女性の薄毛

リンゴを食べたら女性の薄毛は治るの!?リンゴの育毛効果を解説!

スーパーなどでも手軽に手に入るリンゴが、育毛に良いとご存じでしたでしょうか?

抜け毛や薄毛が気になっている女性は年々増加の傾向にありますが、リンゴで対策ができるのなら、簡単で無理なく実行することができるので嬉しいですよね。

実はリンゴには、カリウム・ペクチン・リンゴ酸・ビタミンなどの豊富な成分が含まれており、髪にも良いとされる成分のポリフェノールが含まれているため、抜け毛や薄毛に効果があるといわれています。

リンゴ自体がとても栄養価が高い果物ですので、健康にも良いですし、風邪をひいたときなどにリンゴを食べたことがある人も少なくないのではないでしょうか。

では今回は、そんなリンゴが本当に薄毛に効果があるのか?リンゴの育毛効果を解説していきます。

リンゴを食べたら薄毛は治るの!?

リンゴが何故薄毛に効果があると言われるのか?というと、リンゴに含まれるリンゴポリフェノールが理由です。

ポリフェノールは5000以上の種類がありますが、抗酸化作用がある健康成分として知られていて、植物に含まれる苦みなどの成分のことです。

リンゴに含まれるポリフェノールの種類で、優れた抗酸化作用があるプロシアニジンが約65%もあるため、健康だけでなく育毛にも効果が期待できるとされています。

リンゴポリフェノールは実験で、71%もの人の髪の毛密度が上がり、48%もの人の硬毛が増加したと結果が出ているとのこと。

そのことから、リンゴポリフェノールは毛母細胞を増加させてヘアサイクルを正常にする働きがあるといえます。

ではリンゴポリフェノールについて詳しく説明します。

リンゴポリフェノール

リンゴに含まれているリンゴポリフェノールは抗酸化作用を持つプロシアニジンを主成分としています。

またリンゴポリフェノールにはプロシアニジン以外にも、クロロゲン酸といわれるコーヒー豆などに含まれるポリフェノールや、お茶に含まれるカテキンなど、さまざまなポリフェノールの種類を含んでいます。

ただ、リンゴを切ってそのままにしておくと色が茶色に変わるのを見たことがある人もいるように、空気中の酸素に触れると本来の効能は損なわれます。

リンゴポリフェノールは酸素と結合すると酸化してしまうことが原因です。

リンゴの育毛効果を解説

リンゴに含まれるポリフェノールが育毛に効果があると注目されています。

リンゴポリフェノールには抗菌作用が高いため、頭皮の毛穴に詰まった皮脂などが酸化して細菌を繁殖させるのを防ぎ、清潔な状態の頭皮の毛穴を維持する働きがあります。

また、抗酸化作用のあるプロシアニジンが頭皮の血行を良くすることで、栄養がスムーズに運ばれ、太くて健康な髪を生成します。

では、リンゴポリフェノールが育毛にどのように働くのかを、詳しく説明していきましょう。

頭皮の血流改善

リンゴに含まれるポリフェノールのプロシアニジンが血行促進してくれます。

髪を作るためには、体内に取り入れたタンパク質やビタミンなどの栄養素が必須です。

栄養素は血液によって頭皮に運ばれていき、頭皮にある毛細血管から毛根へと栄養素が行き届くことで髪は作られていきます。そのため、血流の良し悪しが髪の生成に深く関わってきます。

そういった面から見てもリンゴは、リンゴに含まれるプロシアニジンが血行促進する効果があるため、頭皮に十分な栄養を行き渡らせ、健康で太く丈夫な髪を作ることが期待できるといえます。

