ヘアケア

薄毛に悩む女性必見!ツヤ髪になるための習慣をご紹介

ツヤのある美しい髪はそれだけで女性を何倍も美しく見せてくれます。

できることなら今すぐにツヤ髪に近づきたいですよね。

今回は、忙しい人でも生活の中に取り入れやすい【ツヤ髪になるための習慣】をご紹介します。

時間がないとついついサボりがちになってしまうヘアケアですが、簡単な習慣を取り入れてしっかりツヤ髪メイクをしていきましょう。

髪にツヤがなくなってしまう根本的な原因や、ツヤ髪になることのメリットについても説明していきます。

髪にツヤがなくなる原因とは?

ツヤツヤと光り輝く髪は女性の憧れですよね。

今あなたが鏡を見たときに何となくツヤがない、全体的にパサついて見えるというのなら、その原因は日頃の生活スタイルに原因があります。

日常的に行っているシャンプーやドライヤーなどのヘアケア方法、またはヘアーカラー、パーマによる傷み、食生活や睡眠などの生活習慣といった小さな事柄が原因となることも。

髪にツヤがなくなる原因を細かく見ていきましょう。

水分量の不足

 髪の毛の水分量がとても大切で、水分量が減ってくるとクセが出やすくなってきたリ、まとまりが無くなったりした結果ツヤのない髪になってしまいます。

髪の水分が無くならないように日頃のケアや、生活習慣を改善することが大切です。

老化によって生じるうねり

 老化によって髪のツヤが損なわれるのは、髪の内部の成分コルテックスが加齢の影響によって、うねりが生じるからです。

また髪に含まれている脂質も年齢と共に減少していきます。

健康的でツヤのある髪は、髪の主成分であるタンパク質と脂質、水分のバランスが整っています。

その中でも特に脂質の減少は髪の成分のバランスを崩してしまうため、脂質の減少も髪のツヤが加齢とともに損なわれていく原因になっています。

もともとの髪質によるもの

ダメージをあまり受けていない場合でも、もともとの髪質によってツヤがなく見えてしまうことがあります。

髪の内部にある空洞は、一般的にダメージホールと呼ばれています。

必ずしも髪のダメージによってスカスカの空洞ができるわけではなく、生まれつき髪内部の空洞が多い髪質もあるのです。

ツヤ髪になることのメリット

見た目年齢が若く見える

ツヤツヤの美しい髪を手に入れると、見た目年齢が若く見えるというメリットがあります。

「女性の見た目年齢を決める要素」は何が重要かという問いに対しては、

1位「髪(ツヤ、ヘアスタイル、ボリュームなど)」86.8%
2位「肌」81.5%
3位「姿勢」73.9%

という意外なアンケート結果があります。

「髪は顔の額縁」とたとえられるように、顔立ちを引き立てるのはもちろん、髪のツヤはその人の第一印象を大きく左右します。

ヘアケアが楽になる

見た目年齢が若く見えることの他に、日々のヘアケアが楽になるというメリットもあります。

髪のダメージを根本から補修して生き返らせることで、キューティクルが元気な状態の髪になり、パーマやカラーを施術しても長持ちすることになります。

よって、ダメージを受けた状態よりも傷みにくく手入れのしやすい髪となるのです。

ツヤを出す習慣~日々のヘアケア方法を変える~

・ブラッシングをする
入浴前にブラッシングをすることで、髪が受けるダメージを減らすことができます。

傷んでいない髪の毛は基本的に絡むことはありません。

しかし私たちの髪は、ホコリなどの汚れや静電気の影響を受けて絡むことからダメージを受けてしまいます。

入浴前のブラッシングには、日中にキャッチしてしまったホコリなどを取り除いて髪のダメージを取り除く効果があるのです。

・ぬるま湯で洗う
髪を洗うときの温度は38~40度が適切とされています。

特に38~40度くらいのぬるま湯は、シャンプーとほぼ同じレベルの洗浄力があると言われているので、髪の汚れが落ちないという心配はありません。

さらに、ぬるま湯で髪を洗うことでシャンプーによる刺激がなくなるので頭皮環境の改善につながり、髪の先まで栄養が届きやすくなるためツヤ髪に近づくことができます。

・タオルドライする
お風呂から上がったら髪をそのまま放置せず、すぐにタオルドライしましょう。

髪の毛を濡れた状態で放置すると、髪の毛や皮膚にトラブルが起きることがあります。

濡れた髪の毛は、髪の毛のキューティクルが開いた状態となることから、ダメージを受けやすくなったり、また頭皮に水分があると雑菌が繁殖しやすく、悪臭が発生したりすることがあります。

