女性の薄毛

パーマと女性の薄毛には大きな関係がある!?おしゃれパーマが薄毛に与える影響とは

パーマをかけることで、おしゃれに見えてヘアアレンジの幅も広がります。

ですが、パーマをかけていると薄毛の原因になるという噂もあり、何が本当か分からなくて、おしゃれも制限されてしまいがち…。

もしパーマが薄毛の原因なら、すぐにでもやめないと!と思ってしまいますよね。

そこでここでは、パーマと薄毛の関係について、詳しく解説していきます。

パーマと薄毛の関係

パーマと薄毛の関係ですが、結論からお伝えすると「直接的な原因にはなりにくい」ということ。

ですが、パーマを短期間でたくさんすると、髪や頭皮にダメージがどんどん溜まっていくので、髪にいい影響はありません。

そのため、パーマをすると薄毛になる!と一般的によく言われますが、実際にパーマと薄毛の明確な関係を表すデータは存在しないのです。

ただし、次のようなケースはパーマが薄毛の原因になりかねないので、注意が必要です。

パーマが薄毛の原因になるポイント

パーマをかけることで薄毛の原因になると言われているのは、次の3つの原因があります。

・パーマをかけるときに使っているパーマ液を付けすぎている

・頭皮についたパーマ液を洗い流せていない

・頻繁にパーマをかける

これらはどれも髪や頭皮へのダメージをかけてしまうため、ひどいときは痛みを感じることもあるんですよ。

パーマは髪にウェーブをかける特性上、髪に少量でもダメージが残ってしまいます。

そのため、髪のダメージに気が付かずパーマをかけていて薄毛になると、パーマが原因だ」と言われるようになるのです。

パーマによる髪のダメージを軽減する方法

パーマが薄毛に直接的な原因がなかったとしても、髪にや頭皮に少なからずダメージがあると知ると、ダメージをどうにかして少なくできないか考えてしまいますよね。

パーマを楽しみながら、髪へのダメージを最小限に抑える方法を伝授します。

パーマを頻繁にかけなおさない

パーマをかけると基本的には、1週間でパーマが落ちてしまった場合、お直しができるケースがほとんどです。

ウェーブの感じに満足できなかったとしても、「パーマが落ちるのが嫌だから、もっと強くかけなおしてもらおう」というのはNG。

必ず担当の美容師さんと髪や頭皮の状態をしっかり確認したうえで、直してもらうようにしましょう。

理想は、最低でも1〜2か月はパーマをかけずに様子をみるのがベストですが、万が一のときは自己判断でパーマの度合いを決めないように気を付けましょう。

ダメージヘア用のシャンプーに変える

パーマをかけた後のケアはしていますか?パーマをかけておしゃれヘアになって満足!と思っても、日々のケアを怠ると薄毛を誘発してしまうかもしれません。

パーマをかけていなければ、特に種類を気にせずどのシャンプーを使っていてもいいのですが、パーマをかけているときはシャンプーにも気を遣ってあげられるといいですね。

うるおい成分を含んだシャンプーやトリートメントは、パーマやヘアカラーで髪が受けたダメージを最小限に抑える効果が期待できます。

パッケージに「ダメージヘア用」などと書いてあるシャンプーがおすすめ。

筆者もパーマをしていますが、シャンプーを適当にしていたら、毛先は枝毛になりましたし、パサパサの潤いのない髪になってしまいました…。

髪に潤いがないと実年齢よりも上に見られてしまいますし、外に広がって見えて顔も大きく見えるんです…。

おしゃれに気を遣ってパーマをかけたのに、見た目が悪くならないように気を付けたいものです。

パーマの腕がある美容師さんにお願いする

パーマに関しては、美容師さんの腕の善し悪しが大きく出る部分ではないでしょうか?

新人の美容師さんにパーマをお願いすると、1週間後にほぼストレートに戻ってしまって、かけなおすこともあるでしょう。

先ほどもお伝えしたように、パーマをかけなおすことは髪と頭皮にダメージを与えることになるので、できればパーマのかけなおしは避けたいものです。

余計なパーマのかけなおしを避けるために、髪質や髪のダメージはもちろん、パーマの腕が確かな美容師さんにお願いするようにしましょう。

悩みを相談でき、信頼できる美容師さんにパーマの悩みを話すと、ロットの数などを工夫してくれますよ。

あなたに合った適切なパーマの方法を選んでくれるので安心して任せることもできますよ。

パーマをかけたいけどすでにダメージがある場合

パーマ歴が長くて、すでにパーマで髪が痛んでいる場合、このままパーマをかけていいのか、休んだ方がいいのか、アイロンに切り替えた方がいいのか、判断に困ってしまうこともあるでしょう。

すでにダメージヘアになっている方向けに、パーマとの上手な付き合い方をお伝えしていきます。

切れ毛など明らかに髪ダメージがある人

切れ毛や枝毛になっているなどのダメージヘアの人は、しっかりパーマをかけるのは避けた方がよいでしょう。

とはいえ、地毛のストレート感が強くて、しっかりパーマをかけておきたいということもありますよね。

その場合は、髪の毛への負担が少ない「コスメパーマ」がおすすめ。

ダメージをなくそうと思い切って髪を短くした場合や、パーマで髪にダメージを受けやすい人はぜひ試してほしいパーマです。

筆者もコスメパーマにしてからダメージが減りましたし、美容師さんもパーマをしっかりかけつつダメージを最小限にしたいときにはおすすめとお話がありましたよ。

髪がペタンとなってしまう人

どんなに髪をセットしても、すぐに髪がペタンとなってしまう人は、髪にあまりコシがないケースです。

髪にコシがないと感じている人は、強いパーマ剤を使ったパーマは使わない方がいいでしょう。

髪にコシがないとパーマのもちも悪いですし、さらにパーマのかけすぎで髪が痛む可能性が高いので、パーマを工夫することが重要です。

ダメージの弱いパーマ剤に変えてもらうなど、美容師さんと相談してみましょう。

スタイリング剤を変えてみる

パーマを長持ちさせることでパーマのかけなおし回数を減らすことができ、髪へのダメージを最小限にすることができます。

パーマはスタイリングを楽にしてくれるものですが、スタイリング剤を変えることで、パーマがよく出てグッとおしゃれの幅が広がります。

しっかりパーマを出したい場合は固めのスタイリング剤、ふんわりと出したい場合は柔らかめのスタイリング剤を使ってみるのがおすすめ。

つけるスタイリング剤の量は少量にしておきましょう。

あまり多くのスタイリング剤を使うと、スタイリング剤の重さでパーマのウェーブが出にくくなるので、ここはグッとこらえて少量でパーマ感を出していきましょう。

パーマは薄毛との直接的な関係は薄い

パーマが薄毛に与える影響は、直接的には薄いと考えてよさそうですね。

パーマで傷んだ髪とどう向き合っていくのか、どうケアをしていくのかで、将来薄毛になるのかが決まると言っていいでしょう。

パーマを楽しんでヘアアレンジを考えたりすることで、女性ホルモンが活性化されて薄毛の対策にもなります。

もしパーマで薄毛になってしまうかも…と思ったとしても、日常のケアやパーマ剤の選び方を大切にして、これからもパーマでおしゃれを楽しんでいきましょう。