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始めに
薬草茶は、頭皮や髪の毛に栄養を与えてくれるものが数多くあります。
それらを、地産地消に近い形で、安心できるものを家族に与えたいと感じるひとは多いのではないでしょうか?
家族のためにも、自分の管理が及ぶところで栽培したり、生産者が分るもののほうが安心できます。
薬草茶について
薬草茶とは?
ドクダミ茶やヤマブドウ茶などがあり薬草を乾燥させて炒ったりすることによってお茶として飲めるものです。
さまざまな種類があり、雑草と思われて庭に自生しているものもあります。
毎日のように踏みつけている庭の敷石の近くにも、庭の影の当たらない部分にも、水場の近くにも、さまざまな場所ごとに種類を変えて自生しています。
山に入れば、さまざまな種類でそれこそ名前のないような植物も自生しています。
それらは、薬草としてその地に根付いた文化として継承されています。
土地ごとによって扱いが違ったりするので、その地の民族学とも交わっているものもあります。
山に入るにあたって気を付けること
山は、その山の所有者や、県や市や国などによって手入れされている山がほとんどです。
なので、その山に入ることは、違法でないかを検討しましょう。
また、山は人間の住む場所というより、動物たちなどの縄張りです。
そのため人間は、「招かれざる客」であることを忘れてはいけません。
体験として、山に入ってみると、根っこごとゴッソリと採集した後や、小さすぎる薬草も根こそぎ採集されていました。
「当分はここに来ない方が良いな。」と判断させるほどの悲惨な状態でした。
自分の都合だけでなく、今年だけでなく来年以降にも影響を与えてしまうことを忘れず、将来にも残せる緑を残せるように、ルールをきちんと守りましょう。
欲をかいで沢山取ろうとするのではなく、ある程度残さなければ、山にその種類の薬草が生えなくなるので気を付けましょう。
自然の食品であること
自然食品であるので、西洋医学の薬などより生活に近い感じがします。
ですが、生活に近すぎたり、山の管理の際にも、農薬の散布を受けていることがある可能性もあるので気を付けましょう。
「自然だから安全!」というものではなく、人間によって汚染されていたり、自然そのものからも汚染されていることもあります。
十二分に確認しましょう。
道の駅などの場所で購入できるものは、その商品に名前が載っており、その人のお墨付きです。
収穫前も管理されており、その後薬草茶として販売されているので、比較的安全な度合いが高まります。
薬草茶の種類について
クワの葉茶について
お蚕の生育には欠かせないクワの葉をお茶にしたものです。
もともとお蚕を育てていた地域では、道の駅で良く見かけます。
スーパーの自由に取れる袋の大きさで、1袋で600円程で購入できます。
一回の煎じる量が2リットルであれば、クワの葉は3g程必要になります。
なかなか減らないので、経済的です。
効能について
最大の効能は、「抗炎症性」です。
体の炎症が起きている部分に働きます。
風邪の予防にももってこいです。
体験として、夏に頭の中がグジュグジュになっていると時に飲むと、幾分か早く治った気がしました。
また日ごろから飲んでおけば、風邪を引きにくくなります。
風邪を引くと体の機能が低下するので、頭皮とラブルが起きやすい状態になるので、それらを防ぐことができるのです。
「風邪は万病のもと」であり、さまざまな症状を引き起こす原因になるので、クワの葉茶は大変に有効的です。
どんな特徴か?
味は、緑茶に近いと感じます。
緑茶のえぐみや渋みを抜き去り、甘さと草の風味を残した感じがします。
また、色も緑茶のような薄い緑色をしており、大変に飲みやすいです。
何も言わずにお茶として出したら、緑茶と間違われるほど似ています。
他の薬草茶と比べても、一番飲みやすい部類であり、初めて薬草茶を飲む人に選ぶなら、クワの葉茶をオススメします。
採れる場所と購入できる場所について
クワの葉が取れれば、クワの葉茶ができますが、クワの葉は大体所有者のいる土地に生えているので、道の駅で購入しましょう。
比較的安価ですので、その方が楽です。
山間部のもともとお蚕を飼っていた地域で購入できます。
道の駅ですと、岐阜県の飛騨などの地域では、年中購入することができます。
その土地が、お蚕の歴史と関係のある土地ですと、購入し易いようです。
柿の葉茶について
柿の採れる樹の葉をお茶にしたものです。
柿の葉は、冬になると落葉するので、葉を採ることに罪悪感を感じなくてもよいのです。
柿の実も採れるし葉も採れるので、大変便利です。
虫が多くつくので農薬は絶対に散布するはずなので、農薬を撒いた時期には気を付けましょう。
柿の葉茶は、多くの道の駅で購入することができます。
柿の木の生育できる場所であれば、柿の葉は作れるようです。
そのくらいポピュラーな薬草茶です。
山間部でなくとも、海岸沿いの道の駅でも購入することができました。
年中販売されています。
良く訪れる道の駅でも年中販売されています。
販売面積の大きい道の駅では、購入できる確率は高いようです。
ですが、道の駅ごとに販売価格と内容量に大きな差があることが多いので、事前に何店舗か回って価格を調べてみましょう
。試飲できる道の駅は今まで経験したことはないので、味の良し悪しは買ってみないとわかりません。
効能について
ビタミンCが豊富で抗酸化作用があります。
なので、皮膚や毛髪などの修復に働いてくれます。
秋に柿の葉茶は店頭に多く並べられて、看板商品のように沢山販売されており、夏の紫外線から体を修復する手助けをしてくれます。
ビタミンCは人間の体では生成することができません。
なので、外部から摂取することが不可欠です。
なので、夏の紫外線から頭皮や髪の毛を修復させるにはもってこいで、沢山販売されるのは理にかなっているということです。
また、ビタミンCは、水溶性であるので、過剰摂取は起きにくく、過剰であれば尿として排出されるので、あまり量を気にせずに柿の葉茶を摂取することができるので便利です。
どんな特徴か?
味はほうじ茶に似ています。
淹れると茶色いお茶になります。
少し香ばしく、大変飲みやすいです。
くせがないので、食事にも合わせられますし、水分摂取にも飲むことができます。
採れる場所と購入できる場所について
家の柿木でも採れますし、山に植えた柿の木でも採ることができます。
それらを洗浄し、干して、柿の葉ができるようです。
ですが、道の駅でも販売されていいますし、手間を考えると購入した方が良いです。
干すときは茶葉を広げなければならず、広い面積で乾さなければなりません。
経験として作ってみたいなどの目的があるならば作るべきですが、敷物が必要になったりと面倒なので、600円くらいでのそ手間を買った方が賢明です。
終わりに
このように、山の中で採れて、道の駅でも買えるものを紹介しました。
薬草茶は意外と手間がかかるので、1000円以内で購入できるのであれば、買ってしまった方が良いですが、自分で作れば金額もあまりかかりませんし、楽しい経験にもなります。
また、自分で管理している場所から採集することで、安全性の高いものを安心して口に運ぶことができます。
他にも店頭には、糖尿病や高血圧、月経不全などに働く薬草茶が販売されています。
様々な種類ある中で、それらはその近くで採集されていますし、販売者の名前付きで売られていたりするので、地産地消に近い形で安心して購入できます。