規則正しい生活をしていたり、食べ物に気を使って栄養バランスのいい食事を取っているにもかかわらず、枝毛や切れ毛などの毛髪トラブルに悩まされているそこのあなた。
内面的なケアはしっかりできているのにもかかわらず、悩みが尽きないのは、シャンプーに原因があるのかもしれません。
頭皮に合っていないシャンプーを使っている、正しいシャンプーができていない、シャンプー後のケアができていないなど様々な外的要因が考えられます。
そこでこの記事では美しい髪の毛を維持するために必要なシャンプーについての正しい知識を解説していきますので、是非参考にしてください!
Contents
シャンプーが髪の毛を傷める原因とは?
髪の毛を清潔にするシャンプーはどうして髪の毛を傷める原因になってしまうのでしょうか?
まずは考えられる原因について、一つずつ具体的に見ていきましょう。当てはまることがあれば是非改善してくださいね。
頭皮に合っていないシャンプーを使っている
正しいシャンプーをするうえで一番大切なのは、自分の頭皮に合ったシャンプーを選ぶということ。
頭皮といっても顔や手と同じ皮膚ですので、乾燥しやすかったり、脂っぽかったりと頭皮の質は人それぞれです。
なのでその状態に合ったシャンプーを選ぶことが大切なのです。
例えば乾燥しやすい頭皮なのにもかかわらず、洗浄力の強すぎるシャンプーで頭皮の潤いを保つために必要な皮脂までも落としてしまうと、ひどく乾燥してしまう可能性もあるのです。
乾燥した頭皮の状態が続くと、髪の毛にハリやコシがなくなり、フケや抜け毛などのトラブルが起こる場合がありますので、まずは頭皮の質を知るようにしましょう。
シャンプーの仕方が間違っている
いくら頭皮に合ったシャンプーを選んでいたからといって、シャンプーの仕方が間違っていれば本末転倒です。
例えば爪を立ててシャンプーをしている人は頭皮を傷つけてしまいますので、やめるようにしましょう。
また入念に洗っていてもすすぎが不十分だと、シャンプー剤が髪の毛に残ってしまい、フケなどの原因になってしまうのです。
このように、正しい方法でシャンプーを行っていない場合は、髪の毛を傷つけてしまうといえるでしょう。
頭皮ケアを怠っている
シャンプーの後のケアも重要です。お風呂上りに髪の毛は自然乾燥で済ませるなんてのは論外です。
自然乾燥は髪の毛に雑菌が繁殖してニオイやかゆみの原因となってしまいますので、できるだけすぐに乾かすようにしましょう。
逆にドライヤーを使いすぎているのも要注意です。ドライヤーの熱は頭皮に直接かけすぎると頭皮が乾燥してしまいますので、適度に乾かすことが重要なのです。
シャンプーの正しい選び方
健康的な髪の毛を維持するためには、まずはシャンプー選びから!自分の頭皮に合ったシャンプーを選びましょう。
できるだけ天然成分のものを使う
CMなどで良く宣伝されている「髪の毛に艶を与えるシャンプー」は、一見魅力的に思えますが、実は合成界面活性剤と呼ばれる薬剤がたくさん入っています。
まさに髪の毛の汚れをしっかり落として、髪の毛に艶を与えてくれるのは事実です。
ですがその高すぎる洗浄力がゆえに、頭皮に必要な潤いを奪ってしまう可能性も考えられますので、シャンプーを選ぶならできるだけ天然成分を使用したものを選びましょう。
植物由来のエキスや成分が入ったシャンプーなら、頭皮に優しくいたわり、しっかり使い続けることで元気でコシのある髪の毛に育てることが可能です。
アミノ酸系シャンプーがおすすめ
天然成分を含めたシャンプーでおすすめなのが、アミノ酸系シャンプーです。
