女性の薄毛

女性の薄毛が進行するNGな悪習慣

日々の生活で知らず知らずのうちに薄毛になってしまう悪習慣を送ってませんか?

女性の薄毛の原因は加齢によるものだけでなくいろいろな生活習慣の中にも潜んでいます。

女性の薄毛を進行させてしまう悪習慣

熱いシャワー

日本人はお風呂に浸かる習慣もあって熱めの温度のシャワーでも気持ちいいと思ってしまいます。

温度が38度を超えるようなシャワーでシャンプーをしてしまうと頭皮を保護している油分もきれいに流してしまいます。

シャンプーが合っていない

シャンプー剤の中にはアミノ酸配合のものや石鹸シャンプー、高級アルコール系シャンプーなど色々あります。

アミノ酸配合のものは頭皮に優しく、程よい皮脂を頭皮に残してくれます。

石鹸シャンプーは頭皮汚れをきれいに落としますが、頭皮のphがアルカリ性に偏るためシャンプー後はクエン酸など酸性のものを薄めて頭皮に塗布することをお勧めします。

頭皮は弱酸性なのでアルカリに偏ると抜け毛の原因となってしまいます。

高級アルコール系は上記のシャンプーの中では一番洗浄力が強いものとなります。

高級アルコール系の洗浄成分のことをラウレス硫酸やラウレル硫酸ナトリウムと言います。

こうした洗浄成分は頭皮に残しておきたい皮脂までしっかり取ってしまい頭皮を保護するものがなくなってしまいます。

またこれら洗浄成分の特徴として頭皮の毛穴から毛穴の奥まで浸透しやすく、その中の髪の毛に必要な成分までも破壊してしまう恐れがあります。

毛量が多く髪一本一本が強ければこれらの洗浄成分でも大丈夫ですが、すでに細い髪の毛や髪質が変化してきたと感じる方は使わない方が良いです。

一日何度もシャンプーをしている

特に多いのがスポーツジムやホットヨガなど運動をする習慣がある方に多いです。

シャンプーは一日一回にしておかないと頭皮を保護する皮脂などが常にない状態になってしまいます。

人の皮脂はシャンプーで洗い流してから十分に分泌するまで2から3時間程度かかります。

スポーツの後はシャンプー剤は使わず湯洗いでサラッと洗いましょう。

直射日光

直射日光による紫外線は頭皮をダメージさせてしまいます。また頭皮の汗をかくことで汗の水分は蒸発し塩分だけが頭皮に残ってしまいます。

その塩分が毛穴を押さえたり、また紫外線と化学反応を起こし毛根のダメージにつながってしまいます。

間違ったブラッシング

髪の毛が絡まっている時無理やりブラッシングをしていませんか?

無理やりブラッシングをすると髪の毛が引っ張られて毛根にダメージを与えてしまいます。

正しいブラッシングは毛先の絡まりから優しく取ってあげて徐々に根本近くを梳かしていくのが基本です。

夜更かし

睡眠時間が短くなると髪の毛の成長する時間が確保できません。そのため抜け毛がふえたり髪の毛が細くなり薄毛の原因となってしまいます。

睡眠中は髪の毛の最も成長する時間です。またその日一日の頭皮ダメージも回復する時間帯です。

その睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠とがあり、それが1.5時間づつ交互におとづれます。

