女性の薄毛

髪の毛が痩せ細ってきたら・・・薄毛女性ができる対処法とは?

薄毛に見えるのは、髪の毛の本数が減ってしまうことはもちろんですが、髪の毛一本化一本が痩せ細ってしまうのも一因です。

最近、髪の毛のハリがなくなって細くなってきた、とお悩みのアナタにその原因と対処法をお伝えしていきます。

原因を見極めて、髪の健康を取り戻しましょう。

髪の毛がやせる原因

髪の毛はどうして細くやせ細ってしまうのでしょうか?

髪が痩せてしまう原因は主に

血行不良
栄養不足
生活習慣の乱れ
ホルモンバランスの乱れ
加齢

の4つです。

加齢以外の原因をそれぞれ、詳しく説明していきましょう。

1,血行不良

髪の毛や頭皮まで栄養を届けるのは毛細血管です。

血行が悪くなると、その毛細血管から髪の毛の育成や生成に必要な栄養が届きにくくなります。

ストレス、運動不足、糖分の摂りすぎ、喫煙などが原因で血行不良が起こってしまいます。

栄養不足

人は摂取した栄養を必要度の高いものへ使っていきます。

心臓を動かしたり、体温を保ったり、最優先は生命の維持です。

そう考えると、髪の毛は末端の末端です。

栄養が送られるのは最後のほう。

1番後回しにされてしまうのです。

髪の毛を太くする方法8選

それではやせ細った髪の毛を太くする方法はあるのでしょうか?

対処法を考えていきましょう。

髪の毛の太さ

まず、通常の髪の毛はどのくらいの太さなのでしょうか。

髪の太さは人種によって少し違いがあります。

日本人の一般的な髪の毛の太さは0.05〜0.15ミリと言われています。

平均的に約0.08ミリくらいですね。

欧米人などに比べるとやや太めとなっています。

1本単位でみると、0.02ミリくらいなら細くなっても大した違いはわかりません。

でも、私達の頭には約10万本の髪が生えています。

その10万本の1本1本が細くなったら・・・。

全体的なボリュームもなくなってしまいますよね。

頭皮も見えやすくなり、薄毛に見えてしまいます。

ですから、髪の毛を太くし、ボリュームアップすることが薄毛対策のひとつになるのです。

髪の毛を太くする方法は主に7つ。

それぞれ、説明していきますね。

育毛成分を摂る

髪の毛を作る栄養素は

タンパク質
ビタミンB
亜鉛
ビタミンE

です。

どんな食材に含まれているのかご紹介します。

タンパク質

・豆腐、納豆などの大豆製品
・脂肪の少ない赤身肉
・鶏のささみ
・卵、牛乳、チーズなどの乳製品

ビタミンB

・鶏のささみ
・バナナ
・カツオ、あさり、マグロなどの魚介類
・卵
・豚肉

亜鉛

・牛肉の赤身
・レバー
・うなぎ
・牡蠣
・大豆製品
・卵

ビタミンE

・アーモンドなどのナッツ類
・お米などの穀物
・オリーブオイル
・アボカド

バナナやアーモンドなどはおやつでも手軽に摂取できますね。

お肉を食べるときは牛なら赤身肉を意識して、鶏肉ならささみを選択すれば、外食でも取り入れるのは簡単です。

自炊する場合も、オリーブオイルで調理するようにすれば、難しく考えなくても大丈夫です。

髪のために、と考えると難しそうな気がしますが、ほんの少しの意識だけで特に難しいことはありませんので、ぜひ、チャレンジしてみてください。

血行をよくする

頭皮の血行がよくなると、栄養が行き渡り、髪の毛を生成する機能の働きもよくなります。

そのため、健康な髪が育ち、髪の毛も太くなりやすいのです。

また、髪の毛の寿命も伸びるため、抜け毛のサイクルが長くなります。

血行をよくするにはマッサージが有効的です。

こめかみ、頭頂部のツボを押しながら、ゆっくりマッサージを行います。

シャンプーをするとき、髪の毛を乾かす時、ついでマッサージでも毎日少しづつ継続することが大切です。

血行が良くなると頭皮も柔らかくなり、抜け毛予防にも効果的です。

生活習慣を改善する

睡眠不足、夜ふかしなどが慢性的になると、血行が悪くなり、栄養も行き渡らず、髪の毛が痩せるの原因となります。

まずは早寝早起きを心がけましょう。

そして、過度な飲酒、喫煙も髪が痩せる原因です。

お酒を飲むと、体内でアルコールが分解されます。

その際、アセトアルデヒドという物質が作られます。

この、アセトアルデヒドは血中の酸素や栄養が頭皮まで届くのを邪魔するだけでなく、テストステロンという髪の毛の育成を促進するホルモンをジヒドロテストステロンという悪玉ホルモンに変化させてしまうのです・・・。

この悪玉ホルモンは髪の毛が作られる毛母細胞の働きを抑制してしまう恐ろしいホルモンなのです。

ですから、お酒も喫煙も、ストレス解消をなる嗜みやお付き合い程度にとどめておくことが大切です。

シャンプーを変える

毎日使っているシャンプー。

そのシャンプーの刺激が強かったり、頭皮の脂を取り切れていない、また逆に頭皮の油分を取りすぎてしまう、などシャンプーは髪の毛が痩せるの原因となることがあります。

地肌にいい、シャンプーを選ぶようにしましょう。

また、育毛成分などが配合されたシャンプーも販売されています。

そういったものを選ぶのもひとつの方法ですね。

育毛剤を使う

育毛剤はその名の通り、髪の毛の育成に必要な成分が入っています。

髪の毛の成長を促したり、頭皮の環境を整えてくれたりします。

頭皮の環境が整えば、髪の毛にも栄養が行き渡って、健康な髪の毛を育ちます。

そんな魔法のような育毛剤ですが、継続することで効果があるので、毎日使用することがポイントです。

毎日使用するものなので、好きな香りであったり、続けやすいものを選ぶのがおすすめです。

パーマをかける

根本的な対処ではありませんが、すぐに髪の毛のボリュームを増やしたい方には、パーマをかけるのがおすすめです。

根元からパーマをかけるような髪型なら、地肌付近のボリュームがアップします。

髪の毛がやせ細ったことによる、地肌見えを隠すことができます。

ただし、パーマの薬剤も頻繁に使用すると髪の毛が痩せ細る原因となりますので、多くても月に1回までとしましょう。

ヘアスタイルを変える

こちらも、一時的な対処法ですが、髪型を変えたり、ヘアアレンジを変えたりすることで髪のボリュームを多く見せる方法です。

いくつかご紹介しますね。

ヘアアイロンなどで、カールをしたあと、後ろで1つに結びます。

そして結び目を片方の手で持ち、もう片方の手で、少しづつつまんで出していきます。

ラフでこなれたヘアスタイルが作れます。

分け目を変える

普段の分け目とは違う場所に変えてみてください。

すると、癖がついていないので、分け目の部分がふんわりをすると思います。

ふんわりさせることで、地肌見えをカバーします。

定期的に分け目の位置を変えることで、癖が付きにくく、ふんわりとさせやすくなります。

目立つヘアアクセサリーをつける

これはヘアアクセサリーに視線を集中させる方法です。

目を引く形や、色、大きさのヘアアクセサリーで地肌に行きがちな視線を逸します。

まとめ

いかがでしたか?

髪の毛の痩せ細る原因と、その対処法をお伝えしました。

今日から手軽にできる対処法も紹介させていただきましたので、ぜひ、やってみてください。