髪の毛の細さや薄さを気にしている女性は多いと思います。
特に細毛すぎて地肌が透けて見えてしまうといった悩みや年齢とともに髪が細くなってきたなどの悩みは尽きません。
髪の毛は遺伝だから仕方ない、齢による薄毛は自然なことなどと諦めていませんか?
諦める前にぜひ一度試してほしいことがあります。
髪の毛は日頃の生活習慣を気をつけることで太く成長させる方法があります。
Contents
髪の毛の細くなる原因
女性の髪は通常男性よりも1.5倍ほど髪の毛が太く、ヘアサイクルも1年ほど長くなります。
そのため女性はどんなに細毛でも髪を太くする生活習慣を続ければ髪が太くなる可能性があるのです。
しかし、いま現状髪の毛が細いと悩んでいるならもしかしたら下記のような原因がある可能性があります。
ホルモンバランス
女性の髪の毛は女性ホルモンが強く影響しています。
女性ホルモンの中でもエストロゲンが女性の髪の毛の成長に関わります。
※ 男性の場合は男性ホルモンが髪の毛に影響しており通常ならば男性ホルモンであるテストステロンが男性の髪の毛を成長させるのですが、遺伝などの影響により5アルファリダクターゼという酵素とテストステロンが混ざることでジヒドロテストステロンが作られてしまいます。
そのジヒドロテストステロンのせいで男性の髪の毛が抜けてしまい、薄毛を発症してしまいます。
一方女性の髪の毛は女性ホルモンであるエストロゲンが減少することで、髪の毛の成長の妨げになります。
また女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンがあり、エストロゲンが減るとプロゲステロンの割合が多くなり、皮脂の過剰分泌などで女性の頭皮環境の悪化に繋がります。
また、女性にも男性ホルモンが1割程度存在しており、女性ホルモンの減少によってその優位差が縮まってしまい、女性の中の男性ホルモンが原因で髪の毛の成長の妨げになってしまう場合があります。
これらをびまん性脱毛症や女性性男性型脱毛症と呼びます。
血行不良・冷え性
女性特有の生理などの影響で貧血気味の女性は実に多く、それも影響して体温が低かったり、血流がわるくなったりしてしまいます。
頭部は体温が低いと肩こりと同じで硬くなってしまい、更に血流を悪くしてしまいます。
髪の毛は血から栄養や酸素を受け取り成長します。
特に髪の毛に血液を送る血管は毛細血管の集まりで、非常に血行不良を起こしやすい血管です。
そして冷え性や貧血、低体温によって余計頭皮が硬くなり頭部にある毛細血管はその働きを十分に発揮できないことで髪の毛の成長が止まってしまったり、成長しても十分な太さに育たなくなってしまいます。
神経質・ストレス
神経質の方ほど頭部が硬いと感じます。
それは神経質であるために少しのストレスでもためやすく自律神経が乱れやすいことが原因です。
自律神経は血行やホルモンの分泌を調整する大切な神経です。
その自律神経を乱してしまうことで女性ホルモンのバランスを崩したり血行不良を起こし、その結果頭髪に影響してしまっていることが考えられます。
日常生活で髪の毛を太くさせる習慣
上記にある髪の毛が細い原因を考慮して次の生活習慣に改めることで女性の髪は太く美しく成長することに期待できます。
食生活の見直し
高タンパク質な食事
太く丈夫な髪の毛を作りたいのなら高タンパク質な食べ物は必須です。髪の毛やお肌の原料はタンパク質です。
そしてタンパク質には動物性のタンパク質と植物性のタンパク質があります。
どちらもバランス良く食べることをおすすめします。
動物性のタンパク質
肉類
肉類の中でも特に鶏肉の胸肉やささみなどは低カロリーで高タンパク質。
ダイエットにも効果的です。
またこうした肉類には亜鉛が含まれており髪の毛の成長を助けます。
亜鉛については下記の方で説明します。
また卵もスーパーフードとしておすすめです。
卵に含まれるタンパク質をアミノ酸に分解しスコアを測ると100になります。
