ヘアケア

抜け毛だけではない薄毛のサイン!女性は見つけたら要注意

女性でも薄毛になる時には、何らかの前兆があるものです。

抜け毛は大事なサインですが、他にも色々な前兆があり、見逃さずに対処していかなければいけません。

後からあれがそうだったのかと気がついても、後の祭りになってしまう場合もあるため、自分の髪の状態を確認していくべきです。

抜け毛のサインは見逃さずに

薄毛のサインはいろいろなものがあります。

その中でも、頭皮の状態を見るというのは大事なポイントです。

優れた土地に優れた農作物ができるのと同様に、健康な頭皮には健康な髪が生えてきます。

逆に頭皮の状態が悪化すれば、髪の状態は悪化していくのが必然なのです。
自分の髪をかき分け頭皮を見た時に、健康な状態かどうか判断するのは誰でもできる薄毛のサインを見つける方法になります。

頭皮を見たときに大事なポイントは、現在の状態が問題ないかどうかです。

皮膚が赤くなっていれば、何か起きたと考えるのが普通でしょう。

これは頭皮でも同じです。

赤くなっているような時には炎症を起こしている可能性があり、適切なケアをしていかなければいけません。

かゆみを覚える時にも、炎症を起こしている可能性が出てきます。

似たような状態として、頭皮が硬く締まっている時があります。

本来、血液が水分や栄養を運んできてくれますが、何かの問題により上手く機能しなくなると、頭皮がしなやかさを失ってしまうのです。

硬く締まってしまえば、毛細血管が広がる場所を失います。

頭皮が太い血管が通っているわけではないため、さらに悪循環が繰り返されるのです。

触った時に柔軟性がないと気がついたら、早めに対処をしていきましょう。

頭皮に脂っぽさやフケを感じるような時にも注意が必要です。

頭の頭皮には必ず皮脂が分泌されるようになっています。

頭皮を乾燥から防ぐために、脂を分泌する機能を持っていますが、既に正常に働くわけではありません。

過剰に分泌している時には、薄毛につながる可能性が出てきます。

これは脂漏性脱毛症と呼ばれる状態で、余計な皮脂が毛穴に詰まり、細菌の繁殖を促してしまう場合があるのです。

そうなると、毛穴も正常に働かなくなり、発毛を阻害していきます。

あまりにも触った時におかしい状態なら、注意しなければいけません。

この問題に隠れているのは、髪の洗いすぎがよくあります。

脂っぽいと感じた時に必死になって髪を洗い続けてしまうと、皮脂が落とされすぎてしまい頭皮を守れなくなるのです。

この状態のままいるわけにはいかないため、頭皮は守るために皮脂を分泌します。

そうなると油っぽさを感じてまたシャンプーを繰り返す悪循環がスタートするのです。

だんだん頭皮脂の分泌が激しくなり、過剰分泌を招きます。

シャンプーは1日1回で十分ですので、必要以上に洗わないようにしましょう。

髪の状態は大事な情報

髪を見たときにどのような状態なのかも大事なサインが隠れています。

一番典型的な例として挙げられるのは、細く針金のような髪が出てきている状態です。

ハリやコシを感じない髪が生え出してくると、薄毛の前兆として捉えなければいけません。

それほど力のない髪は、正常な状態であれば生えてこないものだからです。

このような髪が生えてくる背景には、栄養不足なども挙げられますし、年齢とともに衰えてきていることも否めません。

髪を育てるようにして行く必要があり、栄養や頭皮の状態にも気をつけて対応していくことが求められます。

加齢とともに衰えてしまった場合には、なかなか対処の方法が出てこなくなります。

女性ホルモンの減少等関連性が出てくるため、悪化して行く前に出来る限り減少を少なくするような方法が必要でしょう。

大豆イソフラボンなどを利用するのも方法です。

抜け落ちた髪を見て判断することもできます。

ハリやコシがないだけではなく、抜けた髪の毛根部分を見てみると良いでしょう。

抜けた髪には様々な情報が詰まっています。

髪状態を見るのも一つではありますが、両端をよく観察しなければいけません。

切れたような状態になっているのであれば、まっすぐ切れたのか、それとも枝毛のような状態で切れているのかを確認します。

まっすぐ切れたのであれば、かかった力に耐えきれなかっただけかもしれません。

しかし、枝毛のように分かれて切れたのであれば、髪が傷んでいる可能性が高いのです。

このような状況はできるだけ早く改善する他、その位置までカットしてしまうという方法もあります。

一度傷んだ髪は、自分の力で修復することはできません。

細胞自体が死んでいるからで、爪と同じようなものと考えるといいでしょう。

毛根も見て判断

抜けたような状態なら、毛根が残っている場合があります。

太く元気な状態で残っているのは、それだけ大きな力がかかった証拠です。

普段から髪をしばるときに、強く力をかけないようにするなど、対策を考えていかなければいけません。

毛根が細く弱まった状態で残っていたのであれば、他の場所がなっている可能性を考えなければいけないでしょう。

ヘアサイクルの周期で髪は抜け落ちていきます。

毛根が力を失い抜けていくようになりますが、問題はヘアサイクルが正常に働いているかどうかです。

ヘアサイクルが正常でない状態で抜けていくのであれば、毛量はどんどんと少なくなります。

根元を見たときに白く丸みを帯びていれば正常です。

これが全く膨らみを持たず弱々しい状態となっていれば、これから先に抜け毛が増えてくると予想しなければいけません。

それほど簡単に区別がつくものなのです。

人間の髪は1日に100本程度抜け落ちるものです。

これはヘアサイトによって抜け落ちる髪の量であり、これを越えてしまえば、伸びていく髪とのバランスがとれなくなります。

毛根を見た時に、あまりに力のない髪が増えているのであれば、これから先の薄毛の危険性を危惧しなければいけません。

短い髪が混じった時には要注意

もう一つの見分け方として、抜け毛の中に短い毛が多く混じっている時には注意が必要です。

本来であればヘアサイクルの観点から、ある程度成長してから抜けるようになります。

ところが、成長していない段階で抜けているようであれば、薄毛になる危険性を秘めているからです。

抜け毛の中に短く産毛のような髪が増えてくると、成長する前の段階で抜けていることがわかります。

ヘアサイクルが乱れて生きており、抜け毛の毛量に対して成長が追従できない可能性が出てくるのです。

抜け毛の全体量を見るとあまり変わっていなくても、成長する髪が少なくなるため、結果として薄毛になってしまいます。

このような状態は原因が分かりにくく改善するまでに時間がかかるため、注意しなければいけません。

原因の多くは生活の中に起因する場合が多く、改善しなければいけない点が多々見つかります。

少しでも心配な状態の時には、早めに生活習慣の改善を始めるといいでしょう。

特に栄養バランスやストレス、睡眠などに関しては、ヘアサイクルに大きな影響を与えます。

問題があると思った点は、早めに改善するのが大切です。

まとめ

薄毛になるような時には、様々な反応が見られるようになります。

肌荒れなどもその一つで、頭皮も肌と変わらないのを忘れてはいけません。

状態に異常が見られた時には、できるだけ早く改善できるように行動するべきです。

薄毛はすぐに改善できるものではなく時間がかかるため、サインを見つけた時には見逃さず対処できるような行動していきましょう。