くるみが薄毛や白髪を予防するのに良いというのを、ご存じでしょうか?
くるみは頭皮の血行を促進して、毛根が細くなるのを防ぎ、キレイな髪にしてくれる効果があるといわれています。
髪を作る栄養素は血液によって運ばれるため、血行不良の状態では、太くて丈夫な髪が育ちにくいんです。
そこで、血行促進の効果があるといわれるのが、くるみです。
そしてくるみには、抗酸化作用もありますので、頭皮に働くことで老化の進行を緩やかにしてくれる作用もあります。
くるみを含むナッツ類には、銅やビタミンやミネラル・植物繊維などが豊富に含まれていて、栄養バランスがとても良い食材です。
また、それらの栄養素は髪を作るときに大切な要素ですので、くるみを積極的に摂取することで取り入れていきましょう。
そこで今回は、白髪や薄毛がくるみとどう関係しているのかと、くるみを食べるときに注意する点を説明しながら、くるみのメニューもお伝えしていきましょう。
Contents
くるみが頭皮を改善?
くるみにはビタミンE・ミネラル・銅などが豊富に含まれます。
またこれらは、美しい髪を作るには欠かすことのできない栄養素です。
また、くるみには老化の進行を緩やかにしてくれる抗酸化作用もあります。
そのため、くるみを食べることで内側からキレイな髪作りの効果を上げていくことに繋がります。
ではここでは、くるみと髪の関係について詳しく解説していきましょう。
くるみの栄養素
くるみには、ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンE・アミノ酸・カルシウム・鉄・銅・亜鉛・マグネシウム・リン・葉酸・など、とても多くの栄養素が含まれているため、アンチエイジング効果が高い食材としても人気があります。
また、血液をサラサラにする効果がある、オレイン酸やαリノレン酸などオメガ3脂肪も豊富ですし、ビオチンやポリフェノールも含まれているため、髪や頭皮の老化を防いで美肌や美髪にも効果を発揮します。
そのため、毎日片手に一掴みていど摂取すると良いと言われています。
ただ、脂肪分も多いため、摂取しすぎないよう注意が必要です。
くるみが白髪に効果ある?
白髪ができる理由は、メラニンの不足ですが、くるみにはメラニンの働きを助ける作用があるため、白髪の予防と改善が期待できます。
また、くるみには豊富な栄養素が詰まっていますので、ただ食べることで髪や肌に豊富な栄養を行き渡らせ、メラニン色素を作る細胞にも作用し、体内からキレイにしていくことに繋がります。
白髪染めをするには定期的に染める必要がありますが、くるみは内部からの改善になりますので即効性はありませんが、積極的に継続して摂取して、内側から白髪の改善を目指していきましょう。
くるみでヘアケアする方法
くるみはスーパーなどのどこでも手に入りますし、食事としてもおやつとしても、手軽に使うことができる食材の1つです。
くるみパンやくるみを使ったケーキなど、人気商品でもありますよね。
ではここでは、くるみでヘアケアしていく方法をお伝えしていきましょう。
くるみでヘアケア
くるみは食材ですので、食べることがヘアケアに繋がります。
お菓子やパンにも入っていることもありますし、サラダなどの食事にも使われいることも多いですよね。
また、おつまみにしてそのまま食べることもできるので、食べやすい食材と言えます。
くるみを食べたからといってすぐに髪に変化があるわけではありませんが、体内からケアするため、ゆっくりと時間をかけるつもりで、しばらく続けていきましょう。
食べ続けているうちに、肌がキレイになったり、髪の調子が良くなったりしてきますので、諦めずに摂取していきましょう。
くるみ摂取の注意点
くるみは確かに豊富な栄養素を含むため、白髪や薄毛、抜け毛などの髪のトラブルに対しても予防や改善などの効果が期待できます。
ただ、くるみの食べすぎは、逆に頭皮トラブルを招いて薄毛が進行してしまうことにもなる恐れがあります。
そのため、摂取量を守ることはとても大切です。
ではここでは、くるみ摂取の注意点をお伝えしていきましょう。
くるみ摂取量は適量を超えないこと
