ヘアケア

秋の味覚・柿!女性の薄毛に栄養豊富な柿ヘアケア効果とは?

昔からいい継がれている「柿が赤くなれば医者が青くなる」といわれていますね。

それは栄養価が高い柿には、ヘアケア効果の高い栄養素がたっぷり含まれているからです。

そこで秋の味覚・柿の栄養価とヘアケア効果をご紹介します。

柿の栄養価

柿は栄養価が高いため、風邪や二日酔い、高血圧などの改善に効果が高いのです。

栄養素の面ではビタミンが豊富に含まれています。ビタミンの中でもビタミンAとビタミンCが豊富に含まれているのです。

またミネラル成分では、体内の血液から塩分を排出させるはたらきのあるカリウムが豊富なのです。

またポリフェノールの一種とされるアストラガリンやタンニンも豊富に含まれているのです。

タンニンはアルコールの排出効果が高いことから、二日酔いの改善にも効果的なのです。

柿のヘアケア効果

柿の栄養価の中でもヘアケア効果で注目なのは「ビタミンによる美髪作用」と「ポリフェノールによる抗酸化作用と抗炎症作用」になります。

柿に豊富に含まれているビタミンCとビタミンAは、グレープフルーツなどの柑橘類の果物と比較しても多いのです。

そして美髪効果も抜群なのです。血液のサラサラ効果も高いため、血行が良くなりなることで、髪の栄養不足の改善にも効果が高いです。

さらにアンチエイジング効果の高いタンニンや抗アレルギー作用があり、抗炎症作用の高いと言われているアストラガリンといったポリフェノールも含まれているため、髪の老化予防や頭皮の炎症を抑えるはたらきにも効果があります。

