ヘアケア

女性の薄毛や抜け毛を防ぐには?

髪の毛の美しさは、若々しさの象徴と言われています。

しかし加齢とともに、髪の毛の悩みは増え対処が難しくなるのも事実です。

皆さんもミドルエイジにさしかかったならば、可能な限り早くエイジングケアをスタートして、衰えを感じさせない髪の毛をキープしたいものと考えていたいものです。

髪の毛は顔よりも年齢を感じやすいことからも、髪の毛が美しければそれだけでも若々しく見えます。

だからこそ、髪の毛は私たちの身体のパーツの一部なのです。

今回はそんな大切な髪の毛のために皆さんと徹底的に探ってみましょう。

お悩みの抜け毛は何故おこる?

皆さんの美しかった髪の毛もやがてハリやコシがなくなり、ボリュームもダウンし抜け毛が増え始めます。

こうした抜け毛は、ヘアサイクルの乱れから起きます。

ヘアサイクルは、髪の毛が生え変わる周期を言います。

成長期、退行期、休止期の3つに分類されています。

その中でも成長期は、髪の毛が太く成長する大切な過程です。

ところが、女性の更年期を迎える頃には女性ホルモンのエストロゲンが分泌減少してしまいます。

すると、髪の毛も充分に成長できずに、髪の毛自体が弱々しく細くなり簡単に抜けるようになります。

また、頭皮の乾燥も抜け毛の原因になっています。

紫外線や乾燥した空気など、外の環境の影響を受けた場合です。

そして、内の環境で頭皮が汚れた状態では、皮脂分泌の過剰や古い角質が毛穴をふさぐと、常在菌のマラセチア菌のバランス性が崩れて、活動が活発化して異常に繁殖して脂肪酸が多量に排出されるようになります。

これが頭皮のトラブルの原因になり頭皮のターンオーバーも早まり、次第に頭皮のうるおいが奪われて乾燥しやすくなります。

悪いことに、更に刺激を受けた頭皮は、バリア機能が下がりさらに乾燥状態が続くと抜け毛が起こりやすい環境になる、悪循環の繰り返しです。

その他に、皆さんが毎日使用するシャンプーの中で、洗浄力の強いシャンプーを使用続けていると、健康な頭皮を維持する上で必要な皮脂までもが洗い流されてしまいます。

頭皮のうるおいを失ってカサカサ状態になったりしますし、シャンプーの強弱に限らず、頻繁に洗髪をしても同じ原因になります。

また、シャンプー時にあまり熱い湯や爪を立てても皮脂が剥がれ落ちてしまうので注意が必要になります。

抜け毛の予防には

加齢による女性ホルモンのエストロゲンの減少により、ヘアサイクルの成長期が徐々に短くなり、髪の毛が細くなる傾向が抜け毛の原因のひとつであります。

そこで、ヘアサイクルの成長期に働きかける育毛ケアを考えてみると、成長期の延長することで、髪の毛を長くとどめておくには、グリチルリチン酸カリウムが有効であることと、髪の毛を根強く育てる、毛根の活性化
に有効なセンブリエキス、発毛促進に、髪の毛を生み出すパワーをアップするニンジンエキス、そして、何よりも大切な頭皮環境の改善に、頭皮を健やかに整えるビタミンEやビタミン誘導体が有効になります。 

以上から育毛ケアに必要なローション等を使用の際には、この配合成分を参考にしてみてはいかがでしょうか。

前述で頭皮環境の改善が抜け毛を予防する上で重要になるようなので、その辺をある2人の女性の体験から探ってみました。

頭皮環境の改善から

~49歳のAさんの頭皮ケア~
髪の毛の変化を実感したのは、42~43歳頃だとか。当時、パートのストレスから白髪が急に増え、分け目がくっきりするほど抜け毛が目立つようになったそうです。
そこで、ロングヘアをバッサリとカットしてお手入れの楽なショートヘアにしています。
ストレスによる髪の毛の悩みは、生活習慣を変えることで改善して、同時にヘアケアの大切さを痛感したようです。
もう二度とあのような抜け毛にはなりたくないという思いが強く、とにかく頭皮の健康が第一と考えたようでした。
汗をかいて血行を良くしたり、マッサージを習慣にしたり、シャンプーは成分にこだわり、ヘアカラーは髪の毛が傷まないよう極力優しいものを使用するなど気をつけた結果かなり抜け毛が落ちついたとか。