これをアミノ酸スコアと呼びますが、その数値が100に近いほど非常に良質なタンパク質であるということがいえます。
また魚類にも必須脂肪酸であるオメガ3など良質な脂肪とタンパク質が吸収できます。
植物性タンパク質
植物性タンパク質の中でも大豆を使った食材はおすすめです。
大豆にはタンパク質も豊富に含まれており、プロテインにもソイプロテインと言って植物性タンパク質である大豆をつかったプロテインもあるくらい注目度が高いです。
また大豆にはイソフラボンと言って植物性女性ホルモンと言われる成分が含まれており、女性の薄毛や細毛を改善するのにとても効果的です。
ただし注意点として女性ホルモンが多い女性がまれにいますが、そういった方は摂りすぎると甲状腺などの病気のリスクが上がりますので病院通いをしていれば担当医師に相談しましょう。
ビタミン・ミネラルをバランス良く
ビタミン類はタンパク質が髪の毛の重要成分ケラチンタンパク質に合成するために必要な栄養素です。
その他にも血管拡張作用や抗酸化作用もあり髪の毛には重要な栄養素となります。
次にミネラルですが、先程亜鉛に触れましたが亜鉛も髪の毛にタンパク合成するために必要なミネラル栄養素となります。
亜鉛不足は即細毛や薄毛の原因となりますので、気にかけておくと良いでしょう。
しかし日頃からお肉などを食べる習慣があれば鶏肉100gあたり13g程度の亜鉛が含まれており200g食べればちょうど推奨されている一日の摂取量をクリアします。
一日200g食べるのがきついと思うならサプリメントから摂取しても良いでしょう。
ただし過剰摂取は体調不良などの副作用の原因となるので気をつけましょう。
血行、冷え性改善のための運動
次に女性の薄毛や細毛の原因は血行不良や冷え性などが原因です。
それを改善するためには運動が一番効果的です。
運動の中でも筋トレがおすすめで筋トレをすることで血流がよくなります。
筋トレをすると筋肉が血液を押し出すポンプ代わりになります。
第二の心臓とも言われておりそれによって体全身に血液がめぐりやすくなり、冷え性改善にも効果的です。
また、筋トレをすることでよる手寝ているときに成長ホルモンが分泌され肌代謝を促進してくれます。
それによって頭皮の代謝も活発になり髪の毛の成長にも効果があります。
頭皮マッサージ
頭皮が硬いと感じている方はシャンプー時でも良いので頭皮のコリをほぐしてあげましょう。
指の腹を使い指圧するだけでも頭皮は柔らかくなります。
神経質な性格の改善、ストレスの解消
神経質な方ほどストレスをためやすく、そして自律神経を乱しやすいです。
そのため下記のようなことが大切になってきます。
気にしないことが大切
小さいことをいちいち気にしない、潔癖にならないことが気にしない性格の第一歩です。
ストレス解消に務める
ストレスを感じたらストレス解消に努めましょう。
ただしお酒やドラッグなどに走らないようにしましょう。
もしストレス発散がうまく出来ないなら運動で解消しましょう。
女性ホルモン値を高める生活
女性ホルモンを増やすことで女性の髪の毛は成長しやすくなります。
食べ物から
大豆製品などの食品から女性ホルモンを高めるようにしましょう。
またスナック菓子など添加物や食品加工物はできるだけ食べないように努めましょう。
運動をする
女性ホルモンは運動でも分泌を促すことが可能です。
人間は基本的によく動きよく食べよく休むが基本です。
この基本ができることが女性ホルモンを正常に分泌させる秘訣です。
ホルモン療法
最後に女性ホルモンが先天的に少ない女性は女性ホルモン治療など医療機関で治療することも可能です。
まとめ
女性の髪の毛は上記にあることが原因で細毛になったり薄毛を発症したりしますが、原因を知ることができればそれに対して対策をしていくだけです。
そして殆どの女性の髪は上記にあることを実行することで太く美髪にすることができます。