肌荒れしているときは髪にも影響が?
人の体はタンパク質で出来ているのですが、皮膚や髪、爪などは栄養不足や免疫力が低下してしまうことで、症状が出やすい場所でもあります。
さまざまな栄養素の中でも「亜鉛」という成分はとても不足しやすい成分になるのです。
しかもこの亜鉛が不足するとたちまち健康維持が難しくなってしまうのです。
それだけ亜鉛はタンパク質の重要な役割をしています。
細胞分裂やタンパク質の合成など体を作り、維持していくのに欠かせない栄養素になります。
そのため、不足してしまうと身体に大きなダメージを与えてしまうことになります。
Contents
栄養不足による影響とは?
肌は荒れてカサカサになり、パサパサで爪は割れたり変形したり指もささくれができやすくなります。
髪の毛は抜け毛や切れ毛が増えてしまい、やがて薄毛になってしまうのです。
顔色も悪く髪もパサついてしまうと、メイクやヘアスタイリング剤で隠そうととしても、隠せないのです。
メイクも肌が荒れているとうまく乗りませんので、うろこのようになってしまいます。
髪も広がってしまいうまくまとまらなくなってしまうのです。
肌荒れの原因とは?
肌荒れしている時は、栄養不足や睡眠不足、そして疲労、病気など必ず理由があるのです。
体は一体化しているのでどこかがダメージを受けている状態にあると、必ず全身に何か原因があるものです。
一つの原因がすべてにいってしまうため、肌荒れだからと放置してはいけないのです。
たいてい肌に出る時には肌荒れだけでないのです。
同時に出やすいのが髪です。
髪も傷んでいることがほとんどです。
このように体のどこかが一部でもダメージを受けている時は、全身をチェックしてみると改善法が見つかりやすいです。
体調が悪いのは本人が一番わかっていることでしょう。
無理をしている自覚があるなら体を休めることを優先することが最優先ですね。
そして、疲労やストレスと同時に亜鉛不足にもなっている可能性があります。
そのため、普段の食事内容をチェックしてみると、不足している栄養素を把握できます。
肌が荒れてきたと思ったら、同時にヘアケアもしてみてくださいね。特に頭皮のケアを早めにするとダメージを最小限に食い止めることができるでしょう。
髪とニキビの関係とは?
肌にニキビが出やすい人は髪型にも気をつけるといいでしょう。
髪はスタイリング剤やホコリなどで常に何かしらの成分や汚れがついているのです。
髪が肌に触れるたびに刺激になる場合があるため、フェイスラインや首や鎖骨にかけて毛先が当たりやすい部分には、肌を刺激し続けてしまい炎症を起こしてしまいニキビや吹き出物を出しやすくなります。
髪型を変えてから髪が当たる部分にニキビが出来たりした場合も、肌に刺激が当たらないようにすると治りが早くなります。
ヘアケアと肌ケアの関係性
ヘアケアと肌のケアは同じくらい大切だと考えることが大切です。
肌は健康を損ねてしまうと、すぐにダメージの出やすい場所なのです。
髪も気が付きにくいだけでメカニズムは同じなのです。
肌が敏感な方は髪にも目を向けてケアをしてみると悪化せずに改善されます。
そして、肌ならメイク、髪ならスタイリング剤などを1日中つけていますよね。
色々な汚れをずっとつけている状態になるのです。
肌はメイクをしていなくても、毛穴は外的なものからの汚れを受けやすいため、必ず汚れを落とすためにクレンジングは必要不可欠になります。
そしてヘアケア剤をしっかりと落とすことも大切になりますが、頭皮の毛穴をキレイにするために強いものではなく、弱酸性シャンプーにして頭皮を優しくマッサージして柔らかくしながら毛穴ケアをすることが理想になります。
その後必要な保湿をして十分なケアをすることが重要視されます。
日ごろの手抜きなどで汚れがたまったままにしてしまうと、一気に汚れを取り除くのは自身でやるのは大変です。
そうすると抜け毛の原因になりやすく、薄毛を引き起こしてしまうのです。
一度抜けてしまうとなかなか発毛は難しくなってしまうためです。
今ある髪を大切にすることが、今後維持する上では重要なことになります。
薄毛になり始めてから気づいても、改善策は少なくなります。
こめかみが乾燥?
こめかみ部分の肌が乾燥してムズムズしたりかゆいことはありますか?
