薄毛になると、どうして薄毛になってしまったのか考えてしまいますよね。生活習慣?ストレス?薄毛にはたくさんの原因が潜んでいます。
育毛剤を使う手もありますが、体の中から薄毛対策をしていくことが、より効果的な方法なのです。
薄毛が食べ物で改善できたり、食生活でコントロールできたらうれしいことではないですか?
薄毛対策を食生活から変える!簡単にできる薄毛対策をご紹介します。
Contents
薄毛にいい食べ物を知ろう
まずは薄毛にいい食べ物を知ることで、より薄毛に対して対策をすることができます。
何を食べたらいいのか分からない状態で、やみくもに髪にいいとされる食材に手を伸ばすのは、効率のいい方法とは言えません。
薄毛にいい食べ物を知って、薄毛から抜け出す1歩を踏み出しましょう。
たんぱく質をしっかり採る
髪の毛を作るには、毛母細胞まで髪が育つようにしっかりと栄養を与えることが大切です。
女性の薄毛の場合、食生活が原因で薄毛になることも多く、日常のちょっとしたことが薄毛を誘発していないかチェックすることが大切です。
女性によくあるのがダイエットで食生活が乱れることで薄毛になってしまう場合。
もし無理なダイエットをしていたことがあったり、バランスの悪い食事をしている場合、体が栄養不足になり、髪に必要な栄養が与えられなくなってしまうのです。
もししっかりとした髪を育てるには、バランスのよい食事で栄養をしっかりとることが大切です。
髪の毛はケラチンというたんぱく質でできている
髪の毛はケラチンというたんぱく質でできていて、ケラチンの主成分は良質のアミノ酸なのです。
たんぱく質を採っていればどうにかなるという考えは、実は間違い!
アミノ酸はたんぱく質が分解されてできる栄養素なので、薄毛対策には良質のたんぱく質を含む食品を意識して摂取できるとよいですね。
たんぱく質を多く含む食品は次の通りです。
・魚類
・肉類
・卵
・乳製品
・大豆製品など
特に女性の場合はイソフラボンを含む大豆製品は、女性ホルモンを活性化させる効果が期待できるので、特におすすめです。
どうして女性の薄毛にイソフラボンが重要なのか
女性の薄毛にどうしてイソフラボンが重要なのかというと、女性ホルモンの量が髪の毛に大きな影響を与えるから。
女性ホルモンが少なくなると、自然と男性ホルモンが多くなるので、薄毛になりやすい状態になってしまうのです。
イソフラボンはバストアップにも使われていて、女性にとっていかに重要な成分であるのかが理解できるのではないでしょうか?
もし大豆の摂りすぎが気になる、コレステロールが気になる場合は、肉より魚でたんぱく質を摂るように意識してみましょう。
ビタミンやミネラルも意識してみよう
健康な髪を育てるには、たんぱく質だけで頑張るのはとても難しいです。
髪にいい栄養を毛母細胞まで届けるためには、血のめぐりをよくすることが大切。
薄毛対策にはたんぱく質を摂るのと同じように、血行促進作用がある食品を意識していきましょう。
その中でも意識したいのがビタミンA、Eなどの栄養素。
さらに、新陳代謝を高める効果が期待できる「ビタミンB」、ケラチンの合成に欠かせない亜鉛などのミネラルを含む食材を摂取するとよいでしょう。
具体的にどのような食材がどのビタミンにあたるのか、ご紹介します。
・ビタミンA…緑黄色野菜、レバー、うなぎなど
・ビタミンE…小麦胚芽、大豆、ごま、アーモンド、緑黄色野菜など
・ビタミンB…緑黄色野菜、魚、卵、ナッツ類、卵、小麦胚芽など
・亜鉛…牡蠣、シジミなどの魚介類、ごま、アーモンドなど
日常生活で購入が難しい食材や、なかなか食べない食材はほとんどないので、もし薄毛対策を食生活からしていくには、ビタミン類も意識して摂取できるとよいでしょう。
薄毛に悪い食べ物もチェックしておこう
薄毛にいい食べ物があるなら、薄毛に悪い食べ物があるのも事実。
ですが、薄毛にいい食べ物ばかりに気を取られてしまい、悪い食べ物を見て見ぬふり…なんてことはありませんか?
知っている洋で意外と知らない、薄毛に悪影響を及ぼしやしい食べ物をご紹介します。
糖分は要注意!
糖分は体を動かすうえでエネルギーになるものですが、摂りすぎは薄毛対策に悪影響を及ぼしやすいです。
例えばお菓子や飲料に含まれる糖分は、摂りすぎてしまうと皮脂の分泌が過剰になってしまい、毛穴がつまりフケも出やすくなるんですよ。
フケが出やすいと感じている場合は、糖分の摂取量を見直してみるのも1つの方法です。
さらに動物性脂肪が多い食べ物にも注意が必要です。糖分も動物性脂肪も頭皮環境の悪化が懸念されており、髪の毛の発育が悪くなることもあります。
髪の発育が悪いということは、健康的な髪が生えてこないということですので、薄毛対策に大きな影響を与えてしまうことが見て取れますね。
刺激物の摂取も気を付けよう
発汗作用のある刺激の強い食べ物も、食べすぎると皮脂の分泌が多くなるため、薄毛対策にはよくありません。
糖分や動物性脂肪を摂りすぎたときと同じで、皮脂が毛穴をつまりやすくさせてしまうため、健康な髪が生えにくくなってしまうのです。
辛い物が好きという方は、食べ過ぎに注意しておくとよいでしょう。
塩分やアルコールも薄毛対策の敵!
塩分を摂りすぎると高血圧など体に悪影響なことがあるのは知られていますが、実は薄毛対策にも大きな影響を与えます。
高血圧だけでなく腎機能の低下を引き起こすこともあるので、血行が悪くなってしまうリスクが…。
血行をよくしないと頭皮の健康が保てなくなるので、薄毛一直線!血行をよくするのは頭皮にも重要なことなのです。
さらにアルコールを飲み過ぎると肝臓に負担がかかるため、肝臓でたんぱく質を作る作業に影響します。
最初にお伝えしたように、たんぱく質を主成分とするケラチンが健康な髪には必要なので、アルコールの摂りすぎにも注意していけるとよいでしょう。
食べ方にも重要なポイントがある
薄毛対策にいい食べ物と悪い食べ物を理解したら、最後により効果的な食べ方も意識できるとよいですね。
それは、「よく噛んで食べること」。よく噛んで食べることで体に吸収しやすい状態になり、さらに少かに負担をかけにくくすることで、内蔵機能を健康に保ちます。
たんぱく質の合成であったり、内臓がしっかりしていないと薄毛にアプローチできないこともあり、しっかり食べて消化吸収しやすい状態にしていくことはとても重要です。
もし早食いの癖がついている方は、しっかり時間を取って食べるようにするだけで、しっかり噛む癖がつきやすくなります。
栄養バランスも整え、過度なダイエットや薄毛にいい食べ物だけを食べるような、偏った食事は避けていきましょう。
薄毛は食べ物で改善できる!
薄毛は女性の敵ですが、食べ物で改善することができます。
髪にいい食べ物と悪い食べ物を理解して、さらに体に取り入れやすい状態にすることで、薄毛対策に効果が期待できる状態に。
もし今まで育毛剤などで薄毛が改善していない場合は、食べ物や食生活を変えて、ぜひ薄毛から卒業していきましょう。
そして薄毛対策をしながら、体の調子を整えていけたら最高ですね。