そのサイクルを4回程度繰り返した睡眠が頭皮の回復には重要です。

そのため睡眠時間は最低でも6時間、できれば8時間は確保したいところです。

食事のバランスの偏り

髪の毛には髪の毛のための栄養というものがあります。その栄養素の種類は多岐にわたります。

そのため普段の食事からとる栄養の偏りは薄毛の原因となってしまいます。

例えば髪の主原料はタンパク質ですが、それにミネラルやビタミンなどが混ざることでケラチンタンパク質となります。これが髪の毛の成分です。

ですから食事は毎日バランス良い栄養を考えて摂るようにしましょう。

ストレス メンタルヘルス

ストレスは自律神経を狂わせ血行が悪くなってしまいます。

髪の毛は血液から栄養を受けて成長しますから、血行が悪くなることは髪の毛にとって致命的なダメージとなります。

また精神を病んでしまった場合も薄毛になる可能性が高まります。

その場合女性ホルモンの分泌にも影響してしまうからです。

女性の薄毛以外ににも円形脱毛症などのリスクがあります。

ストレス解消法は個々にお任せしますが、一番は運動が良いです。

有酸素運動は心拍数を上げるため血行の要となる心臓を強くしますし、筋トレは成長ホルモンの分泌を促したり、筋肉量が増えることで第二の心臓を増やすことができます。

ヘアアレンジ アイロン コテ

毎日ポニーテールやヘアアレンジなどをしていると髪の毛が引っ張られて常に毛穴は緊張状態になります。

そうすると毛根が弱りその奥にある髪の毛の核である毛母細胞にダメージを与えてしまいます。

こうした引っ張りの力による抜け毛薄毛を牽引性脱毛症と呼びます。

また普段からアイロンやコテで髪の毛を引っ張りながらセットするのもあまりよろしくありません。

また、アイロンを使ったりホットロッドを使う縮毛矯正や、デジタルパーマにも注意しましょう。

頻度が高いと確実に薄毛となってしまいます。

縮毛矯正やデジタルパーマについて補足で少し付け足すと、縮毛矯正やデジタルパーマに使われる薬剤はパーマ液の中でも一番強いものとなります。

特に縮毛矯正は根本近くから塗布し、その後キャップをかぶせて放置します。

この時気化した薬理成分が毛根をダメージさせます。

さらに薬剤を洗い流した後高温のアイロンで割と強めに髪をひっぱりながらクセを伸ばしていきます。

そのため毛根へのダメージははかりしれません。

一回の施術でも大ダメージを受けてしまいますが、縮毛矯正を頻繁にかけるとダメージの蓄積が大きくなり毛根が消滅するほどになってしまいます。

一度毛根が消滅するとそこからは髪の毛が生えてきませんので要注意です。

また縮毛矯正ほどではないですがデジタルパーマのダメージも高めです。

こうした施術をホット系パーマとよびますが、薬剤を使って高温の熱を使う施術は頻度が高くならないように充分気をつけましょう。

どうしてもやりたいなら1年に一度程度の施術頻度をおすすめします。

ピルの常習化

ピルは女性ホルモンのバランスを強制的に変えて妊娠を回避するお薬ですが、こうしたピルを常習的に副教師続けると女性ホルモンのバランスや分泌が乱れた状態が続くため抜け毛や薄毛となってしまいます。

女性の髪の毛は女性ホルモンであるエストロゲンが大きく影響しますが、ピルはこうしたエストロゲンの分泌を抑えてしまう作用があります。

過度な飲酒喫煙

過度な飲酒や喫煙もよろしくありません。

喫煙

タバコに含まれるニコチンは血管を収縮してしまいます。

頭皮には毛細血管がその毛細血管が髪の毛の栄養や酸素を供給しています。

タバコを吸う本数が多いと毛細血管が収縮する回数も多くなるためその間髪への栄養が滞ってしまいます。

飲酒

お酒を飲み過ぎると肝臓がダメージを受けます。

肝臓は食事や飲み物に含まれる毒素を分解してくれる臓器ですが、ここがダメージを受けると毒素が血中に混ざり毒素が含まれた栄養を髪の毛が吸収してしまいます。

そうなると髪の毛の核の部分がやられてしまい抜け毛となってしまいます。

またこうした喫煙や飲酒は体そのものの健康を害してしまいますのでほどほどにいたしましょう。

まとめ

当たり前のことから知らなかったことまであると思いますが、これらは髪の毛にとってものすごくダメージのある習慣ですので現在薄毛でなやんでいたり、将来不安だと思うのならそれを改善していきましょう。