ヘアケア

薄毛女性のくせ毛って遺伝なの?治す方法や摂ると良い食材とは

なかなか言うことを聞かず、梅雨時期などは特に憂鬱な気持ちになるくせ毛。

生まれつきサラサラのストレートヘアの人を見るとつい羨ましく思ってしまいますよね。

そんなくせ毛は、そもそも親からの遺伝によって起こるものなのでしょうか?治す方法などがあればぜひ知りたいですよね。

この記事では、そんな悩ましいくせ毛について詳しくまとめています。くせ毛にお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね。

くせ毛は遺伝しやすい!?

そもそもくせ毛は生まれ持ったもので、赤ちゃん時代から髪の毛がクルクルな人もいるくらいです。

くせ毛の人のご両親を見てみると、大抵どちらか(あるいは両方)がくせ毛であることがほとんどです。

実はくせ毛は遺伝しやすい優性遺伝であるとされ(意外なことに直毛は劣勢遺伝なんです!)、かなり高い確率で遺伝すると言われています。

もちろん必ず遺伝するわけではないため、両親がくせ毛であっても直毛の方もいます。

反対に両親ともに直毛なのに子どもがくせ毛の場合、祖父母などからの隔世遺伝が考えられます。

また、もともと直毛であっても生活習慣や頭皮へのダメージ、ストレスなどで髪質が変化しくせ毛になってしまうということもあるようですよ。

くせ毛をなんとかしたい!

くせ毛の原因はほとんどが遺伝…ならしょうがないか!と諦められるほど、簡単な問題ではありませんよね。

サラサラストレートヘアとまではいかなくても、自然にまとまりのある髪になりたいものです。

そんなくせ毛の対処法についてまとめています。

縮毛矯正やストレートパーマをあてる

縮毛矯正やストレートパーマでくせ毛を伸ばし、まっすぐな髪の毛にするという方法です。

もちろん新しく生えてくる毛はくせがあるものなので根本的な解決にはなりませんが、毎日のヘアセットが劇的に楽になりますよ。

梅雨時期に爆発してしまう…なんて悩みからも解放されます。

昔は「髪が針金のようにまっすぐになる」「髪が痛む」と言われていましたが、現在は薬剤の開発が進んだことでほとんど髪へ負担をかけることなく自然なストレートヘアをつくれるようになりました。

市販で「自分でできるストレートパーマ」の薬剤等も売られていますが、慣れていないと塗りムラがあったりとなかなか難しいです。なるべく美容院に行って施術をしてもらいましょう。

ヘアアイロンで伸ばす

ストレートアイロンを使ってくせ毛を伸ばしていく方法です。

くせがあまり強くない方はアイロンだけでまっすぐになりますが、くせ毛の方の多くは前述した縮毛矯正やストレートパーマと並行してヘアアイロンを使用しているのではないでしょうか?

ヘアアイロンを選ぶ時は高温(200度ほど)まで調節できるようなものを選びましょう。

アイロンをする時は低温だとなんども髪を挟まないとまっすぐにならず髪が痛む原因となるため、180~200度くらいの高温でササっと短時間で済ませるのがベストです。

その際、やけどには十分気を付けてくださいね。

髪へのダメージが気になる場合はヘアウォーターを付けたり、マイナスイオンの発生するヘアアイロンを選ぶなどして髪への負担をなるべく減らしましょう。

また、時間がないからと言って髪が十分に乾いていないままヘアアイロンをしてしまうと、髪へ深刻なダメージを与えてしまいます(そして濡れたままだと全然まっすぐにならず、何の意味もありません…)。

必ず髪は完全に乾いた状態でアイロンを使用しましょう。

ドライヤーの当て方をマスターする

髪を乾かす際、適当にぐしゃぐしゃとドライヤーをあてたり、ただなんとなく引っ張って乾かしていませんか?

実はドライヤーの当て方にもコツがあり、マスターすると乾かしただけでストレートヘアになることも可能なんです!

一番のポイントは自分の「髪の毛の生え方のクセ」をよく観察することです。そして、生えグセと反対の方向に髪を倒してその状態のまま乾かしていきます。

こうすることでくせ毛を根元から治すことができます。

くせ毛を内側から治す!オススメ食材とは

縮毛矯正やヘアアイロンなどは、言ってしまえば対症療法で根本的な解決にはなっていません。

体の内側からくせ毛を治すことができれば、将来的にはストレートヘアになることもできそうですよね。

そこで、くせ毛の改善ができる食事方法についてご紹介いたします!

豆乳で女性ホルモンを増やす

豆乳には女性ホルモンに近い成分である「イソフラボン」が含まれています。

イソフラボンには抜け毛の原因とされる男性ホルモンの活性化を抑え、抜け毛を防いだり髪をツヤツヤにしてくれる効果があります。

他にも、豆乳には「レシチン」という血流をよくする成分が含まれています。血行が良くなることで、頭皮の環境も改善されます。

このように豆乳には髪にとっていいことずくめの飲み物。

お肌にも良いと言われていますよね。これはぜひ生活に取り入れていきたいところです。

「豆乳の独特の風味が苦手…」という方はココア味など味の付いた豆乳を選んだり、コーヒーへ入れる、豆乳プリンにするなど一工夫してみてはいかがでしょうか。

タンパク質を意識する

髪の毛はほぼタンパク質で構成されています。

強いくせ毛がなかなか治らない方は、そもそもタンパク質や栄養が足りておらず、くせが強くなってしまっているということが考えられます。

タンパク質は肉や大豆などから摂取することができます。中でもオススメなのが植物性タンパク質の多い大豆です。

大豆は納豆や豆腐、枝豆など様々な加工食品があるためすぐにでも食生活に取り入れることができます。

大豆は髪質改善のみならずガンの予防にも効果があるという研究結果もあります。ぜひ積極的に食べるように心がけてください!

アーモンドでビタミンEを摂取!

アーモンドに含まれるビタミンEには、血管を拡張させる効果があります。

血管が拡がると髪全体に栄養がいき渡りやすくなり、髪を健康的に育てます。

頭皮の環境も良くなるためくせ毛の改善にはぴったりの栄養素なんですよ。

1日10粒ほど食べるだけで効果を発揮してくれます。おやつとしてもヘルシーですし、手軽にポリポリ食べられるので取り入れやすいですよね。

脂っこいものは避けよう

脂っこいものを食べすぎてしまうと、頭皮に皮脂が詰まる原因となってしまいます。

毛穴が詰まることで髪が育ちにくくなり、抜け毛が出てしまうこともあります。

また、中性脂肪が上がることで血行が悪くなり頭皮環境が悪くなってしまうためくせ毛が酷くなってしまいます。

このようなことを防ぐため、脂っこいものはなるべく控えるよう心がけましょう。

どうしても食べたい場合は血流を良くしてくれるパセリや玉ねぎなどの食材と一緒に食べることでバランスを取ることをオススメします。

まとめ

私達を大いに悩ませるくせ毛。

毎朝のヘアセットの時間を少しでも短縮したい!という方はきっと多いと思います。

日頃から食生活に気を使い内側からヘアケアを行うことと、縮毛矯正やヘアアイロンなど外側からセットする方法の両方行うことで、髪質は劇的に変化しますよ。

そして何よりも髪にとって大切なのがストレスを溜めないことです(ストレスで毛穴が変形してしまうケースもあります!)。

生活習慣を変えることは簡単ではありませんが、髪に良いことは健康やお肌にも良いことなので頑張って取り入れていきましょう!