くるみにはビタミンやポリフェノールなどが豊富に含まれていて、抗酸化作用もあり、アーモンドなどから比べても栄養価の高い食材だといわれています。
ただ、育毛にいくら効果があるといっても、過度な摂取量は逆にトラブルの原因になりますので、注意が必要です。
くるみは脂肪分が含まれているため、食べすぎることでカロリーが高くなります。
脂肪分を摂りすぎることは、頭皮環境を崩し、薄毛や抜け毛の原因になってしまいます。
また、くるみを加工してあるものは、その分他の油や添加物も摂取することになるため、摂取量を考慮しないと、脂質が多くなることも多々あります。
また、ナッツ類は食べすぎると身体を冷やす原因にもなるとも言われています。
身体が冷えることは血流を悪くし、逆に抜け毛の原因になりますので注意が必要です。
いくら白髪や抜け毛に良い効果が得られるからといって、適切な摂取量以上に食べることは逆に頭皮や髪のトラブルとなりますので、避けるようにしてください。
くるみの適切な摂取量と方法
目安としては、一日にだいたい25g程度を食べると良いでしょう。
大人の手のひらに軽くのる程度の量です。この量を守ることが大切です。
そして一気食いは避けて、適切な量を小分けにして食べるようにしてください。
また、くるみを選ぶときは殻付きのものを選ぶか、ノンフライや無添加のものを選んで食べるようにしてください。
サラダなどに砕いて入れることもあると思いますが、その際も多くなりすぎないよう気を付けていきましょう。
くるみにはキレイな髪を作り、頭皮の酸化を防止する効果がありますので、適切な量を摂取することで、白髪や抜け毛の予防効果を上げることが期待できるでしょう。
くるみの簡単メニュー
ではここでは、簡単にできるくるみのメニューを紹介していきましょう。
くるみはそのまま食べても良いのですが、普段の食生活の中に取り入れていくことで、飽きずに食べていくことが可能になります。
また、他の食材と一緒に摂取することで、栄養バランスも良くなり、白髪や薄毛の改善効果にも繋がっていきますので、食材の1つとして料理することがおススメです。
【くるみサラダ】
食生活が偏っている人はとくに、野菜が不足していることが多いため、野菜と一緒にサラダとしてくるみを取り入れるようにしてみましょう。
野菜から不足しがちな植物繊維もビタミンも摂取することができますので、くるみ含まれる豊富な栄養素との相乗効果で、白髪や薄毛の予防と改善が期待できるでしょう。
【くるみの和え物】
くるみを野菜と和えてきんびらを作ることもできます。
温かい食べ物は身体を温めて血行を促進しますので、くるみと野菜に含まれる栄養を十分に血液によって行き渡らせることができ、健康な髪を作ることに繋がります。
【くるみ炒め物や煮物】
かぼちゃなどの緑黄色野菜と一緒に炒め物にしたり、煮物にしたりしても、くるみと野菜の効果で薄毛予防になります。
【くるみを料理につかう利点】
他の食材と一緒に摂取することの利点としては、くるみ単体で食べるときよりも過剰摂取を抑えられることです。
必要な分量を摂取することで効果がでますので、他の食材と一緒に摂取して栄養バランスを整え、白髪と薄毛の予防効果を上げていきましょう。
まとめ
今回は、白髪や薄毛とくるみの関係を解説し、くるみ摂取の注意点と簡単メニューも紹介しました。
くるみには、ビタミンやミネラルや銅などの他にもあらゆる栄養素が含まれており、アンチエイジング効果の高い食材としても知られています。
また、くるみには抗酸化作用もありますので、頭皮に働くことで酸化を防いで老化を緩やかにする作用も期待できます。
ただ、くるみには脂質も含まれるため、食べすぎることでカロリーが高くなり、脂肪摂取量が増えると、逆に抜け毛が進行してしまうことにも繋がります。
そのため、一日の摂取量である手のひら程度の量を守り、食事に取り入れていき、美肌と美髪の効果を上げていきましょう。
特に不足しがちな野菜と一緒に食べることで、食事バランスを整えることができますので、普段の食事で野菜が足りない人は、簡単なくるみサラダから取り入れていくと良いでしょう。