女性の薄毛

若い女性の薄毛~病気が原因かも!?

若い人の薄毛~病気が原因かも!?

始めに

若いのに病気になってしまったら、薄毛になる症状が出ることがあります。

「若いのに薄毛?」と理解されないこともあります。若いと病気の進行が速かったり、発見が遅かったりするので、若くない人よりも症状が気付かず、いきなり大きく起こることもあるのです。

病気の症状として薄毛が起きることもあります。

また、病気の治療の副作用として薄毛になることも多いです。

もともとの病気に薄毛が足されるので、大きな悩みになってしまう若い人は多いです。

「若いのに薄毛なんて・・・。」と、現実離れしている感じがします。

他人からも理解されないし、自分自身も薄毛の現実を受け止められなくなります。

そのため、ココロもカラダも落ち込み、若いのに薄毛に悩むなんて屈辱的です。恥ずかしく思えてくるので、相談を躊躇してしまいます。

治療の副作用でも薄毛になる!

「薬の副作用」では、例えば、ガンの治療で抗がん剤を使うと髪が無くなる、とイメージされます。

ガンは若い人には、想像のつかないような、まだ遠い未来の存在ですよね。

また、ガンより近い存在でイメージし易い現実としては、例えば、副腎皮質ステロイドは長期投与を行うと、さまざまな副作用が体に影響を与えるのです。

さまざまな病気の治療にどの病院でも使われます。

なので、使用した経験のある人は多いのではないでしょうか。

ここで注意してほしいことは、短期の投与ならば副作用のデメリットは起きないということです。

短期あれば問題でないです。

逆に使わない方がデメリットになることがあります。

ですが、短期ではなくどうしても長期投与として副腎皮質ステロイド薬を使わざる得ない、特殊な場合もあります。

「今ある薬が効かない。全て試した。」とか、「新薬を待つ間だけだから。」とか、さまざまな理由がありますが、病気の治療で厳しく、難しい、どうしようもないときに長期使用されます。

分かっているからこそ、必要な薬であるからこそ、起きる薄毛に対して人に理解され無かったり、自分自身も辛く感じます。

頭では「薬のせいどころか、この薬のおかげでラクなんだ!有難いことで、文句を言うのはおかしい。」と、薬のおかげであると十分、分かっています。

それでも、お風呂に入ったときや髪にクシを入れると、「なんだか、髪の量が少なくなった・・・?」と気付き、悲しくなります。

必要な薬だからこそ、薬自体を止めることができないので、打つ手がありません。あれば、新薬を求めることぐらいです。

誰かに副作用のことを相談しても「病気が治るんだから、仕方なく、当たり前のことでしょ?」と一言で済まされてしまうのです。

自分自身が、薬のおかげで今の健康な人に擬態できる生活があることは、一番に、自分自身が理解していることです。

ですが、その悩み自体は消えないのです。

チョット外出する際にも、頭のなかの4割ほどを薄毛でモヤモヤする気持が占めて、ずっと消えることはないのです。

多くの人には、副作用が起きるのは当たり前だし、贅沢な悩みに思えることでしょう。

でも、若い女の子の髪が薄くなるということは、決して小さな悩みではないのです。

カワイイ髪型をしようとしてクシに大量の抜け毛が付く経験は、悲しいものです。

成人式などであれば、薄毛は一生残るしこりになってしまいます。写真を残し、見ることで何度もその経験がフラッシュバックし、「病気じゃなかったらな。」と、想像するのです。

そうすると、日常生活でも自分の容姿に自信が持てず、ガッカリしてしまうので、外出に対して抵抗感を持ち、家から出るということ自体、億劫になってしまい、引きこもりの生活になりがちになります。

