女性にとって薄毛の悩みは深刻な問題となっていきます。
男性よりも大きな問題として心にも影響を与えてしまうことでしょう。
だからこそ、いろいろな対処方法が作られてきましたが、内服薬として治療薬も開発されてきており、その一つがルグゼバイブなのです。
女性用の薄毛対策薬ルグゼバイブ
これまで女性の薄毛の治療方法は、外部からの育毛剤などの使用に限られていました。
実際に内服薬などはほとんど作られてきておらず、対処方法もそこまで多くはなかったのです。
その中でパントガールが作られ有名になりました。
薄毛治療薬として用いられてきたパントガールですが、その他にもさまざまな企業が開発してきたのです。
中でも知られるようになったのが、DSHealthcareGroupIncが開発したルグゼバイブでしょう。
パントガールを基本としたような薬であり、さらに効果を増すために配合され作られました。
ルグゼバイブは経口型の薄毛治療薬で、薄毛だけではなく白髪の予防などにも使われています。
パントガールと同様に爪の健康維持という面でも効果を発揮できるのです。
さらに配合された成分により、美肌効果や疲労回復といった面まで持っているため、非常に有効な治療薬として活用されるようになりました。
ルグゼバイブが対応しているのは、パントガールと同じような症状です。
女性のびまん性脱毛症や産後脱毛に対して使われる薬であり、パントガールをさらに進化させたような内容を持っています。
プラセンタとコロストラム
パントガールはとても有名になりましたが、ルグゼバイブはその強化版といった内容を持っています。
発毛剤ではなく、育毛剤として使われている治療薬なのも似ている点です。
非常に近い関係を持っている薬ではありますが、配合されている成分には微妙な違いがあります。
もちろん、同じ薬ではないため違いが生まれるわけですが、主要成分に関する配合量は同じです。
その成分に対して、馬プラセンタとコロストラムが含まれているのが大きな違いとなるでしょう。
プラセンタは注目されている成分の一つで、色々な動物から取られています。
その中でも馬プラセンタは、アミノ酸が非常に多く、品質管理がわかりやすいというメリットも持っているのです。
ほとんどがサラブレッドから取られているプラセンタであり、豚や羊などと比べても管理の徹底がなされています。
その代わり生産数が少なく非常に希少であり、値段も高額になりやすい傾向がデメリットです。
コロストラムは免疫アップに使われる成分の一つで、免疫ミルクとも呼ばれています。
哺乳類の母乳のうち母親から4日間だけ出される初乳のことをさしているのです。
この間の母乳は栄養素が豊富に含まれており、生まれたばかりで無防備な赤ちゃんを守るためにウイルスなどからも守れるようにしています。
これが免疫ミルクと呼ばれる理由で、ラクトフェリンなども含んでいるのです。
もちろん、人間の初乳ではなく、牛のものが使われています。
構造がとても似ているためで、免疫抗体などは人よりも30倍から40倍もの量が含まれているとも言われているのです。
ラクトフェリンは母乳に含まれるタンパク質のことで、やはり免疫力を高める効果を持っています。
鉄分と結合すると効果を発揮する性質を持っており、腸内の悪玉菌なども繁殖を抑えてくれるのです。
長期服用が基本
非常に有効な成分を多く含むルグゼバイブですが、発毛剤ではありません。
医師が処方している育毛剤の一つであり、効果は急激に現れたりしないのがポイントです。
実際に効き目がわかるまでには3ヶ月から半年程度かかるのが、育毛剤の特徴と言い換えてもいいでしょう。
髪を育てるというところからスタートしていくため、ヘアサイクルに合わせて伸びてくるからです。
女性の髪の成長速度は、1ヶ月に約1cm程度伸びていきます。
しかし、これは成長期に入っていればであって、退行期や休止期に入った状態だと髪は成長していないのです。
この時期を抜け出すためには3ヶ月以上の時間が必要となるため、ルグゼバイブの効果を実感できるまでは、抜け出すまでの時間をかけなければいけないということになります。
その間は連続して使用することが求められ、途中で止めてしまったりすれば効果が落ちてしまうのです。
そのため長期的な使用が基本となるため、費用負担なども考えておかなければいけません。
ルグゼバイブの副作用
ルグゼバイブは育毛剤として、強い副作用は報告されていません。
配合されている成分はパントガールに似ており、サプリメントに近い成分を持ちます。
医薬品として販売されているものよりも、副作用のリスクは低いと考えられる点です。
しかし、全く現れないというわけではありません。
育毛という観点から髪を育てていく過程で、抜け毛が目立つ可能性もあります。
一般的に初期脱毛と呼ばれる状態で、服用を始めてから3週間から4週間目で出てくる可能性があるのです。
初期脱毛が出てくるというのはルグゼバイブが効果を発揮している証拠でもあり、不安に感じる必要はありませんが、こういった症状も現れることを理解しておかなければいけません。
非常に例は少ないものの、軽度な副作用も確認されています。
腹痛や下痢、吐き気、めまい、頭痛、動悸、胸やけといった症状が報告されており、副作用が全く皆無ではないことが分かるでしょう。
このような症状が続いた場合には、薬として利用する以上、速やかに医師の診察を受けるべきです。
その時には、その前後でどのようなことをしたのか、食事や服用した薬なども記録しておけば原因が見つけやすくなります。
ルグゼバイブお酒なければいけない人
ルグゼバイブは、サプリメントに近い内容ではありますが、服用してはいけない人も定められています。
これまで医薬品の中でアレルギー反応を起こしたことがある人や、ルグゼバイブ自体にアレルギーを起こす可能性がある人は避けるべきでしょう。
年齢的な問題もあります。
12歳以下の子供たちには、たとえ薄毛が見られるとしても服用させるべきではありません。
サプリメントに近いといっても薬なのであり、子供たちの体にどのような反応が出るかは分からないからです。
病気療養のために他の薬を服用している場合にも注意が必要です。
妊娠中や授乳中の女性もルグゼバイブの服用は避けなければいけません。
そこまで高いリスクを負ってまで服用する薬ではないので、医師と相談し決定する必要があります。
このような注意点からもわかるように、薬なのであって、知識を持たずに服用するべきではないでしょう。
危険な部分がないとはいえないものであり、自分に合っているかどうかも考えて服用しなければいけないからです。
並行輸入で手に入れる方法もありますが、この場合には相談できる医師が存在しなくなります。
自分の状態に合わせて処方してもらうプロセスもないため、安心して利用するためには医師と相談の上利用するのが基本です。
あとから後悔しても間に合わないし体も出てくる可能性がある以上、安心して利用できる環境を作るべきでしょう。
まとめ
ルグゼバイブは女性の薄毛にとって効果の高い薬の一つとなってきました。
元々を服用できる薬が少ないのが女性の薄毛対策であり、その中で安心して使えるサプリメントに近い副作用のリスクの低い薬であるのは確かです。
それでもリスクはゼロとはならないため、医師に相談し処方してもらい利用するようにしましょう。