女性の薄毛

女性のこんな全長は薄毛予備軍?こんな症状があったら要注意!

「最近抜け毛が増え、髪がボリュームダウンしたような気がする」と感じるようになったら、もしかしたらあなたも薄毛予備軍かもしれません。

実は女性の薄毛になる前には、さまざまな前兆が現れると言われています。

そこで今回は、薄毛予備軍とも言える女性が薄毛になる前に起こる症状や、前兆を感じた際の対策方法について詳しく見ていきたいと思います。

こんな前兆は薄毛予備軍のサイン!?

以下では、薄毛が始まる際に現れるさまざまな症状について、詳しく見ていきたいと思います。

抜け毛が急激に増える

人間の髪は一日50~100本程度抜けると言われています。

特に抜け毛が増える秋には、200本ほど抜けることもありますが、朝起きた際に枕に大量の抜け毛が付着していたり、少しブラッシングしただけで多くの髪が抜ける場合などには要注意です。

髪のハリやコシがなくなり、全体的にボリュームダウンする

ブラッシングした際などに髪のボリュームが減ってきたと感じたり、ハリやコシが以前より失くなったと感じた場合は、薄毛の前兆かもしれません。

髪が減るとなかなかうまく髪をセットすることができなくなり、それが薄毛のサインであるとも言えるでしょう。

頭皮が硬くなる

頭皮が硬くなると頭皮の血流が滞りがちになり、頭皮を指でつまんだり、スムーズに動かしたりすることができなくなってきます。

そのような場合には、血行不良により薄毛が進行する可能性があります。

髪のうねりが強くなり柔らかくなっている

元々はストレートだった髪のうねりが強くなったり、髪が以前より柔らかくなったら、それは薄毛や抜け毛の起こる前触れである可能性が高いと言えるでしょう。

これはホルモンバランスの変化により、ヘアサイクルが乱れることで髪の成長が遅れ、髪が細くなったり髪の栄養素が不足していることにより起こっていると考えられます。

シャンプーしているのに頭皮がベタつく

頭皮の皮脂には乾燥や紫外線などの外の刺激から守る役割がありますが、皮脂の過剰分泌は頭皮環境の悪化につながります。

頭皮のベタつきが気になるという場合は、原因としてシャンプーが不十分であったり、食生活の乱れなどが考えられます。

皮脂は毛穴を詰まらせたり、細菌を繁殖させてしまう原因となるため注意が必要です。

頭皮が赤くなったりかゆみがある

自分の頭皮に合わないシャンプーなどを使い続けると、頭皮が赤くなったりかゆみがある起こるなどして、抜け毛や薄毛の引き金になることがあります。

正常な抜け毛と注意すべき抜け毛を見分ける方法とは?

ヘアサイクルが正常に働いて抜けた髪は、根元が白く丸みを帯びています。

逆に根元が細く、ふくらみがない場合や皮脂などの付着物が付いている場合は、髪の栄養不足や頭皮環境の悪化が考えられます。

また抜けた毛の中に、短い毛が目立つようになってきたら、それはヘアサイクルの変化により、成長期が短くなった証拠であると言えます。

薄毛の前兆が現れた場合の対策とは?

以下では、薄毛の前兆と思われる症状が見られた場合の対応方法について詳しく見ていきたいと思います。

食生活を改善する

インスタント食品やスナック菓子などを取るのを控え、1日3食きちんと取るなど規則正しくバランスが取れた食生活を心がけるようにしましょう。

特に髪の主成分となるタンパク質や亜鉛や鉄などのミネラル、ビタミン類など髪の成長に欠かせない栄養素を毎日の食事からしっかり摂取するようにしてください。

きちんと睡眠時間を確保する

睡眠不足になると、髪の成長に必要な成長ホルモンが分泌されなくなり、薄毛になる可能性があります。

ですから毎日最低でも6時間は睡眠を取るようにしましょう。

また寝る前にスマホやパソコンを見ると、ブルーライトの影響により睡眠の質を低下させてしまうため控えた方がいいでしょう。

うまくストレスを発散する

ストレスの蓄積は頭皮の血行不良を引き起こし薄毛の原因となるため、ショッピングをしたり仲のいい友人とおしゃべりするなど、自分なりのストレス発散方法を見つけておくことも大切です。

