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髪に良い食べ物とは?必要な栄養素とは
髪の毛が傷む原因には、ドライヤーによる乾燥や外的刺激からのカラーリング、パーマからの傷みだけではない。
実は、体の血行が悪くなるや血液成分がドロドロになることも関係します。
それだけではなく、女性ホルモンにも原因があるのです。
髪の毛の健康を維持するためには外側からのお手入れだけに集中するのではなく、自分の体の中にも目を向けて食事は生活スタイルを見直す必要があります。
夏の食べ物の中で、髪の毛に良いもの第3位までとは?
夏は、四季の中でもっとも強い紫外線にあたりますし、夏バテなどが原因で髪や頭皮が傷みやすい季節でもあります。
そのため、身体の内側から整えることで外部からのダメージを軽減することができるのです。
そこで髪の毛に良い食べ物を食べものとは?傷んだ髪のダメージをケアをするためには必要な食べものになります。
第3位 トマト
トマトはアンチエイジング効果が高いため、髪にも好影響を与えてくれる食べものです。
トマトのアンチエイジング効果の秘密がある。それはトマトに豊富に含まれているリコピンなのです。
リコピンにはアンチエイジングに欠かせないものがあります。
それは、老化の原因でもある活性酸素を除去する抗酸化作用があります。
抗酸化作用がとても高いため細胞の老化を阻止してくれるのです。
またトマトにはリコピンにプラスして、抗酸化作用の高いと言われるビタミンEも含まれているのです。
そのためトマトは細胞の老化予防にも最適ですし、身体の炎症も抑えてくれる食べ物になります。
髪が老化してしまうと、ハリやコシが失われやすく、それが継続することでブラッシングやシャンプーをするだけで抜け落ちてしまう場合もあるのです。
髪を若々しく保つためにはトマトがピッタリでしょう。
第2位 ゴーヤ
ビタミンやミネラルが豊富に含まれているゴーヤが第2位。
髪の栄養補給にうってつけなのをご存知でしょうか。
特に髪を組成するもとになる栄養素になるのが、ビタミンCになります。
ゴーヤには豊富ですので美髪抜群なのです。
ゴーヤがおススメな理由
髪の栄養補給に加え、夏バテ対策効果が高いことがあげられるのです。
ゴーヤには苦みがありますね。
それはイノシン酸という苦み成分になります。
食欲増進作用があるため、夏バテ予防にも効果的と言えるのです。
また汗を大量にかくことで消費してしまい、不足がちになるカリウム。
これも豊富に含まれています。
ですのでゴーヤは内臓が冷えやすく食欲がなくなりがちな夏には欠かせない食べ物でしょう。
第1位 うなぎ
髪の毛に良い夏の食べ物、第1位はうなぎ。
栄養満点のうなぎが一番ですね。
それは髪を作るために大切な役割をする栄養素であるタンパク質、ビタミンC、亜鉛が豊富に含まれているのです。
それだけでなく、さらに抗酸化作用のあるビタミンEによる老予防効果があり、脂質の代謝を促し皮脂の過剰分泌を抑えるはたらきもなるビタミンB2。
これら髪に良い影響を与える栄養素も豊富なのです。
また必須脂肪酸のDHA、EPAも豊富に含まれているため頭皮の血行促進効果も高いのです。
そのため、より髪への栄養補給がスムーズにおこなえるように促されるのです。
トマト、ゴーヤ、うなぎのトップ3は、どれも栄養たっぷりの食べ物です。
髪のための栄養補給と聞けば、すべてのものを摂取したいものばかりですが、髪だけではなく身体のためにも夏バテ予防効果も高い食べ物になります。
食欲不振に悩んでいる方でも摂取しやすいものです。
ぜひ夏のヘアケアにお試しください。
髪が増える?
