薄毛と聞くと男性をイメージする方が多いのではないでしょうか。
しかし近年では、男性のみならず女性でも薄毛に悩む方が増えているのです。
しかも薄毛問題は若い世代にまで広がりを見せているのだとか。
では女性の薄毛とは一体どのような症状のことをいうのでしょうか。
シャンプーの時に大量の髪が抜けたり、分け目から地肌が見えてしまったり、つむじがやけに目立ってしまったり。
思い当たる方もいらっしゃると思います。
実はこういったものもす、すべて女性の薄毛の症状の一つなのです。
では薄毛になってしまった時に、どのように対処したらよいのでしょうか。
薄毛対策をする際にはまず、自分の薄毛の原因を突き止めることが重要です。
自分の薄毛の原因を突き止め、それに合った対策をすることで薄毛の進行を食い止めることができるためです。
今日は薄毛の原因と、その対策をご紹介したいと思います。
薄毛の原因とは
薄毛でお悩みの女性は、そのことによって不安や悩みを抱えていることが多いですよね。
そういったお悩みを抱えた方が薄毛の対策を行おうと思ったら、まずは原因を突き止めなければなりません。
しかし薄毛自体の原因は、一人一人違うのです。
女性の薄毛は男性の薄毛と比較すると、原因が多岐に渡るためです。
では、女性の薄毛の主な原因とは一体どのようなものなのでしょうか。
これから3つの原因をご紹介しますので、どの原因が自分に当てはまるかを考えてみましょう。
まず1つ目の原因は、ストレスによるものです。
なぜストレスによって薄毛になってしまうかというと、強いストレスがかかることによって血管が収縮してしまい頭皮の血行が悪くなることから、頭皮や髪全体に栄養が行き渡らなくなり髪が抜けてしい結果的に薄毛になってしまうのです。
2つ目の原因は、生活習慣の乱れによる薄毛です。
女性の社会進出にともなって多忙を極める女性も増加しています。
そうなると慢性的な睡眠不足や乱れた食生活といった不規則な生活に陥ってしまいやすいのです。
食事は外食かコンビニで済ませてしまう方も多いのではないでしょうか。
しかしそうなると、体が栄養不足に陥ってしまい「もう限界」というサインを抜け毛という形で出し始めます。
それが薄毛にや抜け毛へと繋がっていってしまうのです。
3つ目の原因は、頭皮に対するダメージです。
ヘアカラーやパーマなどで頭皮にダメージを与えることによって薄毛になってしまうケースです。
頭皮へのダメージが蓄積されてしまい健康な髪を成長させることができず、薄毛が起きやすくなってしまうのです。
この3つの原因に共通しているのは頭皮や髪への栄養が行き渡らないために抜け毛が発生し、薄毛を引き起こしているという点です。
体の中から薄毛ケアを
生活習慣の乱れによって薄毛になってしまっている場合は食生活や睡眠時間などをきちんと整ることで薄毛の改善が期待できます。
食生活においては、髪や頭皮に良いとされる良質なたんぱく質やビタミン・ミネラルなどをバランスよく摂ることをオススメします。
そういった食品を積極的に摂取することで髪の隅々まで栄養を届けることができるようになり、結果的に薄毛の改善に繋がるのです。
良質なたんぱく質を含む食品には、魚類や肉類・卵や大豆製品などが挙げれてます。
特に大豆製品には女性に嬉しい成分であるイソフラボンが豊富に含まれているため、積極的に摂りたい食品の一つです。
またビタミンやミネラルが豊富に含まれている食品には、緑黄色野菜や果物・ナッツ類やレバーなどが挙げられます。
特に緑黄色野菜やゴマなどに多く含まれるビタミンAやビタミンEは血行促進効果があることから、頭皮の血行不良によって引き起こされる抜け毛や薄毛に効果を発揮してくれるのです。
注意したいのが薄毛に良くない食べ物もあるということです。
特に注意が必要なのがお菓子やジュースのように糖分が大量に含まれているものや脂質の多いものです。
これらを摂りすぎることによって頭皮の毛穴が詰まったり皮脂が過剰に分泌されたりして頭皮環境を悪化させてしまう可能性があります。
また食生活の改善と併せて規則正しい生活を心掛けることで、薄毛改善や抜け毛対策に繋がって行くのです。
また睡眠時間をきちんと確保することも大切です。
睡眠時間が減少してしまうと成長ホルモンの分泌量も減少し、頭皮や髪が修復されないのです。
髪や頭皮のためには、最低でも7時間程度の睡眠時間を確保するように心掛けましょう。
このようにバランスの取れた食事や十分な睡眠時間を確保することによって薄毛の改善が期待できます。
正しい頭皮ケアをする
皆さんは正しいシャンプーの方法をご存知でしょうか。
そう聞かれて「知っています!」と自信を持って答えられる方は意外と少ないと思います。
しかし間違ったシャンプーを日常的に行うことで頭皮環境を悪化させ、薄毛を招いてしまっている可能性もあるのです。
そこで頭皮に負担をかけない、正しいシャンプーの仕方をご紹介しようと思います。
まずお風呂に入ってシャンプー液を髪につける前にお湯だけで髪と頭皮を洗いましょう。
時間にして2~3分程ですが、この時のお湯の温度は38度前後がベストです。
あまり熱いお湯をかけてしまうとキューティクルにダメージを与えてしまう可能性があるので気を付けましょう。
それが終わったら、いよいよシャンプーです。
この時シャンプーの液をつけすぎたり、激しく洗う必要はありません。
なぜかというとシャンプーの前工程、つまりお湯で頭皮や髪を洗ったことで約8割の汚れがすでに綺麗になっているからです。
シャンプーをよく泡立てたら頭皮や髪を洗うというより、優しく丁寧にマッサージするような感覚で洗い流すといいでしょう。
それが終わったら、シャンプーのすすぎ残しがないようにしっかりとお湯を通します。
この時にすすぎ残しがあると頭皮の炎症などにつながりますし、ニオイやべたつきの原因にもなってしまいます。
すすぎ残しがないよう意識しながら、最低でも2~3分程度の時間をかけてすすぎましょう。
またトリートメントを使用する際は、頭皮につかないように塗布してください。
トリートメントは髪にとって大事な保湿成分ですが、頭皮にとっては毛穴詰まりの原因になりかねない成分も配合されているため注意が必要です。
ご紹介した注意点を守ってシャンプーすることで頭皮へのダメージはずいぶんと減らせるとはずですよ。
さらにお風呂からあがったら、できる限り早いうちにドライヤーで頭皮や髪を乾かすことをオススメします。
長い時間濡れた髪を放置してしまうと頭皮や髪に雑菌が繁殖してしまい頭皮環境を悪化させ、薄毛を悪化させる原因にもなりかねません。
今まで自然乾燥派だったという方も今日からはドライヤーを使用して、髪と頭皮をきちんと乾かしてから休むようにしましょう。
昔から髪は女性の命と言われています。
その髪が薄くになってしまうことによって不安や焦りを抱えてしまう方も多いと思います。
しかし残念ながら、一度薄毛になってしまった場合は簡単には改善しません。
ですから根気強いケアが必須になってくるのです。
本日ご紹介した生活習慣の見直しや食生活の改善・正しいシャンプーの方法などの薄毛対策は比較的簡単ですし、すぐにでも始められる内容となっています。
なかなか完璧に実践できないという方でも、心がけて生活するだけで頭皮環境は改善するはずですよ。
薄毛を改善し、豊かで美しい髪を取り戻してみませんか?