もともとの病気で、肉体的にも精神的にも落ち込みやすいのに、それに輪をかけてしまうことになり、リフレッシュすることも叶わなくなります。

お医者さんに相談してみよう

やはり、このような状態からサヨナラするには、原因となる薬の副作用を取り除くことです。

まずは、お医者さんと相談して、薬の副作用で悩んでいることを相談してみましょう。

相談内容によっては、別の薬に替えてくれることもあります。

そうすれば、薄毛ともうチョットでサヨナラできるかもしれません。

また、もしも薬を変えてもらうことができなくても、相談したことで気持ちが楽になります。

お医者さんは、医療従事者なので、他の人よりも副作用で悩んでいることに対しても理解を示してくれます。

副作用による薄毛の悩みについて親身になってくれます。

他の人と違い、「仕方のないことで、求めすぎだよ。」という、言葉で終わらせずに相談を聞いてくれるので、精神的にとても楽になります。

また、お医者さんはあとどれ位、薬の利用期間があるかの予想を教えてくれます。

出口のないトンネルではなく、出口があるトンネルにしてくれるのです。

あくまで予想ですが、終わりが見えるので「それだけで頑張ろうかな?」という気持ちが湧いてきます。

出口さえ、見えていれば、精神的にも肉体的にも安心できます。

例えば、「今年以内に新しい新薬が認証されるから、それまで頑張れば副腎皮質ステロイドを辞められるよ。」と言われると、目標が見えるので頑張れます。

また、新薬により、治療がうまくいけば、もともとの病気自体も良くなるという明確な希望を持てるので、気持ちが楽になります。

精神的な病気も薄毛になりうる

平均からみて太ってもいないどころか「痩せすぎじゃない?」と心配せざるを得ない人形のような女の子。

痩せていることが正義で、それ以外だと誰からも必要とされていなく感じたり、食事を摂るという行為自体に強い抵抗を感じたりします。

そのため、精神的に追い詰められて食事に対して罪悪感や、嫌悪感をもたらすことがあります。

食べてみても、精神的に追い詰められて、結局戻してしまったり、下剤を飲んでしまうなど、罪滅ぼしのような行為をしてしまうのです。

モデル顔負けで、4号の服が着れる細さを目指す女の子は大勢います。

お弁当は日増しに小さくなり、最終的にお弁当を食べなくなります。

最終的に、飲んでいる薬そのもの自体のカロリーも気になりだして、飲むこともできなくなります。

そうすると、薬の作用を得られず、飲んでいたとき以上に精神的に追い詰められてしまうのです。

また、精神病の薬は、離脱症状というものがあり、勝手に薬を辞めることは危険です。

その結果、精神的にどんどん追いつめられていってしまいます。

食事を摂らないと、押したらポキンと折れてしまいそうな体になってしまいます。

骨はスカスカになることで、チョットしたことでも骨折し易くなり、「歩いてたら骨折した。」とか、「チョットした段差でコケて骨折した。」など、私生活にも栄養を与えます。

また、内蔵の機能にも大きな影響を与えます。

月経も周期的に来なくなったり、全く来ない日が続いてしまいます。

そんな体に一度なると、治療して回復するのに大変な時間と労力が掛かります。

一番難しいことは、その治療に対して向き合おうとする意識を持つことです。

普通の人よりも体の機能が悪くなり、今後の生活にも影響を与えることがあります。

できるだけ早めに対策することを求められます。

治療は自分だけ孤軍奮闘してもいずれ無理が来ますし、モチベーションを保つことは容易ではありません。

そのためには、家族や友人などの親しい人の協力を仰ぎましょう。

それにより、「自分は一人ではない。」ことを認められます。

もしも限界を感じても、自分を許すことができるので、治療を続けられます。

自分のためだけの治療でなく、大事な人が期待し、応援していると思うと頑張れるのです。

おわり

薄毛とは、若い人にも大きな問題です。

宝くじに当たるように当然、自分の身に起こるのです。

誰のせいでもないのに、生活に暗い影を落します。

自分自身で解決することは難しいのでさまざまな人に頼り、少しでも心が楽になるように努めてみましょう。