女性にとって薄毛は大敵!
見た目も老けて見えてしまいますし、後ろからの視線が気になって落ち着かないこともあるでしょう。
同じ年代の人でも髪がたくさんある人もいて、どうして自分だけ…と落ち込んでしまうことも少なくありません。
もし女性の薄毛が治るといわれたら、今すぐ治療や薄毛対策をしたいと思いませんか?実は最近の研究で女性の薄毛は治るといわれていて、ヘアケア次第で薄毛の改善につなげることも可能になってきました。
女性の薄毛を治すにはどうしたらよいのか、具体的な方法をお伝えします。
Contents
女性は食生活の改善で薄毛の改善が見込める!
薄毛の原因の1つに、髪の毛に栄養が届いていない、栄養不足が原因のケースもあります。
女性の場合は、無理なダイエットをしていたり、仕事などが忙しくて食事がバランスよく取れていないなどが挙げられます。
ストレスで食欲がない場合や、アルコールの量が増えているときも髪にいい栄養が行き届いていないケースにあたります。
この場合は、まず食生活の見直しをすることから始めてみましょう。
仕事が忙しいと、手軽に食べられるインスタント食品や夜中に高カロリーなものを食べてしまうこともありますよね、実は髪にはよくないことなのです。
お腹にたまりやすい動物性タンパク質中心の食生活は、髪にいい影響を与えないため、野菜中心のタンパク質、ビタミン、ミネラルを意識して摂取するスタイルに切り替えることで、薄毛の改善が見込めるでしょう。
食べる時間もできる限り規則正しくできると、より薄毛に対していい影響を与えてくれる要因になります。
スタイリング剤などおしゃれ溶剤にも気を付けよう
カラーリングやパーマをしていて、髪の毛がパサパサになってしまったり、すぐに切れてしまう場合は、ドライヤーのかけすぎや強い成分が入っているヘアカラーが原因かもしれません。
髪を染めることやアイロンで飾った髪はとてもきれいですが、毎日髪にダメージを与えるアイロンなどは特に髪にとって負担になってしまいます。
肌を保湿するように、髪にも保湿が必要なことを頭の片隅に入れておくとよいでしょう。
ヘアカラーを続けていきたい人は、シャンプーやコンディショナーを保湿の高いものに切り替えたり、ドライヤーも髪からできるだけ離して、髪が痛まないようにするのもおすすめ。
普段髪に関わる全ての工程を見直したり、日ごろのお手入れを変えてみましょう。
市販のものは髪に負担をかけやすいと言われていますので、もし可能であれば美容室で髪に負担のかかりにくい溶剤にしてもらうなど、工夫をしてみるとよいでしょう。
薄毛の改善におすすめのヘアケア術
普段何気なくやっているヘアケアが、薄毛の原因になっているとわかったら、今すぐ改善したい!と思いませんか?
気が付かなかったでは済まされない、何気ないケアがあります。
女性の敵である薄毛の改善におすすめのヘアケア術をご紹介します。
香料の強いケア剤は避ける
香料のついたヘアケア剤は、横を通った際にふんわりといい香りがしたり、気分をあげてくれるものですよね。
特にヘアスプレーやヘアワックスは、いい香りのするものが増えてきました。
しかし、あまりに香料の強いものは、香料の成分が髪にダメージを与えてしまう結果になるので、将来薄毛の原因となるケースも考えられています。
ほんのりと香るタイプであればいいのですが、香水のように遠くにいても香ってしまうヘアケア剤は、可能な限り避けた方がよいでしょう。
頭皮マッサージをする
「頭皮マッサージだけで薄毛が防げるならもうやってるよ」という声が聞こえてきそうですが、頭皮マッサージを毎日続けることはなかなか難しい。
頭皮マッサージは毎日少しずつやって効果が期待できるので、例えば1日5分でいいので、毎日続けることがポイントです。
マッサージも「薄毛を早く治したい」とグイグイ押してしまう方もいますが、頭皮は薄い皮膚ですので、グイグイとマッサージするのは頭皮にダメージを与えてしまいます。
頭皮が健康でないと、健康な毛根を育てることもできませんし、髪を支えることもできなくなってしまいます。
指の腹を使って、1か所をじんわりと押すように心がけてみましょう。
髪を縛る位置を変えてみる
女性の薄毛の特徴として、普段髪を縛っていたら分け目が薄毛になっていたというケース。
髪にあとがついてしまって、髪がだんだんと薄くなってしまうのです。
このタイプの薄毛を避けるには、髪を縛る位置を同じにしないこと。
毎日変えると大変なので、3日に1回縛り方を変えてみたり、仕事が休みの日は髪を下ろして縛らないようにしてみましょう。
ずっと縛っていることで、髪が形状記憶をしてしまい、分け目がどんどん目立ってしまうことになるのです。
女性の薄毛のタイプ別に対策を徹底解説
最後に女性のい薄毛のタイプごとにどのような対策がおすすめなのか、徹底解説します。
自分に当てはまる薄毛はどれなのか、じっくりご覧ください。
瀰漫(びまん)性脱毛症
瀰漫(びまん)性脱毛症の原因は、老化に伴う細胞の衰えやストレス、ホルモンバランスの変化、過度なダイエット、間違ったヘアケアなどが原因として考えられます。
シャンプーは先ほどお伝えしたような、刺激の少ないものを使うように心がけましょう。
頭皮への強いマッサージも逆効果となる薄毛パターンなので、頭皮にやさしく触れるようにするとよいでしょう。
睡眠をしっかりとって、規則正しい生活を心がけるのと同時に、食事はタンパク質や野菜を多く摂ることも大切です。
分娩後脱毛症
女性特有の薄毛の症状として、分娩後脱毛症があります。
分娩後脱毛症のほとんどは、一過性のものですので心配は必要ないですが、1年を過ぎてもこの症状が続くときは要注意です。
さらに頭皮に痛みを感じる場合も、違うタイプの脱毛症や薄毛とは関係がない別の病気にかかっている場合もあります。
気になる場合は医療機関に足を運ぶとよいでしょう。
分娩後脱毛症は、基本的には産後半年から1年ほどの間で自然に症状が治まり元の状態に戻ることがほとんど。
それでも戻るまでの時間の薄毛が気になる人は、カルシウムやタンパク質などを多めに摂るようにして、髪に必要な栄養を十分摂るように心がけましょう。
脂漏性脱毛症
脂漏性脱毛症になっている場合は、頭皮の炎症を抑え、皮脂の過剰分泌を減らすような治療が必要です。
皮脂を取り除くために、刺激の少ないシャンプーで丁寧に皮脂を取り除くようにしましょう。
刺激の少ないシャンプーを使うことで、頭皮についている菌の繁殖をある程度抑えることができます。
食物繊維を多くとるように、野菜中心の食生活に変えたり、タバコ、アルコール、コーヒーなどの刺激物を避けたり、軽い運動を取り入れるように心がけましょう。
女性の薄毛は治療次第でコントロールできる
女性の薄毛は見た目もおしゃれにも影響したり、いいことはないですよね。
薄毛になったらどうにもならないのかというと、女性の薄毛は治療次第でコントロールすることができます。
今まで薄毛を仕方なく放置していた人は、まだ諦めるのは早い!薄毛を改善するために、ぜひここで紹介した方法を生かして、ぜひ薄毛を改善できるように動いてみましょう。
薄毛から卒業できたら、きっと気分も上がって毎日に彩が出ることでしょう。