髪をかきあげたり、ヘアアレンジで髪をまとめたりするとあらわになる“こめかみ”ですね。
自分自身ではあまり意識しないパーツではないでしょうか。
しかし、人の目につきやすい部分でもあるのです。
こめかみは皮膚が薄く、乾燥が原因でかゆみや皮むけを引き起こすこともあります。
このことがきっかけとなり、大きな肌荒れにつながってしまうことも少なくないのです。
実はこめかみが乾燥する原因は、普段の生活習慣の中に隠されているのをご存知でしょうか。
こめかみ”が乾燥する原因は?
ストレス
目と耳の間に位置するこめかみは、脳とのつながりが深い部分になります。
そのため、脳に刺激を与えるストレスが溜まることにより、こめかみ部分が乾燥しやすく、皮むけを起こす場合があります。
ストレス社会でもある現代では、日常的にストレスや心の疲れを感じやすいのです。
美容や健康のためには、極力ストレスを溜めないように一日の疲れやストレスを蓄積させないように入浴をしながら体の静電気を抜くなどの努力が大切になるでしょう。
保湿ケア不足?
皮脂の分泌量が少ないこめかみ。
もともと乾燥しやすいパーツになります。
そのため保湿をしているつもりでも保湿が少ない場合もあります。
結構忘れがちな部分でもあるため、しっかり塗布しましょう。
目元や頬などの他のパーツに比べてみると、髪で隠れていることもありますので、保湿ケアは他のパーツよりも多めにすると良いでしょうね。
そのことで頭皮環境も良くなります。
シャンプーやリンスのすすぎ残しはNG
こめかみはおでこと近く髪の生え際でもありますので、泡が残りやすい部分になります。
ヘアケアアイテムともいわれる、シャンプーやトリートメントはもちろん、洗顔フォームやクレンジングの洗い残しも注意することが必要です。
洗い残しがあると、頭皮だけではなく、同時にこめかみの乾燥やかゆみなどのトラブルの原因になる可能性が高まります。
トラブルを避けるためにも、毎回のすすぎ残しをしないよう念入りにすることがオススメです。
洗顔時などの摩擦とは?
洗顔やシャンプーをするとき、こめかみをゴシゴシと強く洗ってしまうことありませんか?
もともと乾燥しがちなこめかみ部分を強く洗いすぎてしまうと、さらに肌の乾燥が進行してしまい、カサつきや皮むけを招いてしまいかねません。
シャンプーは弱酸性のものをつかうと、汚れは落ちやすく肌に負担がかかりません。
髪の毛や枕の刺激
こめかみ部分の肌は髪の毛がかかることで、日頃から刺激がかかりやすい部分でもあります。
また、就寝中は枕による摩擦にも気をつけなければなりません。
枕の生地はシルクや綿など肌に優しいものにすると摩擦を軽減できます。
避けられることをすることで、その時々の刺激がこめかみの肌にダメージを軽減し、乾燥を引き起こさないようにできます。
普段、気にしていなくても、手がこめかみにいくことは多々あるでしょう。
少しでも刺激になることを避けましょう。
頬や目周りと同じようなスキンケアをする
こめかみの乾燥を防ぐため必要なのは、目元や頬などと同じように丁寧で優しいスキンケアを行うことが重要になります。
目の周りは皮膚が薄いため、スキンケアもあまり強くないものがオススメです。
そして、洗顔時は洗顔フォームではなく、朝晩クレンジングで洗うことが大切です。
クレンジングには毛穴の汚れを浮立たせる役割があります。
洗顔フォームの泡はクレンジング剤を取り除く役割があるため、毛穴の汚れは取れにくいのです。
そしてクレンジングでゴシゴシとこすらず、肌の上で毛穴の汚れを浮き立たせるように軽く指の腹で転がすように優しく洗い上げます。
また、洗顔後は化粧水をたっぷり塗布します。
そして保湿剤でもあるクリームなどで化粧水が蒸発しないようにたっぷり塗布します。
水分と油分を与えることで、肌の中が保湿されやすくしっとりとした状態を保ってあげることができるのです。
顔周りの髪はまとめておく
自宅にいるときだけでも、顔周りの髪をピンやゴムでまとめておくことで、こめかみへの刺激を減らすことで、乾燥を防ぐことができます。
ヘッドバンドやカチューシャなどで前髪を全部上げておくことで、こめかみに何も触れない状態ができます。
ストレスを緩和する
強いストレスは、こめかみのトラブルは顔全体の肌荒れやニキビまで招きやすくなります。
ストレスを完全に避けることは難しいですよね。
ストレスがかかりながらも、ときには好きなことをする時間を設けることや運動などで体を動かしたりしてストレスを溜めないようにすることを心がけましょう。