ヘアケア

薄毛の女性に使って欲しいサロンシャンプーと市販のシャンプーの違いとは?

美容院などをシャンプーした際に「そういえばサロンで使われているシャンプーと家庭で使っているシャンプーはどう違うのだろう」とふと疑問に感じたことはありませんか?

そこで今回は、サロンシャンプーとドラッグストアなどで販売されているシャンプーの違いについて、またそれぞれのメリットやデメリットや、市販のシャンプーの選び方のポイントなどについて詳しく見ていきたいと思います。

サロンシャンプーと市販のシャンプーの違いとは?

ここでは、サロンシャンプーと市販のシャンプーの違いについて見ていきたいと思います。

配合成分が異なる

サロンシャンプーはアミノ酸系、市販のシャンプーは石油系のものが多く見られます。

またそれぞれ目的やタイプが異なるため、配合されている成分にもやはり違いがあります。

また市販のシャンプーは半分が水でできているのに対して、サロンシャンプーは水は3割程度であり有効成分の濃度が高いとされています。

この成分の濃さの違いが最も表れるのは、シャンプーの泡立ちであり、サロンシャンプーは非常にキメの細かい、柔らかな泡が立ちます。

価格が異なる

サロンシャンプーと市販のシャンプーの価格を比べてみると、やはりサロンシャンプーの方が高い傾向にあります。

また最近はネット通販限定で販売されているシャンプーも多く見られ、こちらも全体的に価格が高く設定されています。

サロンシャンプーのメリットやデメリットは?

サロンシャンプーのメリット

①髪や頭皮への刺激が少ない

サロンシャンプーにはアミノ酸系やベタイン系が多く見られますが、これらのシャンプーに配合されている成分は低刺激で肌に優しいため、敏感肌の方や髪の傷みがひどい方などにもおすすめできます。

②ヘアカラーやパーマが長持ちする

アミノ酸系やベタイン系のシャンプーを使うと、ヘアカラーが外に流れ出ていきにくいと言われています。

またサロンシャンプーを使うとパーマの持ちが良くなるとされています。

サロンシャンプーのデメリットとは?

先ほども述べたように、サロンシャンプーの多くは価格が高いというデメリットがあります。

またネットでも販売していない美容院限定の商品もあるため、たとえ自宅で使いたいと思っても手に入れることができません。

市販のシャンプーのメリットとデメリットとは?

次に、市販のシャンプーのメリットやデメリットについてそれぞれ詳しく見ていきたいと思います。

市販のシャンプーのメリット

①安価で種類が多い

市販のシャンプーは安価のものが多く、もし購入したシャンプーが自分の髪質に合わなかった場合でも、比較的気軽に他の商品に変えることができます。

またドラッグストアなどでは非常に多くの種類の商品を取り扱っており、選ぶ楽しみを味わえるというのもメリットのひとつであると言えるでしょう。

②どこでも購入可能で手に入りやすい

市販のシャンプーはスーパーやドラッグストア、また大手ネットショップなど、いつでもどこでも気軽に購入することが可能となっています。

ですから買い物に出かけた際などに手軽に買うことができます。

市販のシャンプーのデメリットとは?

①髪のベタつきが起こる

市販シャンプーは、洗い上がりがさっぱりしていて爽快感があるのがその大きな特徴となっています。

しかし反面髪に蓄積しやすいシリコンが使われている商品が多いため、同じシャンプーを長く使い続けていると、髪や頭皮のベタつきが起こりやすいと言われています。

また市販のシャンプーには香料なとの添加物使われているため、それが髪質や肌に合わない場合は、かゆみや赤み、フケなどの頭皮トラブルを引き起こす可能性があります。

②ヘアカラーやパーマに影響が出る場合も

シリコン配合のシャンプーを使っている場合、その成分で髪がおおわれてしまうため、ヘアカラーした際に染まりにくいを原因になることがあり、特に白髪染めの場合にはそんなトラブルが多く見られます。

またパーマをかける際に使用する薬剤には水溶性のものが多いため、シリコンなどで髪がコーティングされているとパーマがかかりにくく、また取れやすくなってしまいます。

市販のシャンプーの選び方とは?

ここでは、頭皮のタイプまたは髪質のタイプによりシャンプーを選ぶ際のポイントについて見ていきたいと思います。

頭皮のタイプ別

頭皮が脂性タイプ

どちらというと頭皮が皮脂が多いという方には、石けん系やシャンプーまたは高級アルコール系のシャンプーがおすすめです。

またロングヘアの方などは髪のきしみを防ぐために、アミノ酸シャンプーを使った方がいいでしょう。

頭皮が乾燥しやすい、または敏感なタイプ

頭皮の乾燥が気になる、また敏感肌であるという方は、アミノ酸系シャンプーがおすすめです。

アミノ酸系の商品は刺激が少なく保湿力も高いため、頭皮に刺激を与えずに潤いを保つことができます。

また特に頭皮が敏感でトラブルが起こりやすいという方は、アレルギー対応のシャンプーに切り替えることを考えてみてもいいかもしれませんね。

髪質のタイプ別

髪が細くくせ毛タイプ

髪が細く、ボリュームが出にくいくせ毛タイプの髪には、アミノ酸系シャンプーでしかもノンシリコンのものがおすすめです。

シリコンが配合されているシャンプーは、髪をしっとりさせる反面ボリュームをダウンさせてしまうという面があるため注意が必要です。

髪がパサつきやすいタイプ

髪が乾燥しやすくパサつきが気になる方には、天然由来の保湿成分などが含まれているアミノ酸シャンプーがおすすめです。

ダメージヘア

髪が傷んでいると、乾燥しやすくくせが出やすくなってしまいます。ですからしっとりして髪がまとまりやすくなる、天然油分配合のアミノ酸シャンプーを使うといいでしょう。

ただし一旦シリコンが内部に入り込んでしまった髪は、トリートメントしても成分が内側まで届きにくい状態となっています。

またへアカラーやパーマなどにも影響を及ぼすため、シリコン配合のシャンプーは避けた方がいいですよ。

敏感肌の方が避けるべきシャンプーとは?

特に敏感肌の方などは、あまり色々な成分が配合されてシャンプーを使用すると、頭皮トラブルを起こす可能性が高くなってしまいます。

ですからできるだけ配成分の少ないシャンプーや無香料のものを選ぶと、より安心であると言えるでしょう。

最近は無添加やオーガニックなど自然派のシャンプーが人気ですが、これらの商品には以外と多くの成分が配合されている場合があるため気を付ける必要があります。

まとめ

サロンシャンプーと市販のシャンプーには、含まれている成分や価格などの違いがあり、またそれぞれにメリットとデメリットが存在しています。

サロンシャンプーは美容室などでも使われている高い価格の商品となっていますが、メリットだけではなくやはりデメリットも存在します。

一方で市販のシャンプーは、安価ではありますが購入しやすく使い勝手もいいため、毎日家庭で使うには向いている商品であると言えるでしょう。

身近な存在である市販のシャンプーは、自分の肌質に合ったものを使うといいですし、特に敏感肌の方は配合されている成分のなるべく少ない商品を選ぶといいですよ。

髪や頭皮のトラブルや頭皮環境の悪化を防ぐためにも、フケやかゆみなどが気になる方は、一度この機会にこれまで使っていたシャンプーを見直してみるのもいいかもしれませんね。