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始めに
天然パーマのひとは、ひとくくりにはできない問題があります。
髪の毛のプロフェッショナルである美容師さんでも扱いにくいです。
天然パーマといっても、さまざまな種類がありますし、度合いも違いますし、なかなかひとくくりにはできません。
酷いときは、美容院からキャンセルされることもあります。
毛先のみのひと、地肌からのひと、ウェーブがかかるひと、チリチリのひとなどさまざまです。
そして、その度合いもひとによって違うので、なかなか天然パーマの人同士でも話がかみ合わなかったりします。
なかなか相談もできず、天然パーマのひとは自分の髪質と向き合うことができ難いです。
結局、矯正を勧められることも多く、天然パーマが「悪」のような扱いを受けてしまい、自分自身そう思ってしまうのです。
忘れてはいけない!天然パーマにも種類がある!
生えかたが違う!どこからパーマがかかってる?
地肌から、生えた瞬間からパーマがかかっているひとや、毛先のみ少しパーマがかかっているひとがいたりと、さまざまな生えかたのひとがいます。
個人差が大きいので、相談することも難しいです。
管理も違うので、自分に合った方法を探すのは難しく、自分の経験則のみに頼ることになります。
パーマの質は?
軽いウェーブから黒人のような縮毛のひとまでさまざまです。
軽ければ扱いは簡単ですが、縮毛が強いと日本人の感覚から難しく感じます。
ウェーブ状も縮毛の場合も、外国人向けの髪型の動画や記事を読むと、扱い方が分かり易いです。
特に動画で見ると、悩んでいても扱い方分かりやすいのでオススメです。
特に重要なポイントも分かりやすいです。
外国語でも、日本語の字幕が表示される動画も多くなってきたので、とても便利です。
絶対安心!髪の毛は長めの方が扱いやすい!
結べる!寝ぐせも隠せる!
どんなにひどい寝癖があっても、髪質自体柔らかいひとが多いので、髪を結んでしまえば、簡単に寝ぐせが隠せます。
寝ぐせが寝ぐせでなく、ウェーブの一部であると捉えることもできるくらいです。
直毛のひとの場合、寝癖が付くと、さまざまな手順が必要になります。
濡らしたり、乾かしたり、さまざまな整髪剤でこねくり回さねばなりません。
髪型で遊べる!直毛のひとよりも工程が少ない!
直毛だと髪型をセットする前にヘアアイロンで軽くウェーブをかけておく工程が必要だったりします。
ですが、天然パーマのひとであると、もともとウェーブがかかっているのでその工程を省くこともできるので、簡単に、時短でセットできます。
例えば、最近流行の三つ編みやフィッシュボーンをほぐす髪型も、簡単にできます。
髪の毛が手からこぼれにくく、結びやすいからです。
これを応用すると、さまざまな髪型が楽しめます。
可愛い感じの二つ縛りもできますし、大人っぽいシニヨンにも応用できます。
朝の短い時間でも、簡単に凝った髪型ができるので、こなれ感が出ます。
なるべく梳かない!重めで安心感!
うしろ髪はなるべく梳かないし、段を付けない方が良い!
梳くと、髪の毛が持ち上がってしまいます。
とても扱いにくい髪型になってしまいます。
極力、美容師さんにも梳かないように伝えることが大切です。
また、天然パーマのひとは見かけによらず、髪の毛の量自体は少ないです。
乾かすとボリュームが出てしまうので分かりにくいです。
三つ編みにすると、意外と細かったりします。なので、「全く梳かない」という選択もありです。
毛先のみを切るだけにしましょう。
段を付けると、その段の部分で髪が跳ねてしまいます。
なので、絶対に付けないようにしましょう。
美容師さんにオススメされてもダメです。
しっかりと拒否しましょう。
髪型を作るときにも、跳ねてしまうし、髪の毛が足りなくなってしまうことがあります。
上手く想像と同じ髪型が再現できなくなってしまいます。
例えば、三つ編みを作っても、毛がピョンピョンと飛んでしまうので、見た目も悪くなってしまうのです。
なるべく、梳かず、段も付けないことが大切です。
分け目を付けて、そのまま下して、ぱっつんと髪を切り揃えるくらいが丁度いいです。
ぱっつんとしてもウェーブがかかるので、良い感じにまとまります。
直毛と違って、ウェーブが掛かることを計算することが大切なので、美容師さんに切ってもらうときは、天パであることをしっかりと伝えておきましょう。
前髪は重めの方が楽ちん!
最近では、薄めの前髪が流行っていますが、重いほうが断然楽です。
重いほうがごまかせますし、そのままウェーブが付いたままでもフワッとした感じがして、外国の人形のようなウェーブがアクセントになり、髪型が決まりやすいです。
薄い前髪だと、他の部分からただ流れている毛のように見えて、なんだか薄毛に見えてしまいます。
前髪をストレートアイロンをかけることもいいですし、オススメは前髪を濡らした後に三つ編みにしてドライヤーをかけることをオススメします!
今流行りの、ソバージュ状から大き目のウェーブなど、三つ編みの大きさによって替えられます。
そのときの気分に合わせられます。
三つ編みをほぐす前に、軽くワックスなどで固めてからほぐすと、長時間保つことができます。
直毛のひとだと、なかなか三つ編みでウェーブは付きませんが、天然パーマのひとなら簡単にクセをつけられて時短で自分らしい髪型ができます。
最近はウェーブを付けた髪型が流行っているので、オススメです。
男性も女性も!髪を短くすると悲惨なことに!?
女性は困る!どうしてもブロッコリーのようになる!
どんなに上手くカットしても、どうしても北海道出身の某俳優さんのようになってしまいます。
あだ名にもなってしまいます。
見た目もですが、髪型がうまくセットできないですし、誤魔化しにくいです。
長いと縛ったりできますが、短いと何とも上手くはいかないです。
忙しい時は困る!セットに時間が掛かる!
寝起きは、大変ひどく髪型が崩れます。
天然パーマのひとは、寝ぐせが付きやすいからです。
短時間でも簡単に寝ぐせが付いてしまいます。
そのため、朝からブローをしたり、さまざまな道具を使ったりして道具代や整髪剤などで結構な金額がかかります。
時間的にも金銭的にも大変なので、伸ばした方が楽です。
最低限!縛れることを前提とした長さを!
縛れる長さがないと、日常生活で難しい!
短い髪の長さだと、清潔さが出しにくいです。
短いと、どうしても犬の毛のような、モップのようなモコモコとした印象を与えてしまいます。
ブラシですかせばすかすほど毛がタンポポの綿毛のようにフワフワになってしまうので、なかなか短髪で清潔感を与えることは難しいのです。
なので、ある程度の長さにしてしまえばまとめ上げられて、まとめられず跳ねてしまう毛はワックスやスプレーで固められるので楽ですし、印象が良くなります。
やはり天然パーマそのままで勝負することは、仕事や学校などの改まった場では印象が悪く思われがちです。
「だらしない。」や、「不清潔。」などの印象を持たれると、挽回することは難しので、伸ばしましょう。
まとめ
天然パーマといっても個人差が大きく多種多様なので、理解者はなかなかおらず、賛同してくれる人も少なく、相談していたら不幸自慢の大会になってしまうことも多いです。
天然パーマは少数なだけで、別に沙汰されなければならないものでもありません。
日本人の多くが直毛なだけなので、自分の経験則に従って活かしましょう!