ヘアケア

薄毛女性にもおすすめ!湯洗い洗髪のメリットデメリット

シャンプーをすると抜け毛が多かったり、頭皮が痒くなったりと、シャンプーをするたびにこうしたトラブルがあるのならシャンプー剤がお肌にあっていません。

シャンプー剤には強力な洗浄成分が含まれており、それが頭皮のトラブルを起こしてしまっている可能性があります。

そもそもシャンプー剤を使ったシャンプーはここ数十年の歴史しかなく、それ以前は皆湯洗いか水洗いで洗髪をしていました。

そしてなぜか昔の人って薄毛の印象があまりないです。

それはシャンプー剤を使わずに頭を洗っていたからに違いありません。

水洗いまではしないでも良いのですが、湯洗いのみで洗髪をするというのは有名な芸能人さんも実践しており、美容と健康にも良いとされています。

その根拠も含めてご紹介していきます。

湯洗い洗髪の嬉しい効果

湯洗いは北里大学皮膚科教授の先生も推奨している洗髪方法です。

医師がおすすめしているくらいですから信憑性が高いと言えるでしょう。

芸能人で湯洗い洗髪を実践しているのはタモリさんや福山雅治さんなどのが有名です。

どちらも年齢を感じさせないくらい若々しく、男性なのにお肌が綺麗ですよね!

