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始めに
看護師という仕事は、内からも外から、さまざまなストレスがかかります。
病院内では、病院内の人間関係や患者さんの生死に携わることでストレスを抱えますし、仕事のシフト自体、日勤や夜勤をこなさねばならず、いくら労働組合が強くて給料が多くても、この仕事自体のストレスが大きいのです。
そのため多くの看護師さんは、就職して、夜勤が始まってから体形がそれまでと大きく変わり、太ってしまう人や、やせ細ってしまう人が多いです。
それらは急激に起こるので、体が付いていかずに薄毛に悩まされることになります。
若い人ほど、ストレスで頭の毛がボコッとゴッソリと抜けてしまう10円ハゲや円形脱毛に悩まされることは少なくありません。
看護師さんの仕事とは?
看護師さんの業務内容とは?
看護師さんは、「白衣の天使」と呼ばれ、患者さんに寄り添うありがたい存在として認識されています。
ですが、実際はその言葉が独り歩きしているような状態で、看護師さん自身が大きなストレスを精神的にも肉体的にも感じながらも、日々の業務をこなしています。
看護師さんは看護をすることが大きな仕事です。
患者さんのケアを任されています。
入院していると、看護師さんが一日に何度も訪れ、血圧や点滴の点検などを行ってくれます。
また、医療の補助も行わなければなりません。
例えば採血がありますが、静脈注射は医療行為の補助としてとらえられているので行うことができるのです。
生死に関わることはストレスが大きい?
病院は、葬儀場などを抜いて他の職場よりも生死に関わる仕事ばかりです。
いくら医療が発達しても、人間は死にます。
そのような中で働くので、いくら割り切って考えてもストレスが溜まります。
生死は、生きているうちは解決することのできない問題です。
そのため、宗教や科学で解明しようと人間はやけになりますが、まだ解明されておらず、誰にも分らないのです。
患者さんの死がトリガーになることもあります。
それらは、自分や家族や大切な人にまだ遠く、何なら訪れることさえないとさえ錯覚することもあります。
ですが、一度死が近いものであると認識していしまうと、元には戻れません。
生死とは、精神的にも肉体的にも大きなストレスになり、考えすぎると脱毛症になったり、考えている間に頭を掻きむしったり、引っ張ってしまうので抜毛症になったりします。
シフトについて?
病棟では、日勤と夜勤のシフトがあります。
2交代や3交代など、雇用形態によって変わりますが、大体この二つの勤務シフトで看護師の仕事を回しています。
日勤について?
昼間は普通の会社員と同じように働きます。
太陽の出ているうちに出勤し、退勤します。
なので、一日のコントロールがしやすいです。
就職してすぐは、病院にも慣れるためにも日勤のみのシフトになります。
そのため、給料に夜勤手当が付かないので少ないです。
就職のために引っ越しをすると、金銭的に大きなストレスになりますので、その穴埋めがあまりできないことになり、最初の2か月ほどは金銭的な問題でも大きなストレスになります。
この問題は、夜勤が始まればなんとかなります。
原因がわかっているので、それまではこらえましょう。
夜勤について?
夜勤は、就職して2か月ほど日勤をして、慣れたころに始まります。
人間の睡眠の時間に働くので、うまく一日のコントロールをできるようになる必要があります。
そのため、コントロールがまだうまくできないうちは、体形が変わる程のストレスになります。
10kg以上太ったり、痩せたりします。
食事の時間がうまく摂れな飼ったり、暴飲暴食にもなるからです。
また、家に帰れば疲れてヘトヘトになり、家に帰ってシャワーも浴びず、化粧も落とさず・・・という生活になりがちです。
そのため、「家は寝るのみの場所」という生活になってしまいます。
シフトとストレスについて?