アミノ酸は頭皮の成分とほぼ一緒で、相性もいいのでしっかり頭皮に潤いを与え、バリア機能を維持してくれるのでおすすめ。
アミノ酸系シャンプーといえば洗浄力が弱いのがデメリットとされることが多く、頭皮が脂っぽい方は十分に洗浄しきれないので使いたくないという方も多くいます。
ですが、洗浄力が弱くても肌への負担が少ないので、2度洗いをしても頭皮に負担がかかることがあまりありませんので、脂っぽいかたは2度洗いを推奨します。
正しいシャンプーの仕方
自分に合ったシャンプーを選んだら、次に正しいシャンプーの方法について解説していきます。
順序をしっかり守って一つ一つ丁寧に行うことによって、清潔且つ健康的な頭皮が生まれるので、是非実践してみて下さい。
まずはブラッシング
髪の毛を濡らす前にまずはブラッシングをしましょう。からまりによる髪のストレスが減り、シャンプーの時に汚れが落ちやすくなります。
濡れた状態で髪の毛をとかすことは髪の毛のダメージに繋がりますので、シャンプー前のブラッシングは必ず乾いた状態で行うようにしましょう。
熱めのお湯で髪を濡らす
髪の毛の汚れやスタイリング剤、頭皮の汚れを落とすつもりで、少し熱めのお湯で十分に髪の毛を濡らし予洗いしましょう。
これまで自分が行っていたすすぎにプラス1分を目安にしましょう。汚れの8割は予洗いで落ちます。予洗いの時間をしっかり取って、十分に汚れを落としましょう。
シャンプーは泡立てて
シャンプー剤を手に取り、手のひらでしっかり泡立てるようにしましょう。
シャンプー剤を泡立ててから髪の毛に乗せることで、摩擦によるダメージを軽減できます。
洗うときは爪を立てずに指の腹で頭皮を洗うようにします。髪を洗うというよりも頭皮を優しくマッサージするイメージでOK。力の入れすぎは禁物です。
しっかりすすぎ
洗い終わったら、泡が完全に落ち、ぬめりが落ちるまで洗い残しのないようにしっかりとすすぐようにしましょう。
シャンプーの作業よりもすすぎの作業の方が重要です。
すすぎ残しはフケや痒みの原因になりますので、十分に行うようにしましょう。
シャンプー後の頭皮ケア
水分を含んだ髪の毛は非常にデリケートです。乾かすときはゴシゴシ擦らず、タオルを持った手で挟み込むように水分をとるのがポイントです。
ロングヘアーの人には、ドライヤーの時間を大幅短縮できるクルクル巻きがおすすめです。
タオルドライに使うタオルは、髪の毛全体を覆うことができる長さのタオルを使用するようにしましょう。
また、かぶるだけで固定できるドライ用のヘアタオルやヘアキャップがあればさらに簡単で、見た目も可愛いです。
しかしタオルドライは一時的な手段です。その後の自然乾燥は髪の毛に雑菌を繁殖させてしまいますので、必ずドライヤーを使って乾かすようにしましょう。
乾かした後はヘアトニックなどを使用して頭皮を保湿しながらマッサージすることをおすすめします。
正しいシャンプー知識を身に着けて毛髪トラブルを解決しましょう!
いかがでしたでしょうか?この記事では、女性の髪を傷める原因となりかねない間違ったシャンプー情報をご紹介してきました。
シャンプーは自分に合ったものを選び、且つ正しく毎日使用することが大切です。シャンプーの目的は髪の毛と頭皮の汚れを落とし、かつ美しく保つことです。
髪の毛の質を上げるためには、自宅で行う毎日の髪の毛のお手入れが重要になってきます。
ヘアケアの効果は1日で目に見えて現れるものではなく長期戦となりますが、こうした正しいシャンプーなどのヘアケアで髪質は確実に変わります。
普段何気なく行っているシャンプーを今一度見直し、キレイで艶のある髪の毛を目指しましょう!