皮膚科医の先生と有名芸能人の方々が実践されている湯洗い洗髪の嬉しい効果をまとめました。

髪が綺麗になる

髪の毛の天然のトリートメントと言われている皮脂は適量が分泌されることで髪の毛がツヤツヤになります。

勘違いしてほしくないのですが、もともと皮脂は汗と常在菌を介して混ざり合い天然の保湿成分となります。

そして髪の毛の艶や外部からの雑菌、ウイルスなどの侵入を防ぐ作用があります。

しかしシャンプー剤を使うと皮脂の質も低下してしまったり、シャンプー剤の影響で皮脂の過剰分泌になってしまっているのが現代人の頭皮環境です。

湯洗い洗髪はそうした皮膚や髪の状態をナチュラルな状態にしていくことが可能なのです。

頭皮環境が改善される

通常シャンプー剤には洗浄成分が使われており、安価なシャンプーに多い高級アルコール系のシャンプーほど頭皮皮膚内部にまで浸透し根こそぎ汚れや皮脂を落としてしまいます

そうするとシャンプー後頭皮に皮脂分泌にかかるまでの保護バリアがない状態が続き、頭皮環境を劣化させてしまいます。

またシャンプーによって頭皮が皮脂が足りていないと勘違いをし、過剰な皮脂分泌に繋がり頭皮湿疹や皮膚炎などの原因となってしまいます。

しかし湯洗い洗髪は皮脂の分泌量を調整し、ナチュラルに汚れを落とすためとても自然に近い本来人間の持つ頭皮環境に整えてくれる効果があります。

そのため頭皮環境が劇的に改善され現代の悩みである薄毛や抜け毛、髪のパサツキ、頭皮のたるみなどを改善してくれます。

お顔や肩などの炎症が減って美肌になる

シャンプー剤を使ってシャンプーをすると洗い流しの時にそのシャンプー剤はお顔や肩、背中などについてしまいます。

この付着したシャンプー剤がお顔や肩や背中の炎症の原因となります。

お顔のニキビや背中ニキビなどの原因はシャンプーが流れ落ちた洗浄成分の影響なのです。

しかし湯洗い洗髪に変えればシャンプー剤が流れ落ちることがなくなるので、いつでも美肌を保つことができます。

また湯洗い洗髪によって頭皮のたるみも改善されるため一枚肌であるお顔のたるみ改善にも期待できます。

白髪予防にも効果的

シャンプーを使わずに洗髪することで、シャンプー剤による頭皮への刺激が少なくなります。

そのため毛根にある髪の毛の核も改善され白髪を予防することが可能です。

シャンプーに含まれる界面活性剤は毛穴奥まで浸透し、髪の毛の核である毛母細胞へのダメージもあります。

しかし、シャンプー剤を使わない湯洗い洗髪によって毛母細胞へのダメージが減り、毛母細胞内で活動するメラニン生成のためのメラノサイトの働きも良くなります。

するとメラノサイトの活動低下で発生してしまう白髪も予防できるということです。

湯洗い洗髪での注意点

湯洗い洗髪は結果的にいいことがたくさんあり、アンチエイジングにも効果的なのですが、そこにたどり着くまでにいろんな問題が起きてしまいます。

やり始めは頭が痒くなる

湯洗い洗髪のやり始めはまだ頭皮環境が改善する前の段階なので、皮脂の影響などで頭皮が痒くなる恐れがあります。

しかし個人差がありますが、平均して1ヶ月続ければ痒みも次第になくなっていくということです。

頭皮に痒みを感じたら爪をたててかいてはいけません。

頭皮が痒いときは指の腹を使い頭皮マッサージをしてあげたり、冷たいタオルを頭皮に乗せて痒みをしのぎましょう。

やり始めは臭いが気になる

やり始めはまた1ヶ月程度頭皮の臭いが気になるかと思います。

それが影響して思わずシャンプー剤に手を出してしまいがちですが、それはやめましょう。

今までの努力が水の泡となってしまいます。

ャンプー剤を使わずにいると段々と皮脂がきれいな状態に改善されていきます。

すると無臭の皮脂が分泌されるようになるため頭皮の臭いもなくなります。

我慢するのは最初のうちだけですので根気よく続けていきましょう。

やり始めはベタつきが気になる

これもやりはじめの問題なのですが、最初は皮脂の影響で頭皮や髪のベタつきが気になるでしょう。

しかし湯洗い洗髪を続けていけば皮脂の質が改善されサラサラな皮脂が分泌されるようになります。

するとベタベタではないしっとりとしたツヤ感のある髪質に変化していきます。

正しい湯洗いシャンプーのやり方

湯洗いシャンプーの正しい方法の前にいきなり全くシャンプー剤を使わずに湯洗い洗髪を実践するのに抵抗があるという方も少なくありません。

そのため完全に湯洗い洗髪に持っていく前に最初は3日に一回のペースでシャンプー剤を使い、その頻度を徐々に長くしていくような方法もあります。

3日に一回、一週間に一回、一ヶ月に一回といった感じで進めていけばいつの間にかシャンプーを使うことすら忘れていることでしょう。

また湯洗い洗髪をするに当たり髪の毛にスタイリング剤を使わないことが条件です。

スタイリング剤を落とすためにはやはりシャンプー剤などの洗浄力が必要になってきます。

ブラッシング

シャンプーの際は最初はブラッシングをして頭皮や髪の毛についたホコリや菌などの汚れを浮かせます。

シャワーヘッドに頭部を近づけて洗いながら頭皮マッサージ

シャワーヘッドを頭部に近づけて頭皮を指の腹でもみ、マッサージをしながら湯洗いを3分程度続けていきます。

これで湯洗い洗髪は終了です。

タオルドライ

お風呂から上がったらしっかりタオルドライをします。

ここで5割程度の水分を拭き取ることができます。

湯洗い洗髪の初期の頃はあまりタオルは使いまわししないほうが良いでしょう。

ドライヤー

最後にドライヤーで頭髪と頭皮を乾かしていきます。

しっかり乾かさずにいると雑菌の繁殖になります。

そのせいで頭皮の痒みを発生させたり、臭いの原因となるので気をつけましょう。

まとめ

湯洗い洗髪は頭皮環境と髪の毛、頭部に近いお顔や肩、背中などの美容に効果的です。

特にお肌や頭皮に問題を抱えている敏感肌や乾燥肌、アトピー体質の方にもおすすめできる洗髪方法です。

これが定着し、その効果を実感すると今度はボディーソープを使わず湯洗いだけでお風呂を終えられるようになり、より美容と健康、アンチエイジングに良い習慣が身につくようになるでしょう。

その駆け出しとして湯洗い洗髪はおすすめの美容法です。