病院の近くに家を借りなければ、生活できないほど看護師さんは疲労がたまります。
ですが、そんな中でも自分自身の体を清潔に保たないと、病院から持ち帰ってくる菌などから体を防げません。
疲れていると、免疫力は低下してストレスと合わさってさまざまな影響を及ぼします。
頭に発疹ができたり、ストレスで髪を抜いてしまう抜毛症という病気になったり、免疫力が落ちてしまったりと、さまざまな影響が起こります。
それらは、薄毛や頭皮トラブルの原因にもなりますし、さまざまな感染症の感染源になる可能性もあります。
看護師さんは休めない?
看護師は休みにくいです。
その日だけも、長期の休暇も取りにくいのです。
医療に携わる業務内容でありながら、自分自身が風邪やインフルエンザに罹っても出勤せざるを得ないですし、妊娠しても人手不足でギリギリまで働かざるを得ないのです。
そのため、日々の業務をこなすことに加えて、体調が上乗せされるので、ストレスが大きくなり、精神的に追い詰められて10円程のハゲができてしまうひとも多いですが、原因が絡み合っているので、根本を取り除くことも難しいのです。
看護師の人間関係はドラマ並み?
看護師さんの人間関係について?
看護師は今では男性も働いていますが、今でもまだまだ女性社会です。
管理職も女性でありますし、末端も女性です。
仕事で鍛えられるせいか、性格か気の強い人が多いです。
体験として、学生時代はホワホワした性格の子でも、実習が始まる時期から気の強さが強くなりました。
口調がこれまでより強くなっており、看護師さんの仕事は気をしっかり持たないと勤めることのできない仕事であることを暗示するようでした。
看護師さん全員が気の強いわけではありません。
なかには、ホワホワしたひともいらっしゃいます。
もちろん、患者さんに対してきつい態度で当たることは一線を越えている行為です。
辞職率が高いことについて?
このように、日々精神的にも肉体的にも疲労が大きい職業なので、当然辞めたい人は沢山います。
結婚や出産などでの人生の大きなイベントが転換期になります。
辞めるひとや、正規職員からパートやアルバイトに雇用形態を変えるひとが増え、辞職率が高いのです。また、肉体的にも精神的にも限界がきて辞めるひとも沢山います。
実習生時代について?
看護師さんは、ストレスが多い仕事です。
そのため、はけ口が必要になります。
一番の看護師さんのストレスのはけ口になり易いのは、「看護学生の実習生」です。
看護師さんに言葉で強く言われても、単位が関係するので反論することができません。
仮に反論したり、嫌われたりすると評価が落ちて単位が取れなくなります。
そうすると、看護師の国家試験を受験するころにもう一度実習を受けたり、その1つの単位のためだけに留年することになるのです。
また、精神的にも精神的にもストレスが溜まり、コップからあふれ出してしまい、実習自体来れなくなる学生もいます。
そして、そのまま自主退学する学生は1学年に1人や2人ではありません。
このように、実習中の看護学生も沢山のストレスが溜まるのです。
それに加えて、毎日の記録付けも深夜までかかったり、患者さんの病気について調べたりと、寝られない日々が続きます。
土日は実習がなくとも、潰れてしまうことが多いですし、土日を休めても泥のように眠り、いつの間にか月曜になる生活です。
実習生は、ストレスを解消する暇がないのです。
そうすると精神的にも身体的なストレスも負荷が大きくなり、免疫力が落ちます。
また、ストレスで10kg以上痩せてしまうひとも多いので、体に栄養がいかなくなり、ゴッソリと髪が抜けることもあります。
栄養もないし、ストレスも溜まる一方で、そのストレスを解消する時間もないので、薄毛や皮膚トラブルを起こす原因になるのです。
終わり
看護師さんは日々さまざまなストレスと戦っています。
そのため、身体的にも精神的にも負荷は大きくて、円形脱毛症や抜毛症などを経験しているひとは多いです。
また、疲れて食事を摂らずに寝てしまう生活になりがちで、栄養不足でハードな仕事をこなすことが常習化することがあります。
若いのである程度の無理はこなせますが、しっかりと休息を取り、栄養をしっかりと摂り入れるように自己管理を徹底しましょう。