頭皮マッサージをする

頭皮を柔らかくして血流を促進するためには、自宅でも簡単にでき、リラックス効果も期待できる頭皮マッサージがおすすめです。

シャンプーの際や朝のメイク前などに定期的にマッサージを行うと、だんだん頭皮が柔らかくなってきて血流促進にもつながります。

飲酒をできるだけ控える

お酒を飲むとアルコール肝臓で分解されますが、その際にビタミン類など、髪の成長に必要な栄養素が多く使われてしまいます。

そのため髪が十分に育つための栄養素が不足しがちとなり、抜け毛や薄毛の引き金になります。

ですからあまり頻繁に飲酒するのは良くないため、できるだけ控えるようにしましょう。

ヘアカラーやパーマの頻度を減らす

ヘアカラーやパーマを繰り返し行うと、髪がダメージを受け、痛みやパサつきの原因に鳴ります。

またヘアカラーの薬剤を使用した際にヒリヒリするなど痛みを感じたことがある場合は、頭皮が炎症を起こしている可能性があるため特に注意が必要です。

シャンプー前後のヘアケアもとても重要

ここでは、薄毛や抜け毛を改善するために、シャンプーの前後にしておきたいヘアケア方法について、詳しく見ていきたいと思います。

シャンプーする前に

シャンプーする前には、しっかりブラッシングして頭皮や髪に付着した汚れを落としておきましょう。

さらにシャンプー前に頭皮マッサージするのも効果的です。

ゆっくりと指を下から上に向かって動かし血液を押し流すように行うと、血行促進だけではなく、シャンプーした際に毛穴の中の汚れも落としやすくなります。

正しいシャンプーの方法

シャンプーを髪につける前には、シャワーのお湯だけで予洗いすると、髪や頭皮のほとんどの汚れを落とすことができると言われています。

またシャンプーをしっかり手のひらで泡立てたら、爪を立てずに指の腹を使って頭皮を洗いましょう。

洗浄力や刺激の強い石油系のシャンプーではなく、髪に優しい成分が多く配合されているアミノ酸系のシャンプーを使ったり、一週間に何度か育毛用のシャンプーを使うのも効果的です。

ちなみにシャンプの回数は、多くても一日に1~2回に留めておくようにしましょう。 

髪を清潔に保つのは非常に大切なことですが、シャンプーのし過ぎで頭皮の乾燥を防ぐために必要な皮脂まで洗い流してしまうと、皮脂の過剰分泌につながり、頭皮環境が悪化して薄毛や抜け毛の引き金となるため注意が必要です。

シャンプー後のケア

シャンプー後にコンディショナーを洗い流したら、タオルドライした後に洗い流さないトリートメントなどを使い、頭皮の乾燥を防いでからドライヤーをかけるようにしましょう。

髪は生乾きのまま放置しておくと、雑菌が繁殖してフケや頭皮のかゆみなどにつながるため、シャンプー後はすぐに乾かすようにしてくださいね。

薄毛予備軍だと感じたら早めに対策を

今回ご紹介したような症状が見られる場合には、もしかしたらそれは薄毛が起こる前兆かもしれません。

このように女性の薄毛はある日突然起こるものではなく、何らかのサインがあるため、薄毛予備軍かもしれないと感じたら、すぐに対策を講じるようにしましょう。

いつまでも若々しい健康的な髪を保つためには、しっかり睡眠を取ったりストレスを適度に発散する、また普段から髪と頭皮のケアをきちんと行うことが大切ですよ。