女性の薄毛

女性の薄毛は知らず知らずのうちに進行する?薄毛だと自覚する瞬間!

自分はもしかしたら薄毛かもしれない?と思ったことありませんか?

今や薄毛は男性だけの問題ではありません。

ある薄毛専門のクリニックによると男性よりも女性の薄毛の相談件数が数年前と比べ劇的に増加しているそうです。

そして女性の薄毛の特徴としてある日突然というよりも知らず知らずのうちに薄毛が進行してしまい、気づいた時にはもうすでにかなり薄毛が進行してしまった状態ということも。

私は美容師をしていますが女性が薄毛だと自覚した瞬間のお話をたくさん聞かされてきました。

今回はそんな薄毛に悩める女性の自覚する瞬間とその原因、改善方法までご紹介していきます。

女性が薄毛だと自覚する瞬間

分け目が広くなった感じがした

毎日同じところから分けていて分け目が広くなった感じがする。という悩みは日常的に聞かされる悩みの一つです。

この原因はいつも同じ箇所から分けていることで髪の毛の生えている方向が形づいてしまうことが薄毛に見えてしまっていることが多いです。

ですから薄毛というのとはまた少し違います。

改善するには分け目を変えてあげることが一番です。

他の場所から髪の毛を分けてあげれば髪の毛の生えて来る方向も変わるので自然と薄毛に見えなくなっていきます。

生際が後退したように見える

生え際が後退したように見えるのはおそらく毎日ポニーテールやヘアアレンジなどで前髪を後ろに強く引っ張っていることが原因かもしれません。

髪の毛は毎日強く引っ張られると、引っ張られている毛の毛根は弱ってしまい、抜けてしまいます。

そのせいで生え際が後退していくのです。これを牽引性脱毛症と呼びます。

このような症状を改善するには髪を強く結いたり、ヘアアレンジをやめることです。

そうすれば時間と共にまた生え際の髪の毛が生えて来るようになります。

男性の生え際の後退は遺伝的なもので改善は難しいのですが、女性の髪の毛は女性ホルモンの影響が強いので、ケア次第ではいつでも元に戻すことが可能です。

髪の毛が細くなりボリュームがでない

髪の毛を梳かしたり、ブローをしているとある時ふと髪の毛のボリュームが出しづらいと感じることがあります。今まではブローをすればフワッとしたスタイリングができたのに。

髪の毛が細くなりボリュームが出なくなるというのは加齢によって女性ホルモンの分泌量が減ったことが原因です。

これをびまん性脱毛症とよびますが、女性の髪の毛は女性ホルモンであるエストロゲンが大きく影響します。

改善するには加齢によって減ってしまった女性ホルモンの減少速度を遅れさせることが大切です。

人は誰でも年齢を重ねるとこうしたホルモンは減っていきます。

しかし普段からの生活習慣の見直しや適切なケアで女性ホルモンの分泌を遅らせたり、成長ホルモンの分泌を活性化させて頭皮や髪の毛の成長を促すことができます。

今まで多いと思ってが美容師さんに指摘された

今まで自分では多いと感じていていつもの美容院ではたくさん梳いてください。と注文していたのに、別の美容室に行ったら髪の毛が多い方ではないのであまり梳かないほうが良いと指摘された。

その時初めて自分は髪の毛が少ない方なんだと気づくことがあります。

いつもの美容室ではお客様に気を使って梳いていたフリをしていたのかもしれません。

でも、いい機会なので気づいた時に頭皮や髪の毛の育毛ケアをしてあげればそれ以上薄毛を進行させてしまうということもなくなるでしょう。

雨に濡れると地肌の透け感がひどい

雨に濡れるて帰るとふと鏡を見たとき自分の地肌がスケスケになってしまっていることに気づくことがあります。

髪の毛は濡れていると当然ですがペタっとなります。

また、髪の毛や頭皮は雨に打たれるのはあまり良くありません。雨は落ちて来るまでに埃や雑菌などがついていて不清潔なものです。

それに打たれると頭皮環境が悪くなるので、薄毛の進行を進めてしまいます。

雨の日は当然ですが雨に当たらないように傘やレインコートを着て出歩きましょう。

ネットの薄毛情報に自分の頭部がマッチした

ネットの薄毛情報もあながち間違いではありません。しかし改善方法というのはなかなか正しいのがないのも事実です。

薄毛の原因というのは解明されているのですが、それを確実に改善させる方法というのは今のところ少ないです。

もっとも効果的な改善方法

最先端の毛髪再生医療

ハーグ療法やメソセラピーなどの治療方法です。

植毛

植毛には自毛植毛と人工植毛があります。自毛植毛とは自分の髪の毛を薄くなった箇所に植え替える施術で、人工植毛とは人工毛を薄くなった箇所に植え替えるものです。

手術が必要になり費用も高額です。

薬物治療

薬物治療とは薄毛の原因が女性性男性型脱毛症と診断された場合に男性の薄毛に使う薬剤、例えばプロペシアなどのフィナステリド成分が含まれたものを使う治療法になります。

これらの治療は薄毛専門のクリニックでしか治療してもらえず、費用も高価になるのですが、今のところはこの方法に頼るしかありません。

抜け毛がひどい

枕やシャンプー時、髪をブラシで梳かしたときの抜け毛がひどいのにはいくつかの原因があります。

ストレス

ストレスは自律神経のバランスを崩してしまいます。自律神経が崩れると血行が悪くなります。髪の毛は血液から酸素や栄養を吸収し成長します。

また自律神経が崩れる原因として睡眠不足なども挙げられます。

またストレスは円形脱毛症の原因の一つにもなります。

ストレスを溜め自律神経を乱さないためにはストレス発散をしてストレスを溜め込まない日頃からの工夫が大切です。

ストレス発散におすすめなのが運動です。適度な運動はストレス発散や血行促進、さらには成長ホルモンの分泌にも寄与してくれます。

季節的な要因

夏の終わりから秋にかけて抜け毛が増えたり髪の毛のダメージが大きくなる方が多くなります。

また春はアレルギー体質の方には抜け毛という症状が出やすい時期でもあります。

このような秋と春には抜け毛が多いとあらかじめ知ることができるので、そうならないために予防策を講じていると抜け毛に悩むことがなくなります。

具体的には日ごろから育毛剤を使ったりして頭皮ケアとトリートメントなどでヘアケアをしてあげると良いでしょう。

加齢による女性ホルモンの低下

女性は年齢と共に女性ホルモンが減少していきます。特に40代からは急激に減ってしまうのですが、それは生活習慣で減少スピードを遅らせることができます。

運動や食事、睡眠といった人が生きるのに基本的なことを正しく守った生活習慣は薄毛を予防改善してくれます。

産後

産後急に髪の毛が抜けたという経験をされた方も多いと思いますが、その抜け毛は産後脱毛症と言って出産時に女性ホルモンが急激に減ることが原因です。

しかし、この産後脱毛症は半年から1年で女性ホルモンの分泌が戻るに従って改善していきますのでそこまで心配する必要はありません。

まとめ

上記にある指摘以外にも子供に指摘されたや電車で座っていると上から覗かれている気がするなど自分が薄毛だと自覚する瞬間がきます。

その時にいち早く対処することで女性の薄毛は改善される可能性が高まります。

そのためには規則正しい生活習慣を送ることが大切です。