タオルドライするときは、頭皮を優しくたたくようにして水分を取っていきます。

この時に強くこすってしまうと、頭皮に傷がつきトラブルの原因となるので、タオルで優しく水分を取ることがポイントです。

・ドライヤーのかけ方を工夫する
ドライヤーをかける際は、最低でも頭から10cm以上離した位置からかけるようにしましょう。

髪を乾かすこと自体はキューティクルを守るため必要なのですが、髪ツヤを出すためにはドライヤーの熱による影響を小さくしなければなりません。

頭からドライヤーを離した状態でも、髪の根本をしっかりと乾かしてから段々と毛先を乾かすようにすれば、熱による影響を避けながら短時間で髪を乾かすことができますよ。

ツヤを出す習慣~ヘアケアアイテムを取り入れる~

・洗い流さないトリートメントを取り入れる
洗い流さないトリートメントはアウトバストリートメントと呼ばれるヘアケアアイテムで、髪を乾燥から守り、髪の保湿力を高める効果があります。

しっかりとタオルドライした後、ドライヤーをかける前につけるとドライヤーから受けるダメージを減らすことができるため、髪ツヤを出すためにより効果的な使い方ができます。

・ヘアパックを取り入れる
ヘアパックとは髪の保湿や補修をするために使うヘアケア剤です。

洗い流さないトリートメントと基本的には同じような効果がありますが、髪に膜を作ってくれるため、ヘアアイロンから受けるダメージや乾燥によるパサつきに対しての「予防」という効果が期待できます。

・ツヤ出しスプレーを取り入れる
トリートメントやヘアパックで根本的なダメージ補修はしているけれど、もっと見た目にツヤを出したい!というときにおすすめなのがツヤ出しスプレーです。

ツヤ出しスプレーは、グロスのようなツヤめき感を出してくれることから、グロススプレーとも呼ばれています。

ツヤ出しをしながら紫外線ケアやダメージケアをしてくれる商品もあるので、トリートメントなどのダメージ補修アイテムと合わせて上手に取り入れられるといいですね。

ツヤを出す習慣~生活習慣を整える~
・バランスの取れた食生活を送る
ツヤのある髪をつくるためには、1日3食、栄養をバランスよく、多くの食品を食べることが大切です。

また、栄養素を多く摂取することで、髪の毛の根元にある毛母細胞が活性化するという効果があります。

特にツヤ髪を育てるために必要不可欠であるのは、良質なたんぱく質、緑黄色野菜やウナギに含まれるビタミンA、青魚などに含まれるビタミンB6、オリーブオイルやナッツ類から摂取できるビタミンEと言われています。

タンパク質とビタミンを一緒に摂取することで、効率よくタンパク質を体内に取り込んで、髪を生成する良質な「ケラチン」を生み出すことができます。

・良質な睡眠を取る
睡眠中は1日の中で最も髪を成長させる時間帯なので、質の高い睡眠をとることが、ツヤ髪を育てるための近道になります。

髪の毛の80~90%はタンパク質で出来ているため、そのタンパク質の合成を高める成長ホルモンの分泌は髪の毛の成長に不可欠!

成長ホルモンが一番多く分泌される22:00~翌2:00と言われています。

成長ホルモンは眠りに入った後30分を目安に分泌され始めるので、この時間帯に合わせて睡眠を取るようにするとよいでしょう。

・紫外線対策をする
髪を紫外線によるダメージから守るために、帽子や日傘、UVカットスプレーなどを用いて紫外線対策をしましょう。

紫外線が髪に与える影響は大きく、髪の毛の表面にある脂質被膜が紫外線により酸化してしまうと、水をはじく機能が失われ、滑らかさが低下。

キューティクルが剥がれやすくなるため、ツヤがなくなります。

一年の中で特に紫外線量が多くなる5月~8月は徹底的に紫外線ケアをすると効果的ですよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

すべてを完璧にこなそうとすると大変ですが、どれかできそうなこと一つを生活の中に取り入れていただくだけでも十分に効果があります。

入浴前にさっとブラッシングをする、いつもより寝る時間を早くするなど、簡単なことからあなたもツヤ髪メイクを始めてみませんか?