
女性ホルモンが低下するに従い、コレステロールが補うからです。
そのため、閉経とはいうた、女性ホルモンはそれだけではないため、美味しいものを食べて美味しい!と感情を出したり、嬉しい!など感動をすることで、女性ホルモンの分泌を促してくれます。
そして適度な運動、お酒やタバコを控えるとより効果的です。
脂質の多い食生活を改善するのも直接の解消になりますが、食べ過ぎに注意が必要です。
ストレスをあまり溜め過ぎないことも大切です。
食べた食事は5年後の自分に返ってきます。
そのためには、これをきっかけに改善しましょう。
コレステロールは多過ぎても、少なすぎても髪に悪影響となってしまうため、コレステロール値が平均よりも低く、痩せ過ぎの方も十分に注意しましょう。
油物の摂り過ぎは髪に悪影響?
きっと皆さんの中にも「揚げ物」や「ラード」がたっぷりの肉料理が大好きな方がいるでしょう。
しかしこうした油の摂り過ぎは、実は髪に悪影響を及ぼすことがあります。
油が頭皮に与える影響とは?
なぜ脂の摂り過ぎが髪に悪いのでしょう。
それは頭皮の環境に悪影響を及ぼすからなのです。
具体的には、油ものを沢山食べると当然のように脂肪やコレステロールというものが増えてしまいます。
そうして血液はどんどん「ドロドロ」になりやすく、血行が悪くなってしまうため、悪循環が生まれてしまい、頭皮の環境に悪影響が及ぼされるのです。
こうした頭皮の影響というのは、ヘアサイクルを乱させてしまい「薄毛」の原因になってしまうのです。
また、摂り過ぎた脂が悪玉コレステロールになり、血管の内側にくっつくことで、血液の流れが悪くなることを指摘する医者も多いのではないでしょうか。
ではこうしたことを防ぐ点で何をすることがいいのでしょうか。
食生活の改善
どうしても油ものが食べたくなるときがあるでしょう。
その時には動物性脂肪ではなく、できるだけ植物性脂を使った料理を食べるようにすることをオススメします。
特にその中でも髪に良いと定番になるのは、タンパク質、ミネラル、ビタミンというものになります。
こうしたものを含む「卵」や「海藻類」・「野菜」・「果物」を中心にバランスのとれた食事を心がけて摂取することが大切になります。
また、食事だけではなく全体的な生活習慣を見直すことも同時に必要になります。
例えば効果的といえば「運動」になりますね。
これは身体を動かすことで、汗をかきますね。
そのことによって皮脂の分泌が促進されやすくなり、毛穴の毛根が詰まっていたものが取れやすくなります。
ストレスが溜まると抜け毛の原因になると言われていますね。
ストレスだけでも睡眠不足になり、睡眠の質が悪くなります。
そのため、気分転換をしてできるだけ睡眠の質を上げるようにしましょう。
シャンプーの習慣も当たり前なようで非常に重要になります。
入浴時には湯船につかることで、毛穴を十分に開かせてからシャンプーをすると、毛穴の汚れが浮きやすくなります。
また洗髪後には、シャンプーが残らないように全体的にしっかりすすぐことも重要になります。
それは、シャンプーが残っていると雑菌が増えてしまうのです。
頭皮は雑菌は見えないですが、抜け毛や臭いの元となるなど、すぐ反応がでるため、是非このようなこともしっかりと覚ておくといいでしょう。
身体が整うことで、食したいと感じているものは身体が欲しているのです。
例えば、仕事後にコーラ飲みたい!と思うのは、実は内臓からの疲れなのかわかりません。
その理由として胃が疲れてしまうことで消化できづらく、スムーズに消化できないままだと炭酸を欲しがることがあります。
これは、アテネ大学の研究レポートで発表されたものですが、実は、胃閉塞を起こした患者さんにコーラを与えることがあります。
コーラを与えることで90%以上の治療効果があるのです。
この理由は、コカ・コーラに含まれる物質が繊維質を消化する胃酸に似ているため、泡がその消化過程を促進することで効果が上がると言われています。
コーラだけではなく、ダイエットコーラやカロリーゼロのコーラも成分としては同じものが含まれているので同じ効果が期待できるのですが、これは胃の手術の結果のため、コーラは糖がソフトドリンクの3倍は入っているため、飲み過ぎにご注意が必要です。
因みにダイエットコーラやカロリーゼロのコーラはコカ・コーラよりも糖が入っているため、太りやすくなります。
胃が調子悪いときには、少しの量でしたら胃を助けてくれます。
身体は自然に改善する方法を知っているのでしょうね。
内臓を整えることで、食べても骨盤が整っていることで、体が脂肪をつけずに燃焼してくれるため、コレステロール値をコントロールしやすくなります。
食べるものも大切ですが、まずは姿勢を整えることが健康でいる秘訣です。
そのことで、髪への栄養が行き届くことができるため、髪質が変わりやすく抜け毛や薄毛予防にも繋がります。