ヘアケア

女性の白髪や薄毛の悩み、ケアするタイミングや原因

白髪が気になるのだけれど、手間や時間が必要だから染めるのは、面倒くさいからと…思っていませんか?

貴方のパートナーの白髪に思う気持ちは、実は、半数以上の方がいつまでも若々しく素敵でいてほしいので染めてほしいと願っている結果があります。

きっと、パートナーは貴女に対して苦労している、疲れているなど周囲からは否定的なイメージで見られたくない、と考えているのかもしれませんよ。

さて、貴女はどうしますか?

最近人気のグレイヘアは?

最近、女性の間で静かなブームになりつつある白髪を染めないグレイヘアと考えている方もいるようです。

白髪に対して年齢を感じても素敵で美しいポジティブなイメージを持っておられる女性たちが増えているのも確かに事実です。

しかし、専門家の美容師さんによりますと、ただ単純に白髪を染めないだけでは誰もが羨むグレイヘアにはならないと言いますよね。

専門家の美容師さんは、やはり白髪の量が全体の80~90%にならないと美しいグレイヘアには見えないそうです。

それに、ツヤやボリューム感がないと、周囲の方々からはきちんとケアしていないように見られてしまいます。

ここ最近、白髪が増えてきたからとグレイヘアにしたいとおっしゃっている方は多いですが、白髪がその基準まで増えるのを待たれるか、それとも今の黒髪を脱色するかですね。

タイミングが難しいところですね。

白髪ケアを初めるならいつ?

白髪が生え始める年齢やその量というのは、人それぞれですね。

なかにはほんの数本の白髪をなんとかしたい、分け目や生え際にある白髪を隠すには?

白髪染めはいつから始めればいい?などお悩みはいろいろですね。

ところで、白髪が目立つのは頭頂部と生え際、もみあげですよね。

頭頂部の白髪は前髪で隠してしまえば、何となくごまかせますが、もみあげになると、ちょっと隠すのは難しい部分です。

とすれば、もみあげが白くなり始めたならば、染め始めるタイミングと考えていいかもしれませんね。

サロンでカラーリングをするときは、白髪自体を目立たなくしたいと相談してみるといいですね。

例えば、ヘアマニキュアにすれば、髪に自然なツヤ感が出ますし、本来の髪色よりも明るい色で染めると顔色も明るくなって若々しい印象になります。

白髪だからこそできるカラーリングをもっと楽しんでみてもいいです。

ところで、髪はどんな原因で白髪になるのでしょうか?と質問をされる方が多いことから、この辺で少し皆さんと探ってみることにしましょう。

髪が白髪になる原因とは?

皆さんもご存じの毛母細胞が髪を作りますが、この毛母細胞というのは、毛包幹細胞から供給されています。

そして肝心となる髪の黒い色はメラニン色素によるものです。

その元になるのは、毛母細胞にあるメラノサイトと言われています。

皆さんの美しい黒髪は、このメラノサイトの機能が加齢により低下したり、メラノサイト自体の数の減少によりますが、実際はメラノサイト内にあるメラノソームが色素を製造していますので、メラノソームの減少と考えた方がいいと思いますね。

このメラノソームが作られても、その色素を毛母細胞に運び込むための輸送システムが機能しなくなれば、白髪になってしまいます。

どうしても、色素細胞(メラノサイト)が存在する毛母細胞は、攻撃を受けやすく黒髪が先に抜けて白髪だけが残ってしまう傾向があるので全体的に白髪が増えたような感じ方をする場合もあります。 

以上が白髪になる主な原因になりますが簡単に一言でいうならば、色素がないままの状態で髪が毛母細胞により作られることで根元から白髪になるわけです。

白髪が一度出てくるようになりますと、白髪が抜けた後に生えてくる髪も白髪になります。

これは、この部分のメラニン色素を作る機能が低下しているために、ヘアカラーリングをする必要があります。

それではヘアカラーリングには、どんなものがあるのでしょうか?

ヘアカラーリングする方のために

毎回プロの美容師さんに染めてもらうのが理想なのでしょうが、頻繁に美容サロンへ通うのは費用的にちょっと無理がある方のために、ヘアカラーリングを探ってみました。

・マスカラタイプ
チラ見えでそれほど白髪が目立っていない方におすすめタイプです。
1~2本の白髪が気になる、生え際などの部分的にカバーをしたい、美容サロンへ行くまで何とか持たせたい、手や服を汚さずに白髪を隠したいなどなど、白髪を見つけたときに、このマスカラタイプが大活躍ですね。
髪の根元にフィットするブラシが色づけたい白髪をキャッチします。
自宅用と外出用に2本準備しておけばさらに便利になります。
ポーチにも入るコンパクトサイズも多数ありますので外出先でも手軽にカバーできます。
使用方法もカバーしたい髪の根元にマスカラブラシを当てて髪を持ち上げる感じで簡単です。

・パウダータイプ
白髪が増えてくると、どうしても地肌が透けやすくなるものですね。
白髪をカバーしつつボリューム感もほしい部分にパウダーをなじませて仕上げに専用のミストを吹きつければ、自然なボリューム感が生まれます。
特に、頭頂部の白髪が多い方におすすめです。

・コームタイプ
生え際や分け目あたりのちょっと広い範囲の白髪をカバーするには、髪をとかしながら色づけられるコームタイプが便利ですね。
使用するたびに色が定着して、白髪が目立たなくなります。
簡単ひと塗りで白髪をカバーできます。

・トリートメントタイプ
美容サロンで染めるほどではない、髪にツヤやうるおいがほしい、自然な髪色に仕上げたい、それに染める手間や時間を省きたい方におすすめです。
シャンプー後にタオルで水分をふきとり、白髪が気になる部分を中心にトリートメントをなじませます。
そして数分間ほど放置した後にすすいだお湯に色が出なくなるまですすげばOKです。
シャンプーをした後、普段のトリートメント代わりになじませるだけの手軽さが魅力です。

・泡タイプ
白髪の量が多いけれど、1回できちんと染めたい。
手間なくキレイに染めたいそれにあのツンとした独特の臭いが苦手な方におすすめです。
白髪の気になる根元や前髪、後頭部まで泡をたっぷりとつけて、髪全体が泡に包まれるようになじませます。
そのまま放置して後は、シャンプーとトリートメントをするだけ。
泡タイプで液だれも、染料を混ぜる手間もありません。
染めたい部分に泡を乗せて、後は洗い流せば思い通りの髪色に染まります。

意外と知らない白髪のウソ?ホント?

皆さんが一生懸命に染めてもすぐに根元からニョキッと生えてくる白髪は、ちょっと憎たらしいと感じませんか?

これからずっと長いお付き合いしていくにもウソのようなホントのお話をご紹介いたします。

ストレスが大きいと1日で全ての髪が白髪になる?

悲劇のマリーアントワネットは一夜にして髪が真っ白になったお話が有名ですが…。

あり得ません。

前述のように髪は根元から白くなりますので、すでに生えている髪は白くなりません。

白髪染めすると髪が緑色になる?

白髪染めの中で何色もの染料を混ぜているものもあります。

シャンプーやドライヤーの熱で特定の色が褪せて、緑色だけ残る場合もあるのでウソとは言えません。

なかにはカラーリングの化学反応で変化の可能性もあるようです。

まとめ

いかがでしょうか?

グレイヘアは別としても、白髪が与える見た目では、モデルさんの髪を白髪混じりにしただけで、見た目年齢が10歳も老けて見えるという結果もあるそうですので、白髪を染めるだけで若々しく見られるならば、ぜひ白髪染めをおすすめいたします。