ヘアケア

女性の薄毛にも効果的?効率的なヘアパックの使い方をお教えします!

髪のダメージを補修したいなら、トリートメントよりもヘアパックの方がより効果的だと聞き、使い方を知りたいとお考えのあなた。

今回は、そんなあなたに効率的なヘアパックの使い方をご紹介しますよ!

それに合わせては、あなたが疑問に思われているかもしれない、なぜトリートメントよりヘアパックの方が髪のダメージ補修効果が高いのかということや、
ヘアパックを使う際の注意点、髪のお悩み別にお勧めのヘアパック成分についてもご説明したいと思います。

是非、参考になさって、今晩からでもヘアパックのお使いになり、美髪を目指してみませんか?

ヘアパックとトリートメントの違いって何?

実はどちらも、髪の内部にまで成分を浸透させることで栄養を補給し、気になるダメージを補修したり、ツヤや潤いを与えてくれるという役割は同じなのです。

ただ、トリートメントよりもヘアパックの方が成分量が多く、濃度も高いため、より髪の深部にまで浸透させることができ、ダメージ補修の観点からすると、より一層効果的だと言えます。

ちなみに、ヘアマスクと言われるものもありますが、それはメーカーにより商品名が違うだけで、ヘアパックと効能は同じと考えて良いでしょう。

更に、一般的に混同されやすい、コンディショナーやリンスと言われるものは、髪の「表面」をコートすることが主なる目的で、滑らかで、指通りの良い髪にしてくれる役割があります。

ですから、髪の内部にまで浸透させるヘアパックやヘアマスク、トリートメントとは全く別物なのですよ。

役割に応じて、使い分けて下さいね。

効率的にヘアパックを使うには?

先にお話しした通り、ヘアパックは正しく使えば、髪のダメージを補修し、ツヤや潤いのある美髪に整えてくれます。

ただ残念ながら、使い方を誤ると効果はぐっと下がってしまうのです。

せっかく時間をかけてヘアパックを行ってたのに、それではもったいないですよね。

そこでヘアパックの効果を漏れなく引き出すための、効率的な使い方をご紹介したいと思います。

①シャンプーは丁寧に
関係ないように思われるかもしれませんが、頭皮と髪をシャンプーで隅々まで洗い、皮脂や汚れをきちんと落としておきます。

そのことで、ヘアパックの成分も髪に浸透しやすくなるのです。

②シャンプー後はタオルドライを
シャンプー後に滴が垂れている、そのままの状態でヘアパックを行うと、その水分と一緒にヘアパックが流れ落ちてしまいます。

これでは意味がないですよね。

ですから、シャンプー後は、乾いたタオルで髪を包み込み、軽く押すようにして水分を拭き取ります。

滴が落ちなくなったら、ヘアパックの行い時ですよ。

③ヘアパックのつけ方も重要
まずは、ダメージの出やすい毛先を中心につけます。

その後、揉み込むようにすると、より成分が浸透しやすくなります。

あくまでも、揉み込むのであって、擦り合わせてはいけません!

濡れた髪はデリケートなので、摩擦を起こすと、ダメージに繋がってしまいます.

④コームで伸ばす
より細部にまで成分を浸透させたいので、目の粗いコームで髪を解きながらヘアパックを伸ばしていきます。

⑤蒸しタオルで包む
髪の深部にまで、ヘアパックの成分を浸透させるためには、保湿状態を作り、その環境下でしばらく置いておくことが必要になります。

そこで、蒸しタオルの登場なのです。

作り方は簡単で、熱湯にタオルを浸し、固く絞っておくだけです。

それから、ヘアパックを揉み込んだ髪全体を包みます。

すると、適度な湿度を保つことができ、効果が上がるわけですね。

もし、蒸しタオルを用意するのが面倒ならば、シャワーキャップでも代用できます。

この保湿状態で30分以上置きます。

可能なら、もっと時間をかけても構いませんね。

置く時間が長いほど、効果は向上します。

その間に、ぬるめのお湯で半身浴をしてみたり、お顔のパックをするのもオススメ。

⑥お湯で洗い流す
30分以上置いたら、タオルを取ってヘアパックを洗い流します。

成分が落ちたらもったいないなんて思わず、きちんと洗って下さいね。

その理由については、次の章でお話します。

思ったより行程があると思われたかもしれませんが、返って基本に忠実に行った方が、ヘアパックの効果をより引き出すことができ、結果として効率的なのです。

何回か繰り返し、手順を覚えてしまえば、そんなに難しいことはありませんよ。

もちろん、気に入って購入されたヘアパックの表示を見ることも大切です。

それぞれのヘアパックがお勧めする使い方が、記載されている場合があります。

結果として、それに従うのが一番なのです。

ヘアパックの使う際の注意点とは?

前章の効率的なヘアパックの使い方を実践するにあたって、注意点を付け加えたいと思います。

まずは、ヘアパックの塗り方についてです。

先にお伝えしている通り、ヘアパックは髪に成分を浸透させることを目的としているので、頭皮には塗らないようにすること、そして、頭皮に近い髪の根元も避けるのが望ましいですね。

ちなみに、髪の根元から10センチ程度は、本来、栄養や酸素がきちんと行き届いているために健康ですので、ヘアパックの必要性はあまりないのです。

また、ヘアパックは油分を多く含んでおり、頭皮に付いてしまうとなかなか落とせません。

何より恐ろしいのは、落とし切れなかったヘアパックのカスは、頭皮で酸化し、嫌な臭いを発生させたり、かゆみやフケ、炎症の原因になってしまうことです。

それに関連して、ヘアパックの保湿が終了したら、きちんと洗い流すということも大切ですね。

特に頭皮に付いてしまった場合は念入りに。

また、髪の根元についてしまった場合も、きちんと落とさないと、髪全体がボリュームダウンする原因になってしまいますよ。

最後に、ヘアパックの回数は、週1~2回程度で充分です。

丁寧に揉み込む、保湿時間を長く取り、きちんと洗い流してこそ効果があります。

時間が取れるときのスペシャルケアとして行い、普段はトリートメントを活用してみて下さいね。

髪のお悩み別にお勧めのヘアパック成分とは?

まずは、髪の乾燥やダメージが特に気になる方には、保湿成分を充実させたものがお勧めです。

例えば、ホホバオイルやシアバター、セラミド、ハチミツ、コラーゲンなど配合されたものがいいでしょう。

また、髪のボリュームアップを目指したいなら、アミノ酸系成分が配合されたものがお勧めですよ。

髪の主成分はタンパク質の一種である「ケラチン」です。

アミノ酸系は、髪に馴染みやすい成分なのです。

更に、髪を太く強くしたいなら、海藻エキス配合のものがお勧めです。

フコダイン、緑藻エキス、紅藻エキスなどがありますよ。

それぞれヘアパックの成分表示には、一番多く配合されているものから記載される決まりになっています。

よく表示を確認して、これ!と思うものをお買い求め下さいね。

まとめ

効率的なヘアパックの使い方についてお話してきました。

もしかしたら、少し面倒だなあと思われたかもしれません。

毎日義務感で行う必要はないのです。

時間と心に余裕のあるときに、ご自分の髪へのご褒美だと思って行えば良いです。

蒸しタオルで置いている時間が長いほど、効果は倍増します。

週に1~2回で構いません。

是非、半身浴でたっぷり汗をかき、お顔はパックでケアをし、そして、髪はヘアパックでスペシャルケアをして、女を磨きましょう!