摂取した栄養がすぐに髪の毛にいくわけではないのです。
髪の毛が生成に行く前には身体全体に栄養が行き届いてからなのです。
そのため髪にいくのは、ほとんど最後なのも事実です。
中医学では、「髪の毛は血のあまり」と言われています。
髪に栄養を行き渡せるには体の栄養が行き届いている状態なのかを重視しなくてはなりません。
「これさえとれば髪が生える」という食べ物はない!のが事実。
男性と比べてみると女性で薄毛はあってもはげるという方は少数でしょう。
しかし、それでも最近では薄毛に悩む女性が増えているのです。
「最近、髪が少なくなってきたな…」と感じている方もいらっしゃるでしょう。
女性はその原因としてホルモンバランスの乱れや加齢、それだけではなく日常生活や食習慣にあります。
「髪が沢山生えて綺麗な髪になるからワカメや昆布の海藻類を多く食べなさい」と言われて子どものころから育ってきた人も多いのではないでしょうか。
それには根拠があり、海藻類には髪の毛がつくられるのに必要とされる鉄や銅、そして亜鉛のミネラル類が多く含まれているので、間違ってはいません。
しかし、どんなに髪の毛に良いと言われる食品でも、そればかり食べ続けたからといって髪は増えません。
単体を食べても効果が得られないばかりか、過剰摂取になるだけですので、薄毛が進んでしまう恐れも出てきます。
髪の毛のことを考えるなら、単体だけではなく、バランスの整った良い食事をすることで吸収率が上がります。
髪質・頭皮の改善
髪に良い食べ物を摂取して美しい髪の毛を育てているのでしたら、一番大切なのは頭皮にも目を向けることが大切になります。
健康な髪の毛を手に入れるためには、頭皮の血行を良くすることが土台となるポイントです。
適度な運動に加え、1日30~40回→ブラッシングや頭皮マッサージをしてみることをオススメします。
頭皮の血行が良くなることで、毛髪に栄養が供給されやすいため、頭皮にも髪にも良くなります。
また、頭皮は顔の筋肉も引っ張っているため、頭皮が固くなることで、顔のシワやシミ、たるみに繋がりますが、頭皮をリラックスさせ柔らかくすることで顔のシワ予防にもなるという、嬉しいことですね。
髪の毛が育つのは、夜に寝ているときになります。
成長ホルモンが分泌される就寝から3時間のゴールデンタイムになります。
毛穴をふさいで呼吸をさまたげる皮脂や汚れをシャンプーでしっかり取り除いて頭皮を乾かして清潔な状態にしてから眠りにつくことが大切ですね。
髪の毛には皮脂が良くないといいますが、シャンプーのしすぎてしまうと汚れを取り除くだけではなく、頭皮が乾燥してしまいます。
シャンプーは1日に1回がベスト。
しっかり時間をかけてやさしく地肌を洗うことで汚れを落とすことができますし、髪質の改善にもつながるのです。
タンパク質
体をつくるのに必要な栄養素と言われているタンパク質。
髪も18種類のアミノ酸が結合してできたケラチンというタンパク質からできているのですが、ケラチンは体の中で生成できるわけではないのです。
そのため食べ物から摂取することしかできないのです。
体内でケラチンを生成するために必要な栄養素に関してはタンパク質に変化するのです。
タンパク質には動物性タンパク質と植物性タンパク質の2種類があります。
体内に吸収されやすいのは動物性タンパク質になりますね。
だからといって動物性タンパク質ばかりを食べることは、髪にとっていいことばかりではないのです。
動物性タンパク質と植物性タンパク質をバランスよく摂取することが大切です。
ビタミン
髪に良いとされるタンパク質のサポートしてくれるのが、ビタミン類になります。
ビタミンCはタンパク質の構成を促進してくれますし、ビタミンB群はタンパク質の代謝を助けてくれるのです。
そのため髪の成長を促します。
特にビタミンB2は「美容のビタミン」と言われていますね。
健康な髪の毛をつくる手助けをしてくれる栄養素になるのです。
昔から髪の毛に良いとされている海苔やワカメなどの海藻類に含まれています。
亜鉛
ミネラル類の中でも、亜鉛は髪の毛にとって、とても重要な栄養素になりますね。
亜鉛が不足してしまうと毛髪のもとになる毛母細胞の細胞分裂が滞ってしまうからです。
実は、亜鉛は体内に貯蔵しておくことができないのです。
日々の食卓から亜鉛を少しの量でもこまめに補給できるように心がけることが大切です。
亜鉛は髪だけではなく内臓にも必要なため、味覚にも影響します。
内臓が疲れていると亜鉛が不足しやすいため、色々な食材から亜鉛を摂取するといいでしょう。
その他
メラニン色素を作る酵素に働きかけてくれるのは銅です。
これを忘れてはいせません。
メラニン色素と言えば、お肌のシミを連想してしまいますね。
しかし、髪の毛にとっては大切な存在なのです。
メラニン色素が不足してしまうことで、白髪の原因になってしまうからです。
また、硫黄の栄養素に美髪をつくる秘密があるのです。
ご存知でしょうか。
硫黄は、髪の毛や爪、皮ふなどをつくる栄養素になります。
硫黄は卵や牛乳などの動物性タンパク質に多く含まれていますので、オススメです。
野菜でしたらニラや玉ねぎからとるのをオススメします。