白湯とは?
白湯とは、一度沸騰させた水、つまりお湯のこと。
最近、白湯を飲むだけで体の循環がよくなることで、体温が上がりやすくダイエット効果や美容効果があると女性から注目されています。
白湯を飲む健康法は、昔からあるアーユルヴェーダに由来するのです。
アーユルヴェーダの考え方では、人間の体は水、火、風からなるとされているのをご存知でしょう。
白湯はその3つの要素を全て含む飲み物として認識されていますね。
アーユルヴェーダでは、白湯を飲むことで体のバランスが整うだけでなく、心も体も浄化されて幸せになるという伝えがあります。
白湯のヘアケア効果
白湯には、ダイエット効果やデトックス効果、ヘアケア効果などがあります。
白湯は温まりますので、飲むと腸などの臓器が温められるため動きが活発になりやすく、代謝を高めることができます。
腸内環境が整えれることで、余計な毒素が便と共に体の外へ排出されるのです。
そのため便秘の改善にもなり、それだけでなく吹き出物ができづらくなります。美肌効果になります。
そして、さらに代謝がよくなることで、やせやすい体になりますので、ダイエット効果にも繋がります。
髪の毛にとっても、体の中の循環がよいことは頭皮の血流改善につながります。
頭皮環境が良くなると生えてくる髪が変わるため、ヘアケア効果も得る事ができるのです。
白湯の取り入れ方
白湯の取り入れ方はとてもシンプルです。
1.やかんに水を入れて強火で沸騰させます。この時、換気扇を回しておくとよいです。
2.沸騰したら湯気を出した状態で10~15分間沸かす。
3.沸かした直後は熱すぎるので、少し冷ましてから飲むといいでしょう。
目安の温度は50~60℃です。
温度を測るよりは飲んで温かいと感じる温度であればいいでしょう。
ポイント!お湯と白湯の違いにある
お湯とは、水を温めたものになりますが、白湯は一旦、沸騰させたお湯を50℃ほどまでぬるく冷ました飲み物になります。
一度沸騰させているため、水道水のような不純物もなくなるため、口当たりも柔らかくなっているのが特徴になります。
白湯は、「湯冷まし」とも呼びますね。昔から薬を飲む際に一緒に飲むのが白湯だったり、赤ちゃんの水分補給としても白湯が使われていますね。
飲み方
・朝起きてすぐ飲む。
・昼食中、夕食中に飲む。
体のだるさを感じる時には、食事の間の20~30分ごとに少しずつ飲むことをオススメします。
神経質に飲むよりは喉が渇いた時や気が向いた時に飲むようにするといいでしょう。
1日の飲む目安は800mlです。目安を意識してがぶがぶ飲まなくても、気づいたときに飲む量が800mlなのがベストです。
冷たい水を飲むより白湯を日常生活に取り入れることで、肌のきめ細やくなり、美しい髪をつくる頭皮になります。
食事中
昼食、夕食時にそれぞれ1杯飲むことで、内臓機能が温められるため、内臓が活発に働くようになり、食べたものの吸収を高めてくれますし、排出もスムーズになります。
また、白湯によって胃腸を温められるため、働きを促進させます。
そのことで代謝が上がりやすく、食事のカロリーが消費されやすくなります。
就寝前
内臓が温まるため、体温が上がりますので新陳代謝が促進されます。
また、体に負担の少ない温かい飲み物を飲むことで上昇した体温が下がっていくうちにリラックスモードになり眠りにつきやすくなり深い睡眠が取れるようになります。
アレンジ方法もあります。
夏の冷え性GOODアレンジ
・生姜を入れると体を温めたいときに効果的です。
生姜はすりおろしでもスライスでもチューブでも大丈夫です。そして、すりおろし大根もオススメです。
・はちみつ、シナモンを加えると風味が増して喉が痛いときなどに効果があります。
風邪をひいたときなどには温まりやすくビタミンなど栄養が吸収しやすいため、改善が早いです。
・ミント
口の中をすっきりしたい時は、白湯にミントを入れてもいいでしょう。気分転換になりますね。
ミント特有のスッキリした香りや味は、ストレスを緩和し、和らげてくれる効果があるので、仕事の息抜きにはオススメです。
「今日は仕事でちょっと疲れちゃったな」なんて時には、お風呂上がりのリラックスタイムで飲むと睡眠の質が上がります。
マグカップにミントの葉を2~3枚入れて、沸かした白湯を注ぐだけでも作ることができるので、あまり手がかからず飲むことができるため、毎日に習慣にしやすいのです。
オリーブオイル
「お湯にオイル?」と驚くかもしれないですね。
しかし、オリーブオイルは、腸の動きを活発にする効果があります。
普通の白湯を飲むよりオリーブオイルを入れることで、腸が動きやすくなるため便秘解消の効果が高まります。
注意することは、白湯が冷めるとオリーブオイルが膜を張ってしまいますので、できるだけ温かいうちに小さじ1杯程度のオイルを入れて温かいうちに飲むようにすると、快便に繋がります。
塩
デトックス効果を高めたいという時には、塩をひとつまみ白湯に入れて飲むことをオススメします。塩だと浮腫むのでは?とかイメージしてしまいそうですね。
しかし、塩には排泄を促す効果があるのをご存知でしょうか。便秘や体の中の老廃物を排出する効果があるのです。
ただし、塩分の摂り過ぎは危険です。そのため少しずつ味を調整しながら、汗をかく夏は塩分を取りながら浮腫まない体を維持するのは大切ですね。
ダイエットから冷え性改善!白湯の驚くべき美容健康効果がある
白湯には余分な物質が入ってないため、不純物をキレイに洗い流してくれる効果が期待できます。
体を温まることで、血行や代謝もよくなりますので、ダイエットや冷え性改善など様々な美容効果に繋がります。
デトックス効果
白湯は不純物が入っていないため、体内に吸収されやすいので、体内の毒素が出やすくなり利尿効果が高まります。
ダイエット効果
エネルギー源となる基礎代謝量が高まります。自然と痩せやすい体質に変わりやすいのです。
便秘やむくみ解消
白湯を飲むことで内臓機能が高まり、腸の動きが良くなるため便秘解消につながります。そして浮腫みが改善しやすく、浮腫みずらい体質になります。
冷え性改善
白湯を飲むことで内臓・胃腸が温まりやすく、内臓が動きやすくなり全身の血流が良くなります。
美肌効果
血行が良くなることで、老廃物が流れやすくなり、ニキビや吹き出物が出来にくく、肌荒れの予防・改善につながります。
白湯だけでも様々な効果が生まれますね。
冷たいものを飲むのを少し温かい白湯を飲むだけで体質改善になりやすいはのはシンプルでしょう。
体温と同じ温度の飲み物や食べ物は吸収がいいため、白湯から少しずつ変えていくと体質が変わりやすいでしょう。
体が冷えると血の巡りも悪くなりやすく、肩凝りや腰痛の原因になることもあります。
水よりも白湯を飲むことで体が温まりますので、血のめぐりがよくなるため、全身の血行も良くなり、肩こりや腰痛などの改善にもつながるのです。
背中が凝ると、神経も滞りやすくなるため、肩こりや腰痛だけではなく、浮腫みやすくなり太りやすい体質にしてしまうのです。
浮腫みやすくなることで、頭皮の血流も悪くなり、髪のダメージにも繋がります。