頭皮の抗菌作用

髪が成長するうえで、頭皮の環境は大切な要素となっています。

頭皮の毛穴に皮脂が詰まっていたり、雑菌が繁殖していたりすると、健康な髪を育てる妨げとなります。

リンゴポリフェノールに含まれるプロシアニジンには強い抗菌作用があり、頭皮の雑菌の繁殖を抑え、頭皮の環境を整えて清潔を保持してくれる働きがあります。

頭皮環境が整うと、健康で綺麗な髪が成長するようになります。

抗酸化作用

リンゴポリフェノールに含まれるプロシアニジンには抗酸化作用があるため、紫外線によって皮膚の老化を引き起こす活性酸素を除去し、老化を防ぐ効果もあります。

そのため、頭皮の老化現象を抑制し、健康で元気な髪を生成することができます。

皮脂分泌の抑制

リンゴポリフェノールには、脂肪が腸内で吸収されるのを防ぐ効果があります。

そのため、脂肪を多く含む食事は皮脂の過剰分泌にも繋がり、頭皮の環境を悪化させますが、リンゴポリフェノールで抑制することで、皮脂の過剰分泌を減少させる効果も期待できます。

脂肪が多い食事をした際は、積極的にリンゴを摂取するように心掛けると良いでしょう。

リンゴの効果的な食べ方

リンゴポリフェノールにはたくさんの働きがあり、薄毛や抜け毛にも効果があることが分かってきましたよね。

また薄毛や抜け毛だけでなく、老化の抑制や脂肪の低減、肌を整える作用から口臭予防まで、健康や美容にも大きなメリットがあるため、女性は特に積極的に摂取しても良いのではないでしょうか。

では、ここからは、たくさんの効果がある、リンゴの効果的な食べ方を説明していきましょう。

気になる薄毛に良い食べ方は?

リンゴポリフェノールはリンゴの皮に多く含まれているため、育毛のことを考えたら1日に1個のリンゴを食べたり、すりおろしたりすることをおススメします。

リンゴは料理にも使えますし、ジュースを作っても美味しく飲むことができますよね。

リンゴの皮をむいて果実だけ食べてしまうのは、大切なポリフェノールの部分の大半を捨ててしまうことになるので、気をつけてください。

一番良いのはリンゴをキレイに洗ったら皮をむかずに丸かじりすることですが、歯茎を傷める原因になることもありますので、無理せず食べやすい大きさにカットしてください。

そして、青りんごは赤リンゴに比べると、10倍ものポリフェノールが含まれていますから、ちょっと酸味がありますが、苦手な人でなければ、青りんごも食べることでいっそう育毛には効果を発揮してくれるでしょう。

皮が硬い場合は、ジュースにして飲みましょう。

それでもリンゴを毎日摂取するのは困難な場合は、サプリメントなどで補うという方法もありますので試してみてください。

食前か食中に食べる

リンゴポリフェノールは摂りすぎた脂肪の吸収を抑える効果もあるため、食前や食中にリンゴを摂取し、腸内で脂肪の吸収を抑制しましょう。

今はリンゴのジュースだけでなく、ジャムなども販売されていますので、手軽に食事に取り入れて抜け毛予防と育毛の促進をしていきましょう。

ただ、いくらリンゴが育毛に良い効果があるからといって、摂りすぎには注意が必要です。

リンゴにも糖分が含まれているため、過剰摂取することで血糖値が上がることもありますので、何事にもやりすぎや摂りすぎは注意が必要です。

まとめ

では今回は、リンゴを食べたら薄毛は本当に治るのか?ということを、リンゴの効果と一緒に解説しました。

リンゴに含まれるリンゴポリフェノールは抜け毛だけでなく、美容や健康にも効果がありますので、積極的に摂取していくよう心掛けると良いでしょう。

また、リンゴを毎日食べることが不可能でも、サプリメントで補充することや、ジュースやジャムなどでも摂取することは可能ですので、食事の中に取り入れる工夫をしてみてください。

頭皮環境も整えてくれるリンゴポリフェノールは、実は整髪剤などにも含まれていることもありますので、興味がある人は使ってみてください。