ヘアケア

薄毛女性の入院中のヘアケアについて(基本編)

入院中でもなるべく、入浴は重要です。
からだを清潔にするように心がけないと、感染症にかかることもあります。

また、入浴すると精神的にもリラックスして、清々しい気分に浸ることもできます。

いつも使っているヘアケア商品を病院でも使うことで、少しいつもの日常生活に近付けることができます。
ヘアケア製品の匂いを嗅ぐと、いつもの家で生活していた時と同じ自分の匂いがして、病院の殺風景な感覚から抜け出し、安心することができます。

病棟のシャワー浴

入浴時間や曜日が決まっていることもある!

入浴時間は、30分程度で男性と女性が曜日ごと、交互に入浴できる病院や、多くの病院は、曜日ごとに男女が分かれています。

例えば、もしも女性で女性が入浴する日に検査などで入浴をできなかったとしても、時間が空いていれば、男性の入浴する日にねじ込んでくれることもあります。
看護師さんと相談すると、案外とんとん拍子にことが進むこともあるので頼んでみましょう。

汗かいたままの状態だと、療養をしているのに頭皮トラブルや皮膚トラブルに見舞われてしまい、病気で免疫力が落ちているので傷口から感染したり、頭皮などの弱い部分がグジュグジュになってしまい、また薬が増えることになります。

入浴はそれらから体を守ってくれるので、医師から許可が出ている場合は、入浴したいときには入るようにしましょう。

ある程度融通の利く病棟であれば、1人30分の入浴時間でも、その後の時間が空いていれば、「少しオーバーしてもOK!」というところもあります。

髪の長い方や、入浴に時間のかかる方はとても助かります。
もちろん、厳格に「30分で出てきてね!」というところもあります。その病棟ごとに異なるので、ルールには従いましょう。

ひとに頼ることも大事!

自力で入浴することが難しくても、看護師さんなどの医療スタッフが入浴を助けてくれることもありますし、家族に入浴を手伝ってもらうこともできます。

誘引しているので、一時的に体力などは落ちているので、転倒やその他の事故に巻き込まれると入院が長引いたりするので、手伝って欲しいときはちゃんと頼みましょう。

お気に入りのヘアケア商品を使ってリフレッシュ!

入院するときに持ち込むものの一覧に、入浴用のセットはほとんどの病院で書いてあります。
老人ホームなどで、入浴に対してハーブや漢方などを取り入れている場合は、その施設の独自のものを使うことが多いですが、たいていの病院は、持ち込むように指示があります。

そのため、いつも使っているものを持ち込むことができます。
急にヘアケア商品が変わると、肌に合わないことがあったりして頭皮トラブルの原因にもなります。
また、急に自分の周りの匂いが変わることにもなるので、なんだか落ち着かない感じもしてしまいます。

急な入院の場合でも、病院の売店で購入することもできますし、家族や友人に頼んでいつものものを買って来てもらい、使うこともできます。
「短期の入院ならば何でもいいや。」と、なりますが、2、3カ月以上の長期入院になると、やっぱり落ち着くものを使ったほうが気持ちも落ち着きます。

最近の病院は平均で入院期間が14日程度であることからも、長期の入院は少ない傾向にありますが、それでも長期入院になる可能性は低いわけではありません。
長期入院は、家に帰ることや外出は難しくなります。

届け出を出せば外出することができますが、コロナが流行っていますし、自分の体調が優れないとなかなか許可は出ません。
そんな日常と違うストレスや、病気のストレスは大きくのしかかってくるので、少しでも気が休まるように入院生活をカスタマイズして、なるべく自分好みに整えましょう。

入浴時間は短い!上手な利用法!

大体の病院は、一つの枠を30分程度で設定してあること多いです。
入浴施設に入るときからカウントされます。服を脱ぐことも時間のうちですし、服を着て出るときまでもカウントされます。
髪の長い方は時間が掛かりやすいです。 

そのため、時間配分を考えなければなりません。
次の時間に他の利用者がいる場合、迷惑がかかるからです。

時間が掛かりそうな場合は、人気のない時間や、2枠分時間を取れそうな時間を予約したりすることで、対処することでトラブルを防げます。
予約できる時間は決まっている場合が多いので、その時間すれすれに予約を取りに行くと、便利です。

しかし、あいている時間に、ほかの日に検査などで入浴できなかった方が急に入っていくる場合もあるので、気を付けましょう。

髪の毛は病室に戻った後に乾かすので、その時間は入浴時間に含まれません。
病室に戻ってから多くの女性はドライヤーをかけることが多いです。
入浴時間を効率的にできます。

お互いに病室の人は女性なので分かってはくれますが、ドライヤーの音は結構大きく響くので、シーンとしている病室や病棟では音が響くことがあります。
寝ている方もいますし、大きな音がストレスに感じることもあります。

最低限、同じ病室の人は今眠っていないかなどを考慮したり、ドライヤーを使うことを説明してから使うようにしたほうが無難で、お互い気持がいいです。

髪を切ってくれる施設や、曜日で来てくれることも!

病院内に髪を切ってくれる施設がある病院もあります。

市民病院クラスになると、そういった施設が併設されている病院は多いです。
個人病院で入院できる施設がある病院では難しいかもしれません。

予約方法は、看護師さんに髪を切りたいということを伝えると、予約できるシステムがある場合や、直接出向いて予約をする場合もあります。
とりあえず髪を切りたくなったら、看護師さんに伝えれば何とかなります。 

毛先を切ってもらうだけでも利用できます。
また、いつも日常生活で利用しているような美容院とはちょっと違い、髪型はオシャレよりも、入院生活のしやすさが重視されることが多いです。

ある程度、「ここら辺は長めで。」などの注文はできますが、それが実現され難いこともあります。

オシャレな感じを想像すると、不満に感じるので、そこはあらかじめ諦めておきましょう。
また、入院患者自身が希望を伝えにくい場合であれば、家族が同席することもできる場合もあります。 

大浴場があることもある!

大きな病院であると、大浴場を屋上などに設置している病院もあります。

なかなか今の時代では少なくなっています。衛生面や、設備の管理の難しさからも、どんどん撤去している病院は多いです。

入院している患者さんも利用できますし、患者さんを看護する家族のためにも開かれているところもあります。
気分が一新できて、病気に対するストレスなどを少しは軽減することができます。
男女別に分かれていますし、時間もキチンと決まっているので、使える時間が分かり安いです。

さまざまなストレスは、体調不良を呼び寄せます。
気分も、体の汚れもさっぱりすることで、頭皮トラブルや皮膚トラブルを軽減し、少しは気持ちも楽になるので、見た目の印象も変えることができます。

終わり

入院生活はさまざまなストレス掛かります。

ストレスから、いつもの日常と切り離されて社会から排除されている気分になります。

自分のアイデンティティを保つためにも、ストレスを少しずつ回復したり、日常生活と同じものが使える数少ないヘアケア商品を使うことによって、少しは軽減されます。

先行きの不安な気持ちを少しでも軽減できるように、日常を取り戻せるように利用できるものは利用しましょう。