ヘアケア

・頭皮マッサージとにかく力を始めとして入れ過ぎずに注意して、心地良いと感じる強さでおこなう。

① 指の腹を頭皮に当てて、円を描くような感じで動かしてもみほぐしていきます。
② 指圧の要領で頭皮を押します。
③ 耳のあたりから盗聴に向かって、斜めに引き上げるような感じでマッサージをします。
④ 最後に頭皮全体を、指先を使って軽くたたきます。

マッサージをおこなう前には、頭皮に必要な栄養補給する意味合いから、マッサージ用専用美容液をおすすめ!

・血行を良くする
髪の毛に必要とされている栄養素は血液と一緒に運ばれていきます。

血液循環が悪化すると、頭皮が栄養不足に陥ってしまいます。

髪の毛が細くなり抜け毛の原因になります。

血行を良くするには、身体全体を温めるが重要で、今のような寒い時季は、なおさらで厚着をしたり、温かい飲み物を飲むなど冷やさないようにする。

特に、おすすめが入浴です。

シャワーだけでなく、湯船にゆっくりとぬるま湯に浸かると、頭皮の血行も良くなります。

同時に頭皮マッサージをおこなえば、相乗効果が期待できます。

シャンプー洗髪前には、頭皮の汚れやフケを浮かび上がらせる意味合いからブラッシングを必ずおこなう。

ブラッシングで、血行促進で、新陳代謝の活性化で抜け毛予防に効果的です。

そして、シャンプー前にぬるま湯で頭皮を洗う。

シャンプーは頭皮を洗う感じで、指の腹で撫でるように優しく洗う。

~50歳のBさん
周囲の方からも良い髪質と言われていたせいか、ちょっと自信過剰ぎみでお手入れをおろそかにする時もちらほらでした。ところが、ヘアケアの手抜きからか?45歳を過ぎた頃から、ツヤがなくなり抜け毛が増え始めきた。特に、シャンプー時は、心配になるほどの抜け毛がある時があり、近くの美容院で相談したところ、自宅でのヘアケアアイテムを良いものを選んでもらったとか。それに食生活にもしっかり意識しているとか。

UVプロテクトスプレー
昼間時間は外出が意外と多いことから紫外線ダメージは髪質に良くないし、抜け毛の原因となることから、外出度にUVプロテクトスプレーでガードスプレーなのでサッと使用出来て便利です。

トリートメントでケア
ドライヤーの前には必ずトリートメントをしているとか。
洗い流さないタイプのトリートメントを使用してから乾かすようにしています。

髪が濡れたままでは寝ない
自然に乾燥してしまうと、髪の毛の傷みを招いてしまいますのでどんなに疲れていても、どんなに帰宅が遅くとも、しっかりドライヤーで乾かすようにしています。

髪の毛に良い食材を
髪の毛のもとになっているタンパク質はもちろん、黒豆やひじきなど髪の毛には良いと言われている食材を注意して摂るようにしているとか。

まとめ

いかがでしょうか?髪の毛は顔よりも年齢を語ると言われるように、目立つものです。

美髪のピークは20~30代で、早い方は、30代から髪の毛の老化が始じまると言われますが、髪の毛を守る上での基本は、頭皮の健です。

その頭皮術は難しく考えがちの方も多いようですが、気づいた時に、マッサージするだけでも効果的です。

一度にすべてのケアは持続できません。まずはできるものから始めてみませんか。