頭皮ケア

女性は頭皮の痛みを感じたら薄毛になりやすい?

頭皮にピリっとした痛みを感じたことはありませんか。

頭皮の痛みにはさまざまな原因が考えられます。

頭皮の痛みを感じたら薄毛になりやすいのではないかという話があります。

そこで、頭皮の痛みを感じたら薄毛になりやすいのか、その真相についてご紹介します。

ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

頭皮の痛みの原因

頭皮の痛みの原因はさまざまです。

頭皮に起こる病気の可能性や日常生活の間違ったヘアケアが原因になっている可能性もあります。

痛みの原因について詳しく解説していきます。

①病気

頭皮の痛みが病気によって引き起こされている場合があります。

頭皮の痛みが引き起る病気は2つあります。

1.接触性皮膚炎
接触性皮膚炎は、いわゆる「かぶれ」と呼ばれる皮膚の病気です。

シャンプーやトリートメントが頭皮に合わない場合や、帽子が原因になることもあります。

シャンプーやトリートメントにはさまざまな成分が含まれているので、自分に合うものや合わないものもあるでしょう。

頭皮に合わないものを使い続けていると、頭皮に炎症が生じ、頭皮のかゆみや赤み、痛みが表れます。

また、帽子はいつも清潔にしておきましょう。

帽子をかぶると頭皮の熱がこもります。

帽子は直接髪の毛や頭皮に接するので、皮脂や汚れが付きやすくなります。

皮脂や汚れがついた帽子を繰り返しかぶり続けると、頭皮にも影響が出る場合があります。

2.神経痛
頭皮の痛みを引き起こす病気に神経痛があります。

頭皮やこめかみにピリっとしたような痛みが起こった場合は、おおよそその日のうちには治まっているでしょう。

しかしピリッとした痛みが何度も起きたり、痛みが繰り返す場合は神経痛の可能性があります。

神経痛の原因は明確にはわかっていません。

ただ、肩こりや首こり、スマホやパソコンのを使うときの姿勢などが原因の場合もあります。

頭皮の痛みが継続してある場合には、一度病院で相談してみましょう。

②日常生活

日常のヘアケアなどが原因になっている可能性もあります。

1.ニキビ
頭皮にニキビができたことある人もいるでしょう。

ふと頭皮を掻いたときに、頭皮のニキビを触ってしまって痛みを感じた経験はありませんか。

ニキビは毛穴に皮脂や汚れがつまり、菌が繁殖して炎症を起こしたものです。

頭皮は毛穴がたくさんあるので汗をかき、さらに髪の毛によって蒸れやすくなっています。

菌が繁殖しやすい環境と言えます。

またブラッシングが原因でニキビを悪化させているかもしれません。

ブラシの毛先が細いと頭皮を傷つけ、出来たニキビに刺激を与えてしまうこともあります。

さらに頭皮に合わないシャンプーやコンディショナーを使い続けていると、ニキビが治るのを妨げている恐れもあります。

2.シャンプー
シャンプーを一日に何度もしていませんか。

シャンプーのしすぎで頭皮に刺激を与え、痛みを感じることがあります。

頭皮を清潔にしたい、皮脂や汚れをきれいに取り除きたいと何度もシャンプーするのは、頭皮トラブルの原因になる可能性があります。

また、洗い方も気を付けましょう。

頭皮をごしごし力強く洗ったり、頭皮がかゆくて爪を立てて洗ったりすると、頭皮が傷つきます。

頭皮は優しい力でゆっくりと洗うようにしましょう。

シャンプーした後にしっかりと洗い流すことも大切です。

十分洗い流せていないと、頭皮のかゆみの原因にもなります。

さらに、頭皮にシャンプーの成分が残ったままになっていると、頭皮の汚れの原因や雑菌が繁殖する原因になります。

悪化すればフケの原因にもなる恐れもあります。

