ヘアケア

ウイルスだけじゃない!花粉症で気を付けるべき薄毛女性のヘアケア

始めに

年がら年中さまざまな花粉がひとを襲います。

冬から春にかけてはスギ花粉が飛びます。

その後、若葉やイネがずっと繁殖するので、どんなに天気が良くても散歩へ外に出るのは危険になります。

そのまま稲刈りとブタクサが生えて、目も鼻も耳も汁まみれになります。

一年中花粉で悩まされる人もいれば、全く関係ない人もいます。

花粉を家になるべく持ち込まないように、花粉症である人も、そうでない人も気を付けることで、花粉症の人の生活、体調を良い方向へもっていくことができます。

花粉症の怖さについて

種類も症状もひとそれぞれ

花粉症はアレルギー反応なので、理論上はすべてのもので起きることになります。

年がら年中花粉で苦しむひとがいれば、まったく花粉と関係ないひともいます。

花粉症の症状について

鼻や目が痒くなることは有名ですが、他にも、頭皮から体液が出てグジュグジュになったり、体中が痒くなり、汁が出たり、発疹やみみずばれが出たり、体が毒を盛られたように熱っぽくいだるさが襲ってきたり、喉の内側が腫れて呼吸がしずらくなるなど、さまざまな症状が出ます。

これらは、家族中でなるわけでもなく、兄弟姉妹でも花粉症になるならないは異なってきます。

例えば、兄はどの季節も何らかの花粉症になりますが、妹はブタクサのみ花粉症だったりします。

また、年を摂ると、新たな花粉症になったり、これまで花粉症だったものが反応しなくなったりします。

時間によって多少の変化があるようです。

特に、新しい花粉症が出るときは、年単位で考えても体調が悪かったり、免疫力が落ちているなと、体感でもわかるときに増えるようです。

髪の毛は花粉の運び屋!?

髪に花粉はべったりくっつく!?

花粉は体中にベッタリくっつきます。

ナイロンなどのつるっとした布には付きにくく、毛糸のセーターなどの普段着にはくっつきやすいです。

服に着いているものは払ったり、家の中に入る前に玄関で抜いたり、すぐにお風呂へ直行するなどのさまざまな対策がとれます。

髪の毛は、他の部分と比べて露出しており、たくさんの花粉がベッタリとくっ付いてきます。

髪を払うにしても、髪型が崩れることになりますし、首から下のからだの部分よりも気軽にシャワーを浴びるというのは難しいです。

帰ってそのままベットやソファで休むと、底に花粉が附着し、家全体を汚染することに繋がります。

なので、「いかに花粉を持ち込まないか?」が、大きな問題になるのです。

家に入る前の儀式について

帰宅したら玄関の前で、行う重要な儀式があります。

髪の毛や衣服などをなるべく払い、花粉を落すことです。

コート類はこれでもかとバサバサと振るい、髪も手などで払いましょう。

また、もう家から出ないというときは、メタルやロックなどの音楽を聴くときの、「ヘッドバンキング」のように頭を振ることもオススメです。

髪が大きく見だれても、すぐに風呂に入ればいいので、問題はありません。

重要なのは、「花粉を払うときの場所」です。家の外ではなく、家の中、特に玄関で行うと、玄関で花粉がたまり、ひとが行き来するごとに空気がシェイクされて、居住スペースに花粉が乗り込んでくることを防ぐことです。

行う場所を間違えないようにしましょう。

花粉の髪への対処法とは?

帰宅後、すぐ入浴しよう

すぐに風呂場に直行した方が、家中に花粉を広げないのでオススメです。

なるべく汚染する距離の短いルートを選びましょう。そして、そのルートに空気清浄機を置いておくと、その花粉を吸い込むので、掃除が楽になります。

入浴後に入浴前まで着ていた衣服に触れると、また花粉が付いてしまいます。

なので、入浴する前に来たものは洗濯機に入れてしまいましょう。

最近の洗濯機は花粉も落としてくれるので、洗濯機に一度着たものはいれてしまいましょう。

帽子を被ろう

帽子は、露出している頭や髪の毛を保護してくれます。

かわりに花粉を防止がくっ付けてくれるので、なかの頭皮や髪の毛は花粉が付かなくなり、大変便利です。

ですが、脱ぎ着する際には、帽子の表面部分を触らないようにするなど、気を付ける必要があります。

上手くかぶれないと、表面の花粉が髪にベットリついてしまいます。

また、うまく脱がないと、顔じゅうに花粉をかけてしまったり、服にも付着させてしまいます。

優しく脱いであげることで、他の部分に花粉を広げなくて済むのです。

帽子は、他の衣服に比べて洗濯の機会がガックッと落ちます。

人によっては、買ってから洗ったことがない帽子がある人も多いのではないでしょうか。

下手に素人が洗濯すれば型が崩れてしまいそうだし、だからといってクリーニングに出すと同じ帽子が買えるんじゃないか?となります。

そんなにも耐久性もなさそうだし、捨てるまで被っていようとなります。

そうすると、頭皮の汚れはもちろんですが、花粉なども付いたままになるので、まめに帽子ははたいてあげるようにしましょう。

目に見える汚れが付いたときは固く絞った濡れタオルなどで汚れを落とすことで、頭皮トラブルを防ぐことができます。案外、汚いので内側もしっかり汚れを落とし、乾燥させましょう。

ストールも有効的!

帽子は頭皮も守りますが、ストールは髪の毛を特に守てくれます。

ストールを巻き付けると、ロングヘアーのひとでもほとんどの髪の毛を覆うことができるので、髪の毛に花粉が付かなくなります。

髪の毛は歩くなどの動作により良く動きます。

特にただ髪を下しているなどの髪型だと、歩くと人にバチンッと鞭のように当たる位くらいにもなります。

振り替えられると、凶器になるほどです。

縛るとしても、一本だけで縛るのではなく、毛先のあたりもしばらなければ、髪の動きを一本化することはできません。

それでも、その状態では表面に花粉が付いてしまいます。

ですが、ストールは毎日洗うことはなかなか困難です。

素材がデリケートであったり、家庭で洗いにくいものだったりします。

ストールは大きいですが、それだけで洗濯機を回すことが難しい重量であったり、干場を多く使う必用があるなど、ストールを毎日洗うのは現実的ではありません。

そのため、洗濯の代替となるものが必要になります。

スプレー型の消臭剤やアルコールスプレー、を使用したり、よくバサバサと払うなどを心掛けましょう。

アルコールなどは、ストールを脱色させたり記事を痛めたりすることもあるので、気を付けましょう。

終わり

花粉は人それぞれ影響が違いますが、家の外に出ざるを得ません。

仕事も買い物もネットショッピングで買っても、病院や市役所などには絶対に行かざるを得ない状況が出てきます。

花粉から逃げることは許されないわけです。

薬をしっかりと飲んだり、衣服の脱ぎ着に注意したり、外出時の服装に気を付けたりする必要があります。

それらをこなすことで普通の生活に近づけます。

それでも風邪をいつも引いているようなだるさがあるなど、体調がすぐれなくて免疫力が下がっている時はなるべく休息をとり、栄養も補充しましょう。

花粉による皮膚トラブル時から始まり、それが耳にきて外耳炎になり、頭皮トラブルに繋がるという負の連鎖が起きるからです。

自分自身で防御をどれだけ上げられるかが大事なのです。無理をしないようにしましょう。