柿を効果的に取り入れるには

柿は富有柿や次郎柿などいろいろな品種がありますね。

どれも大体10月から11月にかけて旬になります。旬のものは栄養価が高いだけではなく甘みも強いので柿の旬である季節は食することをオススメします。

柿をヘアケアに取り入れる際には柿の実だけではなく、柿の葉を加えるといいでしょう。

柿の葉には、柿の実の10倍以上のビタミンが含まれているのです。ご存知の方は少ないでしょう。

しかも熱によって壊れにくいという性質を持っているため、おひたしや天ぷらなど和食の食材として調理することをオススメします。

また柿の葉を乾燥させた葉茶も栄養価が高いでしょう。ヘアケア効果が期待できるますので、柿の実、柿の葉同様ヘアケアに取り入れると髪艶にもいいでしょう。

柿の栄養と効果効能

β-カロテン
柿には100gあたり、420μgのβ-カロテンが含まれているのです。

私たちの体の細胞は年齢を重ねていることや紫外線、ストレスにより酸化されているのです。
これにより体内に活性酸素が増えてしまいます。

体内で増えた活性酸素から体を守ることを抗酸化作用。β-カロテンは、細胞が酸化するのを防いでくれる働きがあります。

また、β-カロテンは体のなかで必要な分だけをビタミンAに変換するため、皮膚や粘膜の生成をサポートする役割があるのです。

食物繊維

柿には100gあたり、1.6gの食物繊維が含まれており、その多くは不溶性。

不溶性食物繊維は、水分を吸収して便のかさを増す働きがある。

それにより、腸の壁が刺激されるためスムーズな排便を促すことができるため、便秘対策に役立つのです。

また、水溶性・不溶性どちらの食物繊維も、善玉菌のエサとなるため腸内環境を整える働きになります。

マンガン

柿には100gあたり0.5mgのマンガンが含まれている。

マンガンには、糖質や脂質の代謝に働きかける酵素を活性化させる役割がある。

酵素をしっかりと働かせることにより、効率よく糖質・脂質をエネルギーとして利用できるため、ダイエットにも効果的です。

ビタミンC
柿には100gあたり、70mgのビタミンCを含みます。

老化の原因のひとつが体内に存在している「活性酸素」ですね。

その活性酸素が細胞を傷つけたり、LDLコレステロールが酸化されたりすることが原因で、血管の老化を促してしまう。

柿に含まれるビタミンCには強い抗酸化作用があるため、活性酸素を抑制することで老化防止や対策になります。

カリウム

柿は100gあたり、170mgのカリウムを含んでいます。

カリウムは、体内の余分な塩分(ナトリウム)を体の外に排出する働きがあります。塩分の摂りすぎによるむくみを抑制。

また、ナトリウムとともに細胞の浸透圧を調節・維持する働きがありますので、長時間座りっぱなしによるむくみの対策にも欠かせません。

タンニン

タンニンは柿の渋味成分であり、ポリフェノールの一種になります。

ポリフェノールには抗酸化作用があり、シワの原因になる活性酸素を除去してくれる働きがあります。

また、メラニンの生成を抑えることからきれいな肌作りをサポートしてくれるのです。

食べ過ぎには注意⁈

たくさんの美肌要素を含む柿ですが、栄養素がいいからと食べ過ぎには注意しないとなりません。

抗酸化効果が高いタンニンは、適度な量の摂取であればお肌にも身体にも髪にもいいのです。

しかし、過度に摂りすぎてしまうと便秘を引き起こしてしまうことがあります。

その原因として、タンニンの性質としてたんぱく質の成分を変えてしまうことにあります。変化することで細胞や血管を収縮させてしまう収れん作用があるのです。

それによって、腸の運動が妨げられてしまうため便秘になってしまうことがあります。

しかし、あくまでも食べ過ぎた場合に限ります。何事も適度が大切になります。

柿は日本だけじゃない!

医食同源の考えが古くから根付いている韓国でも柿はこの時期よく食べられているのです。

日本同様に生だけでなく、干し柿もよく食べられているのです。
干し柿にすると、柿に含まれているビタミンAやカリウム、食物繊維が3~4倍に凝縮されるので、そのまま食べるよりも、さらに栄養価がUPになります。

美味しい柿の美肌効果やヘアケア効果があることを知ることで一段と美味しく頂けるのではないでしょうか。
他にも数ある秋の旬の食材の栄養素を知ることで、美味しく効率よく、栄養素を摂取すると美肌、美髪を手に入るでしょう。

柿の葉を煎じて飲むことで相乗効果!

腸内環境悪化がアレルギーの原因、花粉症の人が2000万人と言われています。
そしてアトピーが700万人います。なる人・ならない人の違いをご存知でしょうか?

実は腸内環境によるものなのです。

体の免疫力の7割は腸に集中しています。病気の予防には腸内環境が一番です。

食生活が乱れてしまうことで、腸内環境が悪化してしまたいため、腸粘膜の連結を弱めてしまいます。

それによって栄養分や毒素、病原体、食品添加物などが腸壁から血液中に流れ込みやすくなるため、体の免疫システムにより炎症反応が起こります。

柿の葉茶の効能に「アレルギーの軽減」

これは、柿の葉に含まれる『アストラガリン』。
ポリフェノールの一種である成分の作用によるものになります。

『アストラガリン』とは?

花粉やほこり、ダニなどのアレルゲン物質を原因とする、「ヒスタミンの分泌を抑制する」働きがあるのです。

花粉症の症状は毎年ありますね。その中でも、薬で抑えているという方もいますね。

そして、薬を飲むと眠くなるので、できれば飲みたくないという方もいるでしょう。
早め早めの対策をして、花粉症の症状が出る前から薬を飲んで軽減している方もいますね。

柿の葉茶も同じ摂取になります。
早め早めに飲み続けることで、花粉症を軽減させることができるでしょう。

他にも、柿の葉茶の効能としては、風邪予防に効果的な「ビタミンC」が豊富に含まれています。

その量は、なんと!「レモンの7倍」です。

通常、ビタミンCは熱に弱いとされていますね。
お茶にしたら、ビタミンCが減ってしまう可能性は?と疑問に思われるかもしれませんね。

しかし、柿の葉に含まれているビタミンCは、熱に強いのです。そのため、お茶でも、気軽にビタミンCを摂取することができる万能な葉になります。

そして、さらに嬉しいのは、柿の葉茶が「ノンカフェイン」であるということです。そのため寝る前でも、安心して飲むことができます。

そして、妊娠中の方やお子さまにもオススメできるので誰もが飲める万能茶です。

お茶の風味もまろやかなので飲みやすいです。

とってもおいしいので、柿と柿葉を是非お試しください。

肌や髪のダメージを内側から改善して美肌・美髪を手に入れましょう。