毎日の入浴タイム。できれば、シャンプーやリンスで手軽に美髪を作りたいですよね。
実は、シャンプーやリンスを毎日丁寧に行ってあげることで、美髪を手に入れることができるかもしれないのです。
この記事では、その方法について説明していきます。
今日からできる簡単なことばかりですので、ぜひ実践してみてくださいね。
毎日のシャンプー前に実践したいこと
何の下準備もなしに、いきなり入浴はNG!それでは美髪に近付けません。
美髪を目指したいのであれば、シャンプー前にいくつかやっておくべきことがあります。
具体的に3つの工程を紹介するので、実践してみてくださいね。
ヘアブラシでブラッシングをする
ヘアブラシでブラッシングは、入浴前にかならず行って頂きたいことです。
入浴前に自分の髪の毛を触ってみてください。ゴワゴワしたような手触りではないでしょうか?
これは、髪の毛同士が絡み合っている証拠。
このままシャワーでお湯をかけてしまうと、そこから摩擦が生まれ、髪の毛が大きなダメージを被ってしまいます。
だからこそ、ヘアブラシで髪の毛の流れを一定にしてあげることが大事なのです。
ヘアブラシでブラッシングするのには、皮脂の汚れを浮き上がらせるという理由も含まれています。
1日で、頭皮にはとても多くの汚れが溜まっています。皮脂も多く分泌され、頭皮がベタベタしていると思う方もいるのではないでしょうか。
このような汚れを浮き上がらせることができるのが、ヘアブラシでのブラッシングです。
あらかじめ汚れを浮き上がらせておくことで、いよいよシャンプーとなった時に、汚れをしっかり取り除いてあげることができます。
結果として、頭皮から美髪が実現可能になるというわけです。
シャンプー前のブラッシングですが、注意して頂きたいのが、コームタイプのくしを使ってしまうと逆効果になってしまうということ。
必ず「ヘアブラシ」といわれる、頭皮ケアが優しくできる素材のブラシを使うようにしましょう。
リバースケアをする
髪の毛のリバースケアという言葉を聞いたことはありますでしょうか?
通常、洗髪といえばシャンプー→リンスの順番で行いますよね。
これを逆、つまりリンス→シャンプーの順で行っていきましょうというのがリバースケアです。
リバースケアを行うことで、シャンプーをした際、髪の毛が受けてしまうダメージを最小限に抑えることができます。
とはいえ、洗い流すタイプのリンスを使う必要性はありません。
洗い流さないタイプのトリートメント類をお持ちであれば、そちらを利用してリバースケアを行っていきましょう。
ぬるま湯で根本までしっかり濡らす
シャンプーを付ける前、髪の毛にまずシャワーをあて、ある程度髪の毛を濡らしますよね。
ここが重要なポイントで、時間にして1~2分程度、しっかりと髪の毛を濡らしてあげましょう。
シャワーの温度は、ぬるま湯だと感じる36~38度がベスト。
40度を超えてしまうと、頭皮が乾燥するだけではなく、頭皮の負担にもなってしまいます。
寒い冬場には少し辛いものがありますが、美髪になるためには努力を惜しんではなりません。
「ちょっとぬるいな」くらいの温度で、髪の毛の根本からしっかり濡らしてあげましょう。
毎日のシャンプーで美髪を作る方法は?
毎日のシャンプータイム。1日の汚れがしっかり落ちるので、とても気持ち良い時間ですよね。
とはいえ、シャンプータイムは毎日のことなので、時間がない日などはついつい疎かにしてしまいがち。
当たり前ですが、それでは美髪は作れません。
では、毎日のシャンプータイムで美髪を作るには、どのような方法があるのでしょうか?
順番に説明していきます。
シャンプーを手のひらで十分に泡立てる
シャンプーをボトルから出して、そのまま髪の毛に乗せるのはNGです。
きちんと手のひらで泡立ててから髪の毛に置くようにしましょう。
とはいえ、ボディーソープやハンドソープのように、見るからに泡状態にする必要性はありません。
シャンプーボトル1プッシュを手に取り、それを手のひらに伸ばす要領でOKです。
手のひら全体にシャンプー剤が行き渡ったら、それをまんべんなく髪の毛に付けてあげるようにしてくださいね。
指の腹を使って弧を描くように優しく洗う
シャンプーは、指の腹を使って弧を描くように優しく洗うようにしましょう。
間違っても、爪を立ててゴシゴシ洗ってはなりません。
ゴシゴシ洗ってしまうと、頭皮に必要な油分まで根こそぎ落としてしまうことになり、結果として頭皮が乾燥してしまいます。
さらに、爪を立てて洗うことで、頭皮が傷付いてしまう可能性も。
美髪は、頭皮がしっかり潤っていて傷のない状態で成り立つものです。
したがって、美容院での優しい洗髪を真似て、自宅でも優しい洗髪を心掛けましょう。
シャンプー剤が完全に消えるまで3~5分は洗い流す
シャンプー後は、シャンプー剤が完全になくなるまで3~5分はしっかり洗い流しましょう。
美容院でも、「シャンプー流しにそんなに長い時間を要する?!」と衝撃を覚えた経験は誰もが持ち合わせているのではないでしょうか。
とはいえ、美髪を作ってくれるスペシャリストたちが一様に、シャンプー流しに長い時間を要している。
これには、シャンプー剤をしっかり洗い流してあげることで、美髪に一歩近付くからという理由があるのです。
シャンプー剤がしっかり流れたか否かを確認する方法は、頭皮と耳裏がベタついていないかです。
シャンプー剤流し終盤には、ベタ付き確認を怠らないようにしてくださいね。
毎日のリンス類で美髪を作る方法は?
シャンプーを行った後は、トリートメントやリンス、コンディショナーなどで髪の毛の保湿を行いますよね。
こちらもシャンプー同様、美髪を作る方法がありますので、順番に説明していきます。
髪の毛のケア順序は「トリートメント→リンス(コンディショナー)」
お風呂場で使用するケア用品に、トリートメントとリンス、コンディショナーの3種類がありますよね。
これらのケア用品は、髪の毛の傷んでいる部分を補修してくれたり、髪の毛が傷まないように予防してくれる効果が期待できます。
ベタ付きが気にならない方であれば、できれば毎日このうちのどれかを使って頂き、美髪へ一歩近付いてもらえたらと思います。
使う順序は、トリートメント→リンス(コンディショナー)の順です。その理由について、性質の違いを説明します。
トリートメントは内部補修
トリートメントは、髪の毛の内部を重点的に補修してくれる効果があります。髪の毛を内側から健康にしたい場合、欠かせないケア用品だといえるでしょう。
リンスは外部補修
リンスは、髪の毛の外部を重点的に補修してくれる効果があります。トリートメントとは異なり、髪の毛の質感を良くしてくれるケア用品です。
コンディショナーはトリートメントとリンスの中間の役割
コンディショナーは、トリートメントとリンスのちょうど中間の役割を果たすケア用品です。
要は、髪の毛の内部補修と外部補修を同時に行ってくれる優れものというわけです。
内部補修を行ってから効果を閉じ込めよう
前述の通り、シャンプー後のヘアケアの順番は、「トリートメント→リンス(コンディショナー)」です。
その理由は、トリートメントで内部補修をしっかり行ってから、リンスやコンディショナーの力を借りてその補修した部分を閉じ込めてあげるため。
順番が逆になってしまうと効果の期待は望めませんので、この順番はしっかり守るようにしましょう。
トリートメントのつけ置き時間は最大10分
トリートメントは、その効果を最大限感じるために、5分程度のつけ置き時間が必要です。
とはいえ、つけ置き時間が長ければ長いだけ、髪の毛の質が良くなるというものではありません。
つけ置き時間は最大10分程度に留めるようにしましょう。
毛先のばさつきが気になる方は、蒸しタオルを巻いて時間の経過を待つと、トリートメントの効果が期待できますよ。
リンス(コンディショナー)はつけ置き時間不要
トリートメントとは違い、リンス(コンディショナー)はつけ置き時間は不要です。
リンス(コンディショナー)は、髪の毛に付けた瞬間に表面吸着するので、すぐに洗い流しましょう。
実は、間違ってつけ置きをしてしまうことで、毛先にだけ付けたはずのリンス(コンディショナー)成分が頭皮にまで浸透してしまい、髪の毛にはかえってダメージが。
リンス(コンディショナー)を付けたら、すぐにしっかり洗い流すことが美髪への近道です。
毎日の正しいケアで美髪ゲットへ一歩近付こう!
この記事では、毎日行うシャンプーやリンス類で、手軽に美髪を手に入れることができることを説明してきました。
美髪実現のためには、日々のヘアケアが大事です。
どんなに忙しくても、毎日手を抜くことなくしっかりケアしてあげれば、あなたのその努力に髪の毛もしっかり応えてくれるはずですよ。