女性の薄毛

薄毛女性の花粉の時期の頭皮ケア方法

2月〜5月に「頭がかゆい」「頭皮が赤い」「フケがでる」
などの症状がでることはありませんか?

その原因はもしかしたら、花粉かもしれません。

今回は花粉の時期に必要な頭皮ケアについてご紹介したいと思います。

2種類のアレルギー反応

花粉症は花粉にアレルギー反応を起こしてしまう症状のことを言います。

頭皮に症状のでる花粉のアレルギー反応には2種類あり、1つは身体の中からくるされるギー反応。

もうひとつは外的刺激から来るアレルギー反応です。

身体の中からアレルギー反応

花粉が口や鼻、目などから体内に取り込んでしまったため、起こるアレルギー反応です。

鼻水が出たり、頭痛がしたりするのと同じで頭皮にかゆみがでたりします。

外的刺激から来るアレルギー反応

こちらは花粉が皮膚に付着することで起こるアレルギー反応です。

頭皮や髪の毛に花粉が付着することで起こります。

花粉によるアレルギー反応を抑えたい場合、身体の内側と外側、2つから頭皮を守らなくてはいけません。

花粉を防ぐ方法

頭皮に付着するのを防ぐには

・帽子を被る

・髪の毛をまとめる

・頭皮にクリームやオイルを塗っておく

の3つの方法があります。

帽子

帽子を被ることで花粉が頭皮に付着するのを防ぎます。

帽子はなるべくツバのあるものにすると、目や鼻などの粘膜への付着も防止できます。

ニットなどの素材よりも綿やアクリル、ポリエステルなど付着した花粉をはたき落とせる素材がいいですね。

髪の毛をまとめる

髪の毛に付着した花粉が頭皮に付着してしまうこともあります。

まとめると、表面積も少なくなるので付着する花粉の量を減らすことが出来ます。

また、まとめることで地肌の露出が減るという利点も。

なるべく頭皮が見えないようにまとめ上げると効果がアップします。

クリームやオイルを塗っておく

頭皮を予め、クリームやオイルなどでコーティングしておく方法です。

クリームはさらっとしたものより、こってりとしたテクスチャーのものがより花粉を吸着してくれるのでおすすです。

しかし、頭皮がベタつくなどのデメリットもありますので、人に会う予定がないなど使用するシーンを選ぶ方法になります。

内側への侵入を防ぐ

口や鼻、目から花粉が侵入するのを防ぐには、

・マスク

・メガネ

・花粉をブロックするスプレー

などがあります。

マスク

マスクは鼻や口から花粉が入ってアレルギー反応を起こすのを防いでくれます。

完全に防いでくれるわけではありませんが、かなりの効果が期待できますね。

顔の皮膚に付着するのも防いでくれる優れものです。

メガネ

通常のメガネでもある程度の効果は期待できますが、花粉用のメガネがおすすめです。

花粉専用に作られたメガネは通常のものとは違い、目や顔と眼鏡の隙間を埋めるように、フィットするように作られています。

隙間から花粉が侵入してくるのを防げるので、目の粘膜に花粉が付着するのを防いでくれる効果があります。

裸眼の人、コンタクトの人にはおすすめです。

普段からメガネをかけて生活している人は、メガネの上からかけるゴーグルのような花粉用のメガネがあります。

しかし、大きめなこと、メガネの上からなので違和感が使用感、見た目ともにあることなどから、人によって好みが分かれるアイテムとなります。

花粉をブロックするスプレー

スプレーするだけで花粉を寄せ付けない商品もあります。

マスクに使用するタイプのもの、顔に直接スプレーするものなど、色んなタイプが市販されていますので、自分の好みやライフスタイルなどで選んでもよさそうですね。

顔や全身に使えるタイプなら、頭皮にスプレーすることも出来ますので、使用できる部位をパッケージなどで確認してから購入しましょう。

帰宅したら玄関前で落とす

外出から帰宅した時は、家の中に入る前、玄関に入る前の玄関のドアの前で花粉を払い落としましょう。

完全に落とすことはできませんが、きちんと叩くことである程度の花粉を落とすことが出来、余計な花粉を家の中に持ち込まずに済みます。

花粉が衣類に付着するのを防ぐ、付着した花粉を落としやすくする効果のある衣類用スプレーも販売されていますので、そういったアイテムを取り入れてもいいですね。

気になる人は玄関でコートや上着を脱ぎ、部屋には持ち込まないようにする方法もあります。

アレルギー反応が起こってしまったら

頑張って不正だとしても100%花粉を防ぐことは不可能です。

アレルギー反応が起こってしまったら、どうしたらよいのか、その対処法をお伝えします。

シャンプーをする

まずは身体や髪の毛、頭皮についた花粉を洗い流しましょう。

花粉が付着したままだと、どんなケアを行ったとしても効果は半減してしまいます。

しっかりとすすぐことが大切です。

帰宅してすぐに洗髪できない場合や、外出先ではウェットティッシュや濡らしたハンカチなどで頭皮と髪の毛を拭うと多少の効果はあります。

冷やす

頭皮に痒みが起こっている場合、冷やすことでかゆみや炎症を緩和されることができます。

保冷剤や水で濡らしたタオルでかゆみのある部分を冷やします。

あまり、冷たすぎるとそれが刺激になり、よりかゆみが増すことがありますので保冷剤を使用するときはハンカチやキッチンタオルなどで包んでから患部に当てましょう。

軟膏を塗る

どうしても痒くて寝れない、など困っているかゆみには軟膏もおすすめです。

頭皮に塗っても大丈夫なかゆみ止め、炎症を抑える効果のある軟膏を塗りましょう。

薬を飲む

かゆみがおさまらない場合、薬を飲むことも出来ます。

かゆみ止めの効果がある薬や、アレルギー反応を抑制する薬などになります。

薬に関しては医師や薬剤師と相談の上、服用してください。

抵抗力・免疫力を上げる

アレルギー反応は訓練したり、頑張ったりして治せる症状ではありません。

そこはどうしようもないので、少しでも抵抗力や免疫力をつけ、花粉への反応を弱めることも必要になってきます。

抵抗力・免疫力をつけるには、腸内環境をよくすることが大事だと言われています。

抵抗力・免疫力が低下すると、少しの花粉でもアレルギー反応を起こしやすくなってしまいます。

抵抗力・免疫力をつけるには腸内環境を整えるヨーグルトや納豆、キムチなどの発酵食品に含まれる乳酸菌の摂取がおすすめ。

免疫力、抵抗力アップでアレルギー反応をなるべく少なくすることがポイントです。

皮膚科で受診する

かゆみだけではなく、フケが出てくるくらいになってしまったら速やかに皮膚科を受診しましょう。

花粉は耳鼻科のイメージがありますが、皮膚科でも飲み薬は処方してもらえます。

しかも頭皮や皮膚のかゆみも診察してもらえますので、鼻水がでる以外に、皮膚のかゆみ、赤み、炎症、フケ、などの症状がある場合は耳鼻科よりも皮膚科がおすすめです。

まとめ

いかがでしたか。

花粉によるアレルギーは厄介ですよね。

今回は花粉の時期の頭皮ケアの方法や対処法をご紹介しました。

これからの時期、悪化しないようにぜひ、参考にしてみてくださいね。