毛先が気になったり、つい枝毛をチェックしている人も多いのではないでしょうか。
枝毛はなぜできるのでしょうか。
そこで、枝毛をケアして薄毛を予防する方法についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
枝毛はなぜできる?
気になる枝毛ですが、なぜできるのでしょうか。
髪の毛はキューティクルによって保護されています。
しかし、髪の毛がダメージを受けてキューティクルが剥がれ、その乾燥した髪の毛の繊維が裂けてしまい、枝毛ができます。
つまり、髪の毛のダメージや乾燥により枝毛ができてしまうのです。
切れ毛も同じです。切れ毛も髪の毛のキューティクルが剥がれてしまうことでできます。
枝毛は毛先の繊維が裂けてできるのに対し、切れ毛は髪の毛が引っ張られたときに途中で切れてしまうことでできます。
キューティクルが剥がれる原因
キューティクルは髪の毛が濡れているときは開いています。
髪の毛が濡れたままにしておくことで、キューティクルが剥がれてしまうことで、枝毛や切れ毛ができてしまいます。
では、キューティクルが剥がれるのはどのようなときでしょうか。
乾かさない
髪の毛を洗ったあとに、乾かさずに濡れたまま寝てしまうと、髪の毛がこすり合って摩擦が生じます。
摩擦によって髪の毛のキューティクルが剥がれてしまいます。
ブラッシング
髪の毛をとかすときにブラシを使ってブラッシングをするときに、髪の毛が濡れているのに、無理にブラッシングしたり、髪の毛を引っ張ったりすると、髪の毛に負担がかかり、キューティクルが剥がれてしまいます。
また、ブラシを使わずに手ぐしで髪の毛をとかすのも危険です。
手ぐしは、髪の毛や頭皮を引っ張っているのと同じ状況になり、髪の毛にダメージを与えてしまいます。
カラーやパーマ
カラーやパーマを定期的にしている人も多いでしょう。
カラーやパーマは薬剤を使って施術するので、髪の毛が傷みやすくなります。
傷んだ髪の毛はキューティクルが開きやすく、剥がれやすくなっています。
また、ブリーチはカラーやパーマよりもさらに薬剤が強い場合があります。
カラーやパーマ、ブリーチによる髪の毛のダメージがキューティクルを剥がす原因になります。
紫外線
紫外線を長時間受けると、髪の毛がダメージを受けて、キューティクルが剥がれてしまいます。
夏は特に日差しが強く、紫外線を浴びやすくなるため、夏は髪の毛のダメージを受けやすくなります。
生活の乱れ
食生活が乱れていたり、運動不足や睡眠不足、またストレスによって髪の毛が乾燥しやすくなります。
乾燥した髪の毛はキューティクルが開いているので、ダメージを受けやすくなります。
枝毛のケア
枝毛があるとつい切ってしまう人も多いでしょう。
枝毛は切るのではなく、できないようにすることが大切です。
では、どのようなことに気を付けたらいいのか、どのようなケアをしたらいいのかについてご紹介します。
乾かす
濡れた髪の毛はキューティクルが開いています。
髪の毛を洗ったあとに濡れたままにしていると、摩擦や刺激で髪の毛のキューティクルが剥がれてしまいます。
髪の毛を洗ったあとや雨などで髪の毛が濡れてしまったときには、濡れたままにせずにすぐにドライヤーで乾かすようにしましょう。
タオルドライをするときには、タオルで髪の毛をこすらずに、タオルで髪の毛を包むような形で水分をとるようにしましょう。
また、シャンプーをしているときも同じです。
強くこすったり、強く地肌を洗うと髪の毛が傷ついてしまいます。
洗浄力の強いシャンプーも髪の毛に負担を与えます。
シャンプーは優しい力で洗い、洗浄力が強いものは使わないようにしましょう。
シャンプー後には、トリートメントが効果的です。
トリートメントは髪の毛の内部に栄養を与え、外側をコーティングしてくれます。
キューティクルを保護してくれるので、枝毛の予防になります。
また、髪の毛が乾いた後に使うトリートメントやオイルを使うことで、髪の毛を保護してくれ、ドライヤーの熱からも髪の毛を守ってくれます。
ブラッシング
髪の毛が濡れたままブラッシングすると、髪の毛を引っ張ってしまい、髪の毛を痛めたり、抜け毛になってしまいます。
枝毛ができていると、ブラッシングのときにさらに絡まりやすくなります。
濡れた髪の毛はキューティクルが開いているので、とてもデリケートです。
ブラッシングはしっかりと髪の毛を乾かしてからするようにしましょう。
ブラッシングは、絡まりやすい毛先から行い、次に、髪の毛の中間をブラッシングして、最後に根元からブラッシングするようにしましょう。
順番にブラッシングすると、髪の毛に無理な負担をかけることなく、ブラッシングすることができます。
また、髪の毛が乾いた後に手ぐしをするのはやめましょう。
手ぐしは髪の毛を引っ張ってしまうので、抜け毛の原因になります。
指輪を付けていれば、髪の毛を絡ませてしまうこともあります。
また、手に雑菌がついていればそれを髪の毛に付けてしまうことになるので、ブラッシングは必ずブラシを使ってするようにしましょう。
カラーやパーマ
カラーやパーマは、髪の毛が傷みやすくなり、頻繁に繰り返していると、枝毛や抜け毛の原因になります。
定期的にカラーやパーマをしている人は、頻度を遅らせることで髪の毛の痛みを軽減させることができます。
また、カラーやパーマのあとに、しっかりとケアすることで、カラーやパーマの持ちが良くなるので、頻度を遅らせることができます。
カラー専用のシャンプーやトリートメントも販売されています。
専用のものを使えば、カラーの持ちが良くなります。
また、トリートメントやヘアオイルで髪の毛をしっかりと保護することで、枝毛ができるのを防いでくれます。
紫外線
紫外線ケアは肌しかしていない人も多いでしょう。
髪の毛や頭皮は紫外線にさらされやすく、紫外線を浴びると髪の毛がダメージを受け、枝毛の原因になります。
日傘や帽子を使って、紫外線から髪の毛や頭皮をしっかりと守りましょう。
また、髪の毛用のUVスプレーを併用することで、さらに紫外線防止しましょう。
生活の乱れ
日々の生活が乱れていると、枝毛の原因になります。
食生活が乱れて栄養バランスが偏っていると、髪の毛が乾燥したり、頭皮の皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
頭皮の皮脂は毛穴詰まりの原因にもなります。
また、運動不足や睡眠不足によって、血液の流れが悪くなります。
血液の流れが悪くなると、栄養が髪の毛に届かずに乾燥しやすくなってしまいます。またストレスも髪の毛に影響が出ます。
ストレスによって血管が収縮することで、髪の毛が乾燥しやすくなります。髪の毛の乾燥は枝毛の原因になります。
日ごろの生活習慣が乱れていませんか。どれか当てはまるものがある場合は、生活の乱れを改善することで、髪の毛が枝毛になるのを防ぐことができます。
枝毛をケアして薄毛を予防しよう!
枝毛があると髪の毛がからまりやすくなり、髪の毛がからまるとブラッシングの時に強く引っ張ってしまいがちです。
髪の毛を引っ張ると切れ毛や抜け毛の原因にもなります。
枝毛はできたのをカットするのではなく、枝毛ができるのを未然に防止することが大切です。
枝毛はキューティクルが剥がれたり、髪の毛の乾燥によってできてしまいます。
この記事を参考に、日ごろのケアを見直してみてはいかがでしょうか。