シャンプーをした後は、しっかりと洗い流すようにしましょう。

また、洗浄力の強いシャンプーを使うのも避けた方がよいでしょう。

頭皮が乾燥して痛みを感じる原因になります。

髪の毛は、水で洗うだけで汚れのほとんどを落とすことができます。

頭皮にやさしい洗浄力の強くないものを選びましょう。

最近では、アミノ酸系のシャンプーも種類が増えてきています。

アミノ酸系のシャンプーは、他のシャンプーと比べて、頭皮や髪の毛にやさしい成分で作られています。

今使っているシャンプーが合わない方は、アミノ酸系のシャンプーに変えてみるのもおすすめです。

3.血液の流れ
ストレスを感じると、自律神経が乱れ、血液の流れが悪くなります。

血液の流れが悪くなると、頭皮への血流も低下し、痛みを引き起こす恐れがあります。

ストレスはいつのまにか溜まっています。

普段からストレスはためこまないように意識して、ストレスが溜まっていると感じたときにはこまめに発散するようにしましょう。

また、冬場は気温が寒くて体を縮めやすく、血液の流れも悪くなります。

女性は冷え性の人も多く、体の血液の流れも悪くなりやすくなります。

また、夏場は冷房による冷えが原因となり血液の流れが悪くなることもあります。

血液の流れが悪くなり、頭皮にも血液が十分に届かなくなると頭皮の痛みを引き起こすことにつながる場合もあります。

4.紫外線
顔や手足の日焼け対策はしていても、頭皮の日焼け対策をしていない人は多いのではないでしょうか。

頭は太陽の紫外線にさらされやすく、髪の毛があっても頭皮は日焼けします。

頭皮も皮膚の一部で、頭皮が焼けると炎症を起こし、皮がめくれます。

このときに、頭皮に痛みを感じる場合があります。

夏場は特に紫外線が強く日焼けしやすい時期です。

紫外線から頭皮もしっかりと守ることが大切です。

帽子をかぶったり、日傘をさして頭皮を紫外線から守りましょう。

また、頭皮や髪の毛用の日焼け止めスプレーも販売されています。

外に長時間出る場合には、ダブルで対策しましょう。

頭皮の痛みを感じたら薄毛になりやすい?

頭皮の痛みの原因や対処法についてご紹介しました。

頭皮の痛みは放置しておくと、薄毛になりやすくなります。

病気や日常生活の刺激などによって頭皮がダメージを受けて痛みを感じた場合は、頭皮にはとても負担がかかっています。

頭皮の負担をそのままにしておくと、頭皮環境がさらに悪化し、抜け毛につながります。

抜け毛が増え続ければ薄毛になる可能性もあります。

また、頭皮の環境が悪ければ、健康な髪の毛も育ちにくくなります。

細くて弱い髪の毛は切れやすくなります。

髪の毛が途中で切れてしまうと、髪の毛が薄く見える原因にもなります。

頭皮にピリっとした痛みを感じた場合、必ず薄毛になるとは限りませんが、頭皮がダメージを受けているのは間違いありません。

頭皮の痛みを我慢したり放置していては、頭皮の環境は良くなりません。

頭皮を力強くこすって洗っていませんか?ストレスをため込んでいませんか?頭皮の紫外線対策はしていますか?

痛みを感じたときにはヘアケアを見直してみましょう。

それでもなお痛みが継続する場合には病院で相談するようにしましょう。

まとめ

頭皮の痛みにはさまざまな原因があり、病気や日常生活の刺激等によって引き起こされることをご紹介しました。

頭皮に痛みを感じたときには頭皮にはものすごく負担がかかっています。

シャンプーを変えてみたり、紫外線対策をしたりして、頭皮の環境を改善するようにしましょう。

頭皮の痛みは我慢したり放置してもなかなか改善できません。

この記事を参考に、日ごろのヘアケアを見直してみてはいかがでしょうか。

痛みが持続する場